浅草岳


- GPS
- 08:44
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,265m
- 下り
- 1,316m
コースタイム
天候 | 曇のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
浅草岳開山祭のため、係員に誘導され特設駐車場に駐車。 ここから田子倉只見沢登山口まで送迎バスを利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは登山口にあります。 本日は開山祭のため、受付にて登山届を提出。 田子倉只見沢登山口ー浅草岳 山頂直下の連続する鎖場やトラバースでは慎重に通過して下さい。 浅草岳ー入叶津登山口 降雨や融雪で足場の悪い箇所がありますので注意し て 通過して下さい。特にロープが設置されている箇所は慎重に通過して下さい。 何箇所か残雪がありますので注意して通過して下さい。 |
その他周辺情報 | ー磐越道を利用の場合ー コンビニエンスストアは会津坂下IC下りて直ぐのR252沿いのセブンイレブンかその先のファミリーマートを利用の事。(飲料・行動食等) 只見町内にコンビニエンスストアなし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
虫よけスプレー
|
---|---|
備考 | 山頂直下の鎖場や中腹でもトラバースでロープを操作しますので手袋は必須です。 登山口から山頂まで人型になる位にブヨを引き連れますので、虫よけスプレーの持参と2時間おきに塗布する事を推奨します。 |
感想
鬼ヶ面山とか貉沢カッチのピークの名から、あたかも魔物が棲み人を寄せ付けないかのような畏怖の念を抱いていた浅草岳。開山祭の知らせを知り、開山祭であれば虚構の魔物も少しはおとなしくしてくれる筈と思い込み浅草岳の開山祭に参加して来ました。
登山ルートは、田子倉只見沢登山口⇒浅草岳⇒入叶津登山口
集合時間 早朝5時30分 集合場所 JR只見駅
田子倉只見沢登山口までの送迎バスを待って並んでいる時、郡山から参加の男性二人と話が盛り上がり、この場で即席パーティーが出来上がり下山までご一緒させて戴く縁になりました。
開山祭の神事を終えて、登山者は一列に登山口に向かいます。(参加者 推定200名)
即席パーティーは郡山から参加のお一人に先頭お願いして、後をついて行く隊列で進みます。只見沢の沢沿いを過ぎると、樹林帯の中を本格的な急登が始まります。大久保沢の水場を見落とすほど辛い登りでした。
それでも登山道でギンリョウソウやアカモノに出会えて登りの辛さを忘れさせてくれました。圧巻は目に飛び込んできた衝撃的な真っ赤な雪椿。この後、しばらくは小林幸子さんが唄う「雪椿」が頭から離れませんでした。
尾根に出ると視界が開け、田子倉眺メでは高度感抜群の田子倉湖や鬼ヶ面眺メでは迫力ある岩壁に度肝を抜かれました。
あいにくの曇り空で山頂での眺望はありませんでしたが、登頂を果たした喜びと即席パーティーの一員として山頂で寛げる贅沢な時間を過ごしました。
下山でも見所満載であり、池塘が点在する大草原の天狗の庭、この時期でも楽しめる大雪渓、菅家只見町長自慢のブナ林に安堵しました。
下山途中で本格的な降雨に遭いましたが、それを忘れさせるほど楽しめた山行でした。
今回の登山ルートは安全面でも、とても配慮された設定と感じました。実際、降雨に遭いましたが、登りは急登があるコース、下山は一転して比較的緩やかなルートを時間をかけて下りる事で滑落のリスクを回避しているのでしょう。
入叶津登山口では麦茶や冷し甘酒が振舞われていました。
その後、乗合タクシーで集合場所のJR只見駅まで戻りました。
とても楽しく質の高い山行を経験させて戴きました。最後までご一緒下さった郡山から参加の男性お二人と開山祭関係者の皆様にお礼申し上げます。
景色でも植物でも人を引き付ける魅力の持つ浅草岳。
来年も参加したくなる開山祭でした。
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