城山(湯河原):やっぱり道はなかった!半袖隊長、猛烈なやぶ漕ぎ後に即撤退

- GPS
- 04:59
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 652m
- 下り
- 637m
コースタイム
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 4:59
→→→判定「●EK24〜32未満 ふつう」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
合計距離: 13.18km /最高点の標高: 538m /最低点の標高: 0m
累積標高(上り): 744m /累積標高(下り): 723m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)
【参考文献】新・分県登山ガイド13神奈川県の山(山と渓谷社2017年版)
28城山:頼朝ゆかりの史跡を訪ねてハイキング
| 天候 | |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2017年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
【復路】真鶴駅1420 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
★コース状況 【全般 【真鶴駅〜城山】 ●真鶴駅から城山山頂までは、初心者・初級者向けのハイキングコース。 ●山頂直下までは舗装路が続き、最後の900m(直線距離)のみ平坦な山道。 【城山〜湯河原温泉街】 ●道はなく、完全な藪漕ぎ。 ●地形図には温泉街まで下る登山道(破線)が引かれているが、最後の数百米を除けば雑木林が続く ●枝に赤テープや杉の幹に赤リボンが巻かれている箇所も複数あったが、それが何を示すのか分からず。 ●中間地点で都市ゴミ(ブラウン管もあった)が散乱しており「この先には踏み跡があるか?」と期待したが・・・何もなかった。 ●民家横の道路に出て来た時は、心底、ホッとした。 【湯河原温泉街〜真鶴駅】 ●交通量が道路歩きだが、相模湾に沿った部分はそれなりに快適。 ●真鶴道路に進入しないように注意。 ★水場 ★渡渉箇所 ★泥濘状況 ★積雪・残雪 ★蜘蛛の巣 :なし☆半袖 タイム:終日★半袖 出会い指数:なし(ハイカーとの遭遇ゼロ)☆半袖 驚かれ指数:なし★入山者 城山:ライダーらしき二人組 |
| その他周辺情報 | ★登山ポスト ★トイレ ★駐車場 ★携帯 :圏内★温泉 ★飲食店 ★酒類調達処 ![]() :ニュ−デイズ真鶴駅★前泊施設 |
写真
感想
株主優待券消化の山行6日目。
今回は小田急が対象のため、丹沢か、あるいは小田原のまだ先の箱根辺りかなぁと考えていたところ、今春の残念山行を思い出しました。
その残念山行とは・・・、
湯河原の城山から温泉街に下って日金山に登り返し、最後は熱海に下るとの計画を立て実践しました。
しかし城山から湯河原温泉街に下った積りだったのに、いつのまにか他の登山口へ下ってしまいました。
⇒2017年04月23日(日)
南郷山・幕山・城山:熱海に向けて赤線繋ぎも途中撤退、半袖隊長、神奈川県の山2017年版に掲載の山を完登
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1113118.html
「どこで間違えたのだろう?でも間違うような箇所はなかったはずだが・・・」
とず〜っと気になっていました。
いつかもう一度実証実験しに行かなくては・・・と思い、山行計画機能を使ってモデルコースに赤線を引っ張ろうとしたところ、あれぇ?と愕然。
地形図には何本かの道が載っているのに、オレンジドット線がどこにもないのです。
またヤマレコに収録されている山行記録を見ても、温泉街に直接下りる道を採り上げた内容は皆無です。
…と言うことは誰も歩いていない?
…地形図上の道は実際にはない?
