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Yamareco

記録ID: 1342563
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

伯耆大山 三鈷峰 (鳥取県)

2017年11月01日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:51
距離
9.4km
登り
927m
下り
944m

コースタイム

日帰り
山行
6:10
休憩
0:33
合計
6:43
距離 9.4km 登り 927m 下り 944m
9:10
31
下山駐車場
9:41
9:42
48
10:30
10:32
30
11:02
64
12:06
22
12:28
12:32
25
12:57
13:14
22
13:36
13:41
6
ユートピア避難小屋
13:47
13:48
26
14:14
29
14:43
21
15:04
15:05
25
15:30
15:32
21
15:53
下山駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大山寺 下山駐車場に駐車してスタート。
大山寺、大神神社奥宮から入山して三鈷峰を往復。砂すべりは厳重に進入禁止を警告していたので自重した。

大山登山マップ:http://www.daisen.jp/system/site/upload/live/23782/atc_1505228053.jpg
コース状況/
危険箇所等
道迷いはないだろうが、三鈷峰頂上直下は崩落が進んでいて慎重な通行が必要。
その他、多少の難所はいくつかあるが、注意して歩けば大丈夫だと思われる。

上宝珠越えからアプローチする砂すべりは、通行止めの状態になっている。
その他周辺情報 鍵掛け峠から大山南壁を眺めておいてもよいだろう。
下山駐車場を出発しました。大山にはしっかりした登山ポストがありますので、きちんと提出しましょう。私はオンラインで、コンパスを利用して提出をしていますので、ここでの提示はいたしません。この建物の隣には立派なトイレがあります。
下山駐車場を出発しました。大山にはしっかりした登山ポストがありますので、きちんと提出しましょう。私はオンラインで、コンパスを利用して提出をしていますので、ここでの提示はいたしません。この建物の隣には立派なトイレがあります。
佐陀川にかかる大山寺橋の上から、弥山と紅葉。
佐陀川にかかる大山寺橋の上から、弥山と紅葉。
大山寺の参道、正面に大山寺の山門があります。境内には入らずに山門の手前を左へ。
大山寺の参道、正面に大山寺の山門があります。境内には入らずに山門の手前を左へ。
大神山神社の鳥居をくぐります。
大神山神社の鳥居をくぐります。
大神山神社への参道です、このあたりは後半バテないように思いっきりゆっくり歩きました。
大神山神社への参道です、このあたりは後半バテないように思いっきりゆっくり歩きました。
大神山神社の山門です、ここはくぐって最奥まで行きます。
大神山神社の山門です、ここはくぐって最奥まで行きます。
ここから登山道になります。
ここから登山道になります。
元谷との分岐に到着。右に行けば元谷から行者道を経由して夏山登山道に合流します。今回は左の宝珠尾根へ。
元谷との分岐に到着。右に行けば元谷から行者道を経由して夏山登山道に合流します。今回は左の宝珠尾根へ。
作業用の車道に合流しました。
作業用の車道に合流しました。
鬱蒼とした森の谷筋の道を尾根に向けて登って行きます。紅葉が目を楽しませてくれます。
鬱蒼とした森の谷筋の道を尾根に向けて登って行きます。紅葉が目を楽しませてくれます。
次第に傾斜がきつく、足元も悪くなります。休憩がてら振り向くと弓ヶ浜が見えていました。
次第に傾斜がきつく、足元も悪くなります。休憩がてら振り向くと弓ヶ浜が見えていました。
ご丁寧に「登山道」という案内があります。投入れ堂の登り口のような感じです。
ご丁寧に「登山道」という案内があります。投入れ堂の登り口のような感じです。
