記録ID: 1191737
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無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊
真夏に谷川岳に登るのは間違っているだろうか?
2017年07月09日(日) [日帰り]
群馬県
新潟県
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:56
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 987m
- 下り
- 1,709m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 7:56
距離 12.5km
登り 1,002m
下り 1,711m
12:34
12:43
10分
休憩
17:18
天候 | 快晴 非常に暑い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路 上越線土樽駅 上越新幹線越後湯沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはベースプラザに、届はコンパスから提出。 ・天神平から谷川岳まではいつもどおり、肩の小屋直下の雪渓がまだ残っている。 ステップは切ってあるので登りでは軽アイゼンはいらないが、時間がたつにつれ 緩んでくるので下りはストックが合ったほうが良い。 ・谷川岳から一ノ倉岳までは、蛇紋岩の岩場の尾根歩き、鎖場もあるし歩きづらい。 ノゾキは高度感が非常にある。鞍部からの一ノ倉岳への登り返しはキツいが鞍部まで ほど危険はない。 ・一ノ倉岳からは緩やかにアップダウンする稜線歩き、下り始めてすぐ雪渓がある。 再び茂倉岳まで緩やかに登り返す。茂倉岳から避難小屋までは歩きやすい下り。 避難小屋から矢場ノ頭までは岩尾根の下りで2回ほど登り返しがある。 ・矢場ノ頭からは木の根が露出して歩きにくい下りが続く、段差が大きいのと滑りやすいので要注意。 一段落するとしばらく緩やかな下りになるが、そこを過ぎると粘土質の滑りやすい急 な下りが続く、トラロープが多数あるので滑りそうなときは使用したほうが良い。 |
その他周辺情報 | 今回は立ち寄りなし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
スパッツ
チェーンスパイク
膝サポーター
|
---|---|
備考 | 芍薬甘草湯 効き目抜群だったが、塩飴だけでなく塩の小袋があったほうが良いかも。 |
感想
一昨年はお盆頃、昨年は5月終に登った谷川岳。
今年は、山開き1週間後に挑戦。
いつもは、ロープウェイピストンだが、少し長く
歩きたくなったので、一ノ倉岳、茂倉岳を経て、
土樽駅まで歩く計画を立ててみた。
好天でバスも登山道も人だらけ。
日差しが強く暑い上、風もあまりない。
それでも、谷川岳までは順調だったが、一ノ倉岳
の登り返しでヘロヘロになる。
暑すぎて食欲もないので、甘酒ゼリーと塩飴でエ
ネルギー補給しながら歩くが、ペースは大幅にダ
ウン。
気持ちよいはずの稜線歩きと雄大な景色もどこか
他人事だ。
矢場ノ頭からの下りは、予想以上の木の根地獄で、
右足の中指、右膝、左足の外側付け根が攣り掛ける。
大きく木の根を乗り換えたところで、遂に両足が攣った
ので、芍薬甘草湯を飲んで暫し休んだ。
足は回復したが、この遅れは致命的で、蓬橋の最終バス
には間に合わない。
流石に腹も減ったので土樽駅で、昼飯用の握り飯、越後
湯沢駅でサンドイッチを全て平らげてから帰宅した。
非常に良い天気だったが、暑すぎて遠方の景色は霞み、
体力的にもきつ過ぎて稜線歩きを楽しむことができな
かった。
真夏に谷川岳を登るのは間違っているようだ。
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コメント
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juusinn005さん 初めまして
同じようなルートを同じように歩いた者です
酷暑の中、谷川岳を歩くことの是非を自問自答しています
素晴らしいルートなのに「稜線歩きを楽しむことができな かった」
気持ちは全く同じですね(^_-)-☆
待ちわびたはずの晴天だったのに
今回だけは灼熱の太陽が恨めしく思えました
山行記録を改めて拝見したら・・・
6月4日にも白毛門でお会いしてますネ!
お互い随分と気が合う事でございます
BOKUTYANNさん、はじめまして、こんばんわ。
記録を拝見しましたが、自分よりも過酷な道のり、しかも2日連続で
お疲れ様でした
ホームの丹沢では確実に熱中症になりそうだったので選んだ谷川岳
でしたが、こちらのほうがきつくなるとは思ってもいませんでした
白毛門でお会いしたこと、ご指摘頂くまで気づきませんでした
また谷川山系でお会いするかもしれませんね。
その時はお声がけください
ごめんなさい。
辛い思いをしているjuusinno005さんを置き去りにした中年夫婦です。
私たちも夏の谷川岳に苦しまされました。矢場ノ頭からは悲壮感が漂っていました。
今、思うとああすればこうすれば良かったということばかりです。
念願叶って左右の絶景を見ることができましたが、次はないとおもいます。
ryoutanさん、こんばんわ。
ご心配いただきましてありがとうございます。
盛夏の登山で足攣るのは用心していてもよくあることなので
さほど気にはなりませんでした
雄大な景色が左右に広がっていて目に写っているのに、何も
感じない、自分の頭の上から別の自分が見ているような感覚
になったのは久しぶりでした。
今、思い返すと随分ともったいないような気がするので
秋にまた歩いてみようと思います
こういう高山って真夏にこそありじゃね?と思っていたのですが
本当の真夏だと真夏なんですね(苦笑
こんばんわ。
景色が雄大だし、残雪があるので高山のように見えますが、
実は谷川連峰で一番高い山でも大菩薩嶺より低いのでした
2,000mクラスの山は真夏には向かないかもしれませぬ
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