会津(博士山、小野岳、志津倉山、矢ノ原湿原、駒止湿原)
福島県
nomoshin
- GPS
- 38:39
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,043m
- 下り
- 2,039m
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標高グラフを拡大| 天候 | 【20111009】快晴 【20111010】曇りのち快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・博士山の大成沢側登山口(道海泣尾根コース)付近は二車線舗装林道が出来上がっていて、古いガイドブックを参照していると分かりにくい。博士トンネルまで行ってしまうと行き過ぎ。駐車場は5〜6台程度。 ・その名の通り、道海泣尾根は急登。木の根などに助けられながら登る。 ・小野岳大内登山口は国道131号線から砂利道を登ったところ。駐車場は10台程度。 ・志津倉山登山口は舗装された道。駐車場は6〜7台程度。二子岩コースは廃道化している。シャクナゲ坂は道海泣尾根に負けず劣らずの急登。稜線から本峰へも廃道。 ・駒止湿原の入口は北側(昭和側)と南側(田島・針生側)の2つがあるが、北側は砂利道で、南側は舗装されている。大谷地が周回コース(一方通行)となっていることも含めると、南側の整備されている方からが推奨。 自宅2355(10/8)≒大泉IC≒川口JCT≒215那須高原SA230≒235白河IC≒430大成沢≒(新しく道ができていて少々迷う)≒510博士山登山口駐車場540―水場・道海泣尾根取付―640シャクナゲ洞門―700稜線(近洞寺山分岐)―730社峰―746博士山810―社峰825―845道海泣尾根分岐―858近洞寺山―920東へ折れ支稜へ―940谷筋に降りつく―946下山口(二車線舗装)―952大成沢(林道博士線)分岐―1002博士山登山口駐車場1015≒1016博士トンネル≒会津美里≒1115小野岳大内登山口駐車場1130―1146小野の泉―1206ジャンクション―1229稜線(右へ・左は下郷線送電鉄塔No.7)―小ピーク―1316小野岳1346―1351小ピーク―分岐(⇔1435下郷線送電鉄塔No.7)―1448小野の泉―1500小野岳大内登山口駐車場1507≒西山温泉山村公園・せいざん荘(入浴￥300)1745≒1845道の駅「会津柳津」(車中泊)450≒540志津倉山登山口駐車場610―615細肥土コース分岐―641二子岩コース(廃道)分岐―708大沢コース最後の水場(右岸→左岸)720―731シャクナゲ坂―735屏風岩―748三本松―805稜線(本峰分岐)―815志津倉山915―928稜線から北へ下る―940細肥土―糸滝945―1003ブナ平―1018大沢コース分岐―1022志津倉山登山口駐車場1037≒大辺峠1048≒昭和≒1113矢ノ原湿原(代官清水・源兵衛清水)1150≒高清水公園(ヒメサユリ群生地で有名らしい)1227≒1315駒止湿原(田島・針生側駐車場⇔大谷地⇔白樺谷地⇔水無谷地⇔昭和側駐車場)1550≒1630道の駅「たじま」1644≒1700塩原温泉・華の湯(入浴￥700、中生￥600)2000≒2020道の駅「湯の香しおばら」2200≒西那須野塩原IC≒2300佐野SA≒浦和料金所000≒大泉IC≒045(10/11)自宅 |
写真
【博士山】登山口。大成沢から舗装された博士林道を登っていき、T字路を左折した先の右側にある。駐車スペースは、ほんの10mほど手前の左側。
拍手登山口。大成沢から舗装された博士林道を登っていき、T字路を左折した先の右側にある。駐車スペースは、ほんの10mほど手前の左側。
【小野岳】大内登山口から歩きやすい道を森林浴しながら進む。道海泣尾根の急登を午前中に体験済みだったので、登りも平坦に感じるほど(笑)
大内登山口から歩きやすい道を森林浴しながら進む。道海泣尾根の急登を午前中に体験済みだったので、登りも平坦に感じるほど(笑)
昭和村から広域農道に入って、矢ノ原湿原に立寄ってみました。なんでも、この地域で二番目に古い湿原だそうです。
いちどいってみたいと思っていた駒止湿原にも寄りました。田島(針生)側から入りました。
感想
・10月の3連休、全国的にお天気も良さそう。都合で初日は使えないので、1泊2日まで。ここのところ奥多摩に続けて出かけていたが、混雑するのは嫌気がさして、さてどこに行こうか?