宝珠尾根の下宝珠越に到着、ここからいくつかのアップダウンを繰り返しながら高度を稼いでいきます。それにしても登山口からの 800m で 36分かかっています。
宝珠尾根の下宝珠越に到着、ここからいくつかのアップダウンを繰り返しながら高度を稼いでいきます。それにしても登山口からの 800m で 36分かかっています。
三鈷峰が見えてきました。
三鈷峰が見えてきました。
これからあのてっぺんに上るのかと思うと、楽しみよりも不安のほうが勝ります。
これからあのてっぺんに上るのかと思うと、楽しみよりも不安のほうが勝ります。
中宝珠越に到着。アップダウンがきつく、改めてもう少し身軽であったらと思わされます。
中宝珠越に到着。アップダウンがきつく、改めてもう少し身軽であったらと思わされます。
北壁もはっきり見えてきました。光線の条件がよくないので、写りはよくない。
北壁もはっきり見えてきました。光線の条件がよくないので、写りはよくない。
案内板の左半分がなくなっているのが気になった。
案内板の左半分がなくなっているのが気になった。
三鈷峰が近くなってきた、と同時にユートピア避難小屋も見えてきた。すごいところに建てたものです。
三鈷峰が近くなってきた、と同時にユートピア避難小屋も見えてきた。すごいところに建てたものです。
ユートピア避難小屋、その左の稜線を歩いている二人が見える。アイガーのミッテルレギ小屋みたい、といえば言い過ぎか。
ユートピア避難小屋、その左の稜線を歩いている二人が見える。アイガーのミッテルレギ小屋みたい、といえば言い過ぎか。
振り返ると、歩いてきたらくだのこぶのような稜線が見える。その奥に見える端正な小山は孝霊山。
振り返ると、歩いてきたらくだのこぶのような稜線が見える。その奥に見える端正な小山は孝霊山。
これも難所のひとつ。ロープを繋ぐ鉄杭は、ぐらぐらしているのであまりあてにしてはいけない。
これも難所のひとつ。ロープを繋ぐ鉄杭は、ぐらぐらしているのであまりあてにしてはいけない。
上宝珠越に到着。そこには砂すべりへのアプローチがある。厳重にバリケードが張ってあるが、せっかくだから行ってもみたい気もする。落石や転倒に備えてヘルメットの用意さえもしていなかったので自重した。
上宝珠越に到着。そこには砂すべりへのアプローチがある。厳重にバリケードが張ってあるが、せっかくだから行ってもみたい気もする。落石や転倒に備えてヘルメットの用意さえもしていなかったので自重した。
避難小屋が近くなってきた。あの小屋の真下をトラバースするように稜線にアプローチする。
避難小屋が近くなってきた。あの小屋の真下をトラバースするように稜線にアプローチする。
稜線に着いた。三鈷峰の頂上には何人もいるようだ。気持ちを落ち着けて、三鈷峰の稜線を歩いている人のコース取りを観察する。稜線の幅が不明なので、対向者が来た場合はどうするのか不安。たまたま出会ったソロの登山者に尋ねてみると、思いやりの気持ちさえあれば「大丈夫」というお返事だった。
稜線に着いた。三鈷峰の頂上には何人もいるようだ。気持ちを落ち着けて、三鈷峰の稜線を歩いている人のコース取りを観察する。稜線の幅が不明なので、対向者が来た場合はどうするのか不安。たまたま出会ったソロの登山者に尋ねてみると、思いやりの気持ちさえあれば「大丈夫」というお返事だった。
振り向くと北壁が目に入る。
振り向くと北壁が目に入る。
三鈷峰の頂上手前の安全な場所で降りてくる人を待っている。振り返ると手前の小ピークが見える。あのピークを乗り越えるのは本日一番の恐怖だった。
三鈷峰の頂上手前の安全な場所で降りてくる人を待っている。振り返ると手前の小ピークが見える。あのピークを乗り越えるのは本日一番の恐怖だった。
北のほうも眺めてみる。
北のほうも眺めてみる。
二人で降りてきている。ルートファインディングに難航している様子。下からよく勉強させてもらえた。
二人で降りてきている。ルートファインディングに難航している様子。下からよく勉強させてもらえた。
無事三鈷峰頂上に到着した。比較的広い頂上には、先客が5人いた。
無事三鈷峰頂上に到着した。比較的広い頂上には、先客が5人いた。