山と高原地図には、引いてあるのかないのか分からないくらいに薄い色の破線があります。
でも、これだと果たしてこれは道があることを示してるかどうか分かりません。
こうなったら試しに自ら体験して来るしかありません。
…と言うことで今回の計画を練り上げました。
城山から湯河原温泉街に順調に下ることが出来れば、そのまま日金山に登り返し、熱海に下るのです。
しかし・・・城山から温泉街に下る道はありませんでした。
道がないどころか、雑木が生い茂り、強力な弾力の蔓、棘棘の木などに四苦八苦。
やはり訳の分からん所を登るならまだしも、下るのは危険ですなぁ。
這う這うの体でなんとか下山したものの、その後はすっかりやる気が失せて、真鶴駅まで逃げ帰った次第です。
結果として、想定より早い時間に山行終了となったため、帰宅する前にお袋殿の許を訪ね、散歩がてらスーパーに連れて行き、戻って来てからは風呂に入れることが出来ました。
転居後は、独りで風呂に入るのは怖いとの理由で、風呂に入りたがらないのです。
外出も然り・・・戻って来れなくなったらどうしようとの不安感が先立ち、独りでの外出を嫌がります。
「なぜここにいるんだろう」「いつ自宅に戻れるのだろう」との会話はやはり連日行われています。
自宅への思いが強いのは皆が持つもので、不思議なことではないのです。
さて、近々、「湯河原駅⇒岩戸山⇒日金山⇒来宮駅⇒熱海駅」との王道を歩いて、熱海駅まで赤線を伸ばそうと考えています。
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
コメント
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ゆけー ゆけー 〇くち ひろーしー たんけんたい
というわけで レコになく、 地図では まぼろし?の
コースを 探検してしまうのは さすがです
最後に まぼろしの みちは 存在した
となるのかと 思いきや、、。
しかし この辺りは 海の近くで 明るい雰囲気、
食べ物も豊富 柿やミカン、、
消化戦お疲れ様でした、名誉の負傷ですねー
tsui
地形図にはこれだけ多くの「道(点線)」が載っているし、さほど標高のない山なので、何らかの作業道ぐらいはあるのでは・・・と期待していました。
しかし、見事なまでに裏切られました。
写真で見るとそれなりに踏み跡があるように思えますが、現実には「倒木を乗り越え、蔓や枝を振り払い、押し退け、時には中腰以下で潜り抜け」を繰り返していました。
進むも地獄、戻るも地獄
結果論としては10分も歩かない地点で諦めるべきでした。
yamabeeryuさん、こんにちは。
腕の傷が痛々しいですね〜
猫と遊んでもこれほどには中々なりませんよ
湯河原の野生のサルは凶暴で人を襲ったりすると以前聞いたことがあります。
写真を見ていて、サルの群れに遭遇しないかと心配致しました。
ご無事に下山されてホントに良かったです
立石、凄いですね〜
頼朝どんだけ力持ちだったんだろ〜
激闘お疲れ様でした〜
もちろん長袖は常に持参しているのですが、まさかここまでひどいとは思いもせず、そのまま突入してしまいました。
当日は晴天・温暖にて、城山までののんびりモードを持ち込んでしまいました。
目の前の枝や蔓を押し退けようとすると、思わず「痛ぇ!」。
トゲトゲした棘がたくさん付いているんです
確かにサル軍団やイノシシ軍団に遭遇しなくて幸いでした。
もう一つ怖いのが野獣駆除用の罠(ワナ)です。
設置注意を呼びかける立て看板がなかったので、あの辺りには設置されていないのでしょうね。
頼朝って、とんでもない力持ちだったんだ!!!と拙者もつくづく思いました。
おはようございます。はじめまして。
まぼろしの道、わかります。
私も登山道とあったので探したのですがそれらしき道が見当たらず、中に入ってみるとリボンはある。でも道ではないし、どうなってるの?と枝を掻き分けて進んでみたけどやっぱり登山道なくて引き返しました。
お〜、なんと優雅なユーザーネームをお使いですね
拙者のような直截的なオッサンタイプとは雰囲気が異なります
そのような方が・・・あの城山から温泉街へ向けての直滑降下山を考え実際に行動に移されたとは意外です
過去の記録も拝見しましたが、そのような香り(fragrance)は漂ってきませんよ
さて、拙者は完璧にスマホGPSに頼りました。
大雑把ではあるけど、その破線上を歩けば何とかなるのかと
赤テープやらリボンやらがそれなりにあるので、やはり道はあるのか(あったのか)と本気モードになってしまいました。
おまけに途中にあった人口ゴミ・・・あれは何だったのだろう?と今も不思議です。
推測するに、「その昔、林業作業(例えば杉の植林)で入山した職人の休憩場所が設置された箇所で、その後植林されることなく終了し、ゴミが放置されたまま今に至る」のかと。
でも、こんな場合は、やはり引き返すのが常道ですよね
おはようございます🎵
薮漕ぎ山行、お疲れさまでした〜 (;^_^A
ご無事で何より。
さて、確かに地形図には道があり、386.1ピークの手前から西に分岐する道もありますね。でも ヤマレコユーザーが歩いた形跡(ドット)が皆無!
と言うことは、ヤマレコ内において隊長が初めて足跡をつけたことになるのかなぁ (≧∀≦)
最後に一句
薮漕ぎは 長袖着よう 熱くても
お粗末様でした (T_T)
お疲れさまでした〜 (´▽`)ノ
地形図上にはこんなにたくさん道があるのに・・・恐らく現実には椿ライン(県道75号線)の「城山入口BS」へ下る道しかないのだと分かりました。
里山にしては、ここまでオレンジドット線がない(=誰も歩いていない)道も珍しく、半信半疑で向かったら・・・まさに現実そのものでした。
腕の引っかき傷だけでなく、化繊のTシャツには穴が開くし、ユニクロ980円暖パンは引っかき傷で裂けるし・・・他にも痛手が生じました。
下手したら顔にも・・・だったのですが、それはなんとか免れました。
途中で長袖を重ね着すりゃよかったのですが、え〜い面倒だ!!・・・とそのまま。
また軍手をしていたものの、トゲトゲの枝や蔓があることを考えると、ワークマン等で売っているような作業用手袋にすべきですね。
事前に地図を見てそんなことはないだろうとは思っていましたが、山から道路への接点が「法面」や「金網フェンス」などで遮断されていなかったのも幸運だったかもしれません。
楽しいバリの季節がやってきましたね。気ままに、適当に歩いたら、こんな所に出てくるんだ〜、っていう探検隊いいですね。ど〜んとゆ〜け〜ですね。
凄いヤブなので、こりゃ長袖隊長になるべきだったんでは。
無事下山よかったです。ではでは。
踏み跡は薄くても何がしかの道らしきものがあるだろう・・・なんて考えていたら甘かった!