・山岳図書「静かなる山」を参考に、会津地方へ。福島県を応援する意味も込め。
・まずは、博士山(不肖ながら、博士なので!?)。一等三角点百名山にも選定されています。東北百名山にも。
・途中少々迷ったものの、未明に登山口についたら、多摩ナンバーのワゴンとテントがいくつか。テント撤収中の方に話を伺うと、今日はこれから、志津倉山へ移動するとのこと。3連休を利用して南会津の山を固め打ちされているそうでした。ということで登りだしたときには、駐車場には自分の車一台きり。
・道海泣尾根は確かに急坂。でもその分、ぐんぐんと高度を稼ぐので、効率良い。
・博士山山頂も独り占め。「静かなる山」を実感。但し、下山しようとしたら、近くの藪でガサゴソと音がし、獣臭を残して、下っていく足音が。鹿とは違ういびきのような声も聞こえたので、熊だったのかも知れません。姿は見えなかったので確認はしていませんが。
・下山して駐車場に戻ると、練馬ナンバーの車が一台来ていましたが、それだけ。結局、山の中では、一頭の獣くんとニアミスしただけで他には誰にも会いませんでした。
・下山時刻が早かったので、午後はまだ登っていない小野岳まで足を延ばすことに。こちらも東北百名山。
・大内宿側の登山口から往復しました。登山口には先着していた車が2台。スタートが遅かったので、登っている途中でお会いし、その後はだれにも会わず、またもは山頂は独り占め。大戸山が対面に大きな存在感。
・初日は、西山温泉で汗を流し、道の駅「会津柳津」にて車中泊。この道の駅の隣にはスーパーがあって、買い出しができて便利でした。
・二日目は、志津倉山へ。こちらも東北百名山。登山口の駐車場についたのは一番乗り。
・すばらしい森林の中の谷沿いを進んで、雨乞岩を観賞し、尾根取付(最後の水場)で小休止。道海泣尾根に負けず劣らずの急なシャクナゲ坂を登って、稜線へ。右へすこしで志津倉山山頂。
・山頂でのんびり休憩していると、男性3女性1の青森のパーティが追いついてきましたが、話をしてみると、東北百名山を固め打ちされているそうで、昨日は博士山、今日は志津倉山の後に七ヶ岳、明日は田代山と三ツ岩山、そして最終日の明後日には本名御神楽岳、のご予定だそうです。山頂で記念撮影するとザックを降ろすこともなくすぐに下山して行きました。
・志津倉山頂は南側と北側が開けていて、展望が素晴らしい。北側は、飯豊連峰こそ見えませんでしたが、御神楽岳が目を惹いた。貉ヶ森山の山並みがその左手に。御神楽岳から右手にも、笠倉山〜鍋倉山〜談合峰〜沼ノ峠山〜国土山〜高陽山〜黒男山というあまり名前を聞くこともない山々。さらに右に目をやると整った独立峰が見えるが、20万図「新潟」で確認すると、どうやら日向倉山らしい。
・南側はさらにすばらしい展望で、見えるべき山はすべて見えたのではないかと思われた。左側から、名だたる山々:那須連峰、男鹿岳、七ヶ岳、荒海山、高原山、帝釈山、女峰山、男体山、奥白根山、会津駒、丸山岳(5月に行った!)、会津朝日岳、燧ヶ岳、至仏山、越後三山、などなど
・下山路も、糸滝やブナ平などの見どころがあって、楽しいコース。駐車場に戻ると6台の車が。志津倉山は、駐車場までのアクセスさえクリアすれば、短時間で頂上に立てる割に、見どころや変化もあって、とてもお薦めの山ですね。
・午後は、矢ノ原湿原と駒止湿原を散策。駒止湿原では、湿原を渡るそよ風が気持ちよく、風と会話しながら、のんびりと草紅葉を愛でました。
・最後に塩原温泉で汗を流し、渋滞をさけるべく道の駅で仮眠してから帰京しました。
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