ゆく年くる年 雲取山


- GPS
- --:--
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,150m
- 下り
- 2,318m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 4:00
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:00
ということで三度目の正直的な山納めを企む、泊りだと2018年の山初めにもなって一石二鳥。
天候 | 12月31日 曇りのち晴れのち曇り、1月1日 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 西武観光バス 大輪停留所、秩父鉄道 三峰口駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
軽アイゼンがあると安心(半数くらいはつけていたと思う) |
写真
感想
二度目の山納め(サイクリング)もタイヤのパンクなどあり不本意な形に終わる。
このまま2017年を終えるのはくやしいので大晦日に三度目の山納めを計画する。
目的地はすんなりと雲取山に決まったが31日の天気予報が雨または雪。
一旦白紙に戻しかけたところで、心の中のあおいちゃんが呟いた。
『諦めて妥協するなら、諦めないで後悔した方がいいんじゃないでしょうか?』
その言葉に背中を押され出発するが、出がけに雨が降り始め早速後悔する。
今回も18きっぷを利用、東京駅と青梅駅で乗り換えて奥多摩駅に到着。
一本早いバスには乗りそこね、13時58分発のバスに乗り鴨沢停留所で下車。
鴨沢からは二回目、やたら長かった記憶があるが前回は登り3時間半くらい。
最初は一般登山客と多くすれ違ったが、途中からはトレランの方ばかり続く。
勾配が程良くゆるやかに整備され、確かにトレラン向きな道ではあると思う。
日没まで着かないのは分かっていたが、少しでも明るいうちに歩を進めておく。
途中何人か抜いて七ツ石小屋分岐のあたりで日没を迎え、暗くなり始める。
月が明るいのでライト無しでも歩けるほどだが、ヘリポートの辺りで点灯した。
凍結を見込んでザックに納めた12本爪を出発直前に軽アイゼンに入れ変えた。
その軽アイゼンも結局使わなかった(翌日は北斜面なので使ってもよかった)。
雲取山避難小屋に到着、板の間と土間に数人分のスペースが残っていた。
満員を予想して、ビヴァークも可能なようツェルトとゴア製シュラフカバー、
ダウンなどの防寒着を余計に持ってきたが、小屋内は暖かく必要無かった。
外に出てお湯を沸かしカップ麺の年越しそばを食べ、晩酌して眠りについた。
早寝したため24時前に目が覚めてしまい、晩酌の続きをしながら年を越す。
少なくとも小屋内では一斉カウントダウンみたいなイベントは無かった。
4時頃から人の動きが出始めて、段々と小屋内から人がいなくなり始めた。
こんな暗いうちに皆どこ行くのだろう?と考えながら寝袋の中で微睡む。
6時を過ぎようやく重い腰を上げ、荷物のパッキングをして小屋の外に出る。
空は既に明るく、10分ほどすると東の空から2018年初の太陽が昇り始めた。
晴れ渡った空を照らし、山々を赤く染める新年初めてのモルゲンロート。
その場で同じ日の出を見てる人たちと感覚を共にしている昂揚感を覚えた。
避難小屋横の雲取山山頂標識には、山梨県百名山と書かれていたので、
東京および埼玉側の山頂標識に移動、こちらの方が人が多く集まっていた。
奥秩父山塊の向こうには南アルプスや八ヶ岳、南側には富士山が綺麗に見える。
景色を目に焼き付け下山を開始、雲取山荘までは下山者の行列ができた。
雲取山荘に着くと人垣ができていて、ちょうど餅つきを始めるところだった。
せっかくだから餅つきに参加させてもらい、あんこ餅のお裾分けを頂いた。
そこから先は嘘のように人が減り、登山者、下山者合わせて10人程しか会わず。
三峯神社へと続く道は北斜面になるため、奥多摩側よりも雪は残っていた。
順調に下山するとお昼前には三峯神社に着いてしまうが14時までバスは無い。
なので奥の院に寄り道していくことにする、途中道を誤って少し回り道した。
奥の院は妙法ヶ岳と呼ばれる峰に据えられ、周囲360度を見渡す事ができる。
ようやく三峯神社に到着、限定の白いお守りの販売引換券を貰い境内に入ると、
長い行列ができていて参拝に1時間以上かかるだろう、という声を聞き諦めた。
バスまで1時間ほどあるので表参道を下山し大輪バス停から乗ることにした。
途中氷柱が垂れている滝で休憩しつつ、14時すぎに大輪バス停に到着。
すぐバスがあると思ったが、実際には正月ダイヤで50分近くバスが無かった。
幸いバス停近くのうどん屋さんが営業していたので昼食がてら入店する。
「ずりあげうどん」という聞きなれない品書きがあったので注文してみた。
何のことはない普通の釜揚げうどんだったが、うどん自体とても美味しく、
副菜に頼んだ舞茸の天婦羅や、芋や大根の煮物などの小鉢がつき大満足だった。
食後にコーヒーを勧められたが、時間が無いため遠慮してバス停に向かった。
遅くなりましたが明けましておめでとうございます!
年越しは雲取山で過ごされたんですね!
わたしも雲取と三ッ峠のどっちで年越すか悩んだんですが三ッ峠の方が楽そうだったので雲取は別の機会にしてしましました(;・∀・)
2017から2018の年越しもあってやっぱり人多めですねー昨年よりは少なかったかもしれませんが。
下山ルートを秩父方面というのも実は狙ってまして、そのまま三峰神社で参拝というご利益ありそうな山行はいずれチャレンジしてみたいと思います。
今年も素敵な山行レコ楽しみにしております!
どうぞよろしくお願い致しますm(__)m
明けましておめでとうございます
当初山で年越しするつもりは無かったのですが急遽雲取山に行ってきました。
秩父へ抜けるプランは夜祭の時に一度組んだのでスムーズでした。
三峰神社は境内のはじから参拝くらいできるかな、と思ってたのですが
そこまで行く行列に萎えました、また夜祭の時狙ってみようと思います。
天気にもめぐまれ、良い年越しができました。
今年もよろしくお願いします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する