拙者がこれまで挑んだ藪漕ぎの中では最強勢力でしたよ。
でも登りより下りの方が難しいですね。
「コースを逸れた」と思って、短いながらも登り返したことが数回ありましたが、進むべき道らしきものが判別できました。
しかし下りはさっぱり分かりません。
GPSを見て、いつの間にか左右どちらかにはみだしたことが分かり、軌道修正も何度か繰り返しました。
今、振り返ってみれば、温泉街から日金山ピークを踏んでから熱海まで下ることが出来たように思いますが、思わぬ難敵に次への意欲は簡単に喪失しました。
精神状態をアグレッシブに保つことも重要ですね。
やらかしてますねー
でも、里山って地図に載ってなくても
いろんな道が錯綜しているように思ってましたが
全くないお山
勉強になったような、ならなかったような(笑)
無事の帰還できて良かったですね
久しぶりにやらかしました(@_@)
いや、ここまでやらかしたのは初めてです_(._.)_
南房総の竹薮の中を中腰姿勢で前進したら川に行く手を阻まれたとの苦い記憶もありますが、それはごく短区間のこと。
今回のように1時間半以上も迷走したことはありません。
また普段は何でもいいから写真を撮っちゃえ派で、次々にシャッターを押しています。
それなのに、今回は途中で18分間も写真を撮らずに道探しに専念していた時間帯もありました。
余裕がなかったんですねぇ・・・。
勉強には・・・なりませんね。
「反面教師」の一言が似合うでしょうか?
オレンジのドットが全く無くても立派な道があるところ(最近では南ア)もあれば、ドットがあっても踏み跡さえないんじゃないの、と言うとこともありますね。
ちなみにヤマレコユーザーがドットのない所にそのルートあげても必ずしもオレンジのドットに(いつまで経っても)反映されないことがあります(実証済み)。なのでオレンジのドットは過度に信用せず、参考程度にしています。
私も藪漕ぎに限らず、事態を甘く見て、判断ミスすることが多々あります。例えばもっと早くアイゼンを付けるべきだったとか、道が変だと思ったらすぐに戻るとか。最近になって、やっとそれができるようになった次第です。できるようになった理由は、経験を積んだからでは無く、単に年取って体力が無くなってきたからのように思います。体力のある若い頃はムリがききますからね。
隊長は若い人に負けないくらいの体力がおありなので、まだまだ突っ込み続けるかな、なんて思ったりしてます。
お疲れ様でした。
オレンジ・ドット線の性格?はご指摘の通りで、今回拙者が無理やり下った城山から温泉街への尾根道にはオレンジ・ドットは付いていません。
拙者も反映する・しないの根拠は分かりませんが、山行計画を作成する際に極めて便利で重宝しています。
「便利」と言う意味では、ヤマプラでささっと作成するのが至極簡単なのですが、多用される道なのか?いやそうでないのかのイメージが掴めません。
もっともヤマプラ(と言うか、山と高原地図)に山道として掲載されている段階で、あるお程度の「安心マーク」が付いているようなものですね。
でも、地理院地図で検索して、自らせっせと赤線を引いた計画の方が記憶として残って、実際に歩く際に安心感があります。
でも数ヶ月も前に引いた赤線は、歩く段になるとすっかり忘れているので、「行く前に作成する」のが肝要かと感じています(⇒トシなので覚えてられない
判断ミスする多い原因が「面倒だからもうこのまま行っちゃおう、進んじゃおう」なのでは?と思っています。
従って「判断はしている」が、「実際の行動に移さない」こと。
今回拙者も「戻った方がいいかな?」と思ったものの「中途半端に戻ってもなぁ」と突き進んでしまう。
「足指にマメが出来たかな?」と感じても、「治療するのが面倒だし時間を食うからこのまま行こう」と判断するも、やっぱり痛くなって症状が重くなる場合。
アイゼンやチェーンスパイクの装着についても同様のことが言えますね。
「ここで時間を取られたくない」との余裕のなさも、判断ミスの要因の一つかと思います。
今回は「絶対標高が低い」「すぐ下が温泉街だ」との妙な安心感があったことが背景にあると思います。
でも絶対標高ではなく標高差ですし、難路だったら標高差100mだって大変なんだ!ってことが、自分自身でまだ分かっていないのだろうと分析しています。
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