頂上にて) 360度の眺望、北西方向から。米子の町と弓ヶ浜、孝霊山とその手前に大山寺の町。
頂上にて) 360度の眺望、北西方向から。米子の町と弓ヶ浜、孝霊山とその手前に大山寺の町。
頂上にて) 東へパンすると、琴浦町の風車が目に入ってきます。
頂上にて) 東へパンすると、琴浦町の風車が目に入ってきます。
頂上にて) さらに東へパンします。紅葉の山が目に入ってきます。
頂上にて) さらに東へパンします。紅葉の山が目に入ってきます。
頂上にて) 切り取ってしまえば見事な紅葉です。
頂上にて) 切り取ってしまえば見事な紅葉です。
頂上にて) 北東方向は、左から、船上山、勝田ヶ山、甲ヶ山、大きな鞍部を隔てて矢筈ヶ山が一望できます。矢筈ヶ山の手前は野田ヶ山。
頂上にて) 北東方向は、左から、船上山、勝田ヶ山、甲ヶ山、大きな鞍部を隔てて矢筈ヶ山が一望できます。矢筈ヶ山の手前は野田ヶ山。
頂上にて) 右にパンする、野田ヶ山の右に連なるのが親指ピークから振子山、その右奥にあるピークは振袖山、さらにひと峰越えた奥には蒜山三座が見えている。
頂上にて) 右にパンする、野田ヶ山の右に連なるのが親指ピークから振子山、その右奥にあるピークは振袖山、さらにひと峰越えた奥には蒜山三座が見えている。
頂上にて) さらに右にパンすると烏ヶ山が見えてくる。
頂上にて) さらに右にパンすると烏ヶ山が見えてくる。
頂上にて) 烏ヶ山と稜線の上に立つユートピア避難小屋。
頂上にて) 烏ヶ山と稜線の上に立つユートピア避難小屋。
頂上にて) そして北壁、ちょこっと見えているのが槍ヶ峰、その右に天狗ヶ峰、そして最高峰の剣ヶ峰。惜しくも弥山が入っていない。
頂上にて) そして北壁、ちょこっと見えているのが槍ヶ峰、その右に天狗ヶ峰、そして最高峰の剣ヶ峰。惜しくも弥山が入っていない。
ケルンを撮って帰り支度。もう少し長居してもよかったかな。ちょっと心残り。
ケルンを撮って帰り支度。もう少し長居してもよかったかな。ちょっと心残り。
下山開始、あの小ピークの頂点手前は要注意。
下山開始、あの小ピークの頂点手前は要注意。
ユートピア避難小屋に到着。立派で綺麗な小屋です。このあたりは6月下旬から花がたくさん咲くそうで、「ユートピア」と呼ばれるそうです。個人的には、花よりも人が少ないほうがいいかな。
ユートピア避難小屋に到着。立派で綺麗な小屋です。このあたりは6月下旬から花がたくさん咲くそうで、「ユートピア」と呼ばれるそうです。個人的には、花よりも人が少ないほうがいいかな。
一休みして帰途につきます。三鈷峰の見納めです。
一休みして帰途につきます。三鈷峰の見納めです。
ちょっと下って、避難小屋の見納めを。
ちょっと下って、避難小屋の見納めを。
これが最後の三鈷峰とユートピア避難小屋。
これが最後の三鈷峰とユートピア避難小屋。
登る時には撮れなかったチムニー。こんな感じでロープが垂らされている場所が何ヶ所かあります。
登る時には撮れなかったチムニー。こんな感じでロープが垂らされている場所が何ヶ所かあります。
下宝珠越に到着、尾根歩きは終わりです。
下宝珠越に到着、尾根歩きは終わりです。
午前中とは光線具合の異なる紅葉の木々。
午前中とは光線具合の異なる紅葉の木々。
大山寺まで降りてきました。橋の上から三鈷峰を見上げました。
大山寺まで降りてきました。橋の上から三鈷峰を見上げました。
日野川沿いの土手から眺めた大山と、左にこぶのような三鈷峰。
日野川沿いの土手から眺めた大山と、左にこぶのような三鈷峰。

感想

かねてから念願だった三鈷峰に登る事ができて感激しました。
事前調査の段階では結構危険なところだときかされていましたが、多くの人が実際に行き来しているようなので、慎重に歩きさえすれば大きな問題はなかった。山頂からの360度の眺望は非常に新鮮だった。次回は、三鈷峰から眺められた山並みを歩く計画を立てようと思った。

期待していた砂すべりを降ることは、残念ながら見送ることにしました。

※ 平日のこの日出会った登山者は23人くらいだった。

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