花鳥風月文殊山【ほんと良い季節になったもんだ】



- GPS
- 03:47
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 519m
- 下り
- 503m
コースタイム
- 山行
- 2:46
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 3:46
天候 | 宇宙の果てまでいいお天気 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
春の使者であるカタクリ開花とも相まって大勢のハイカー様の中古車でいっぱいでありますた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は無し。 道幅も広く傾斜もなだらかですので小さなお子様連れのファミリーハイキングにも最適よ。 ただしトレランをされているお方も何人かお見受けいたしましたので接触及び衝突等に注意いたしましょうね。 またトレランのお方にしましても後方から追い越しをされる際にはひと声掛けていただきますと誰も歓迎しない衝突事故は極力防げられると思いますので是非ともお願いいたしますわ。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴は白山市徳光SA隣接の松任海浜CCZ温泉でダブンよ。 |
写真
誠に僭越ながら自身第二回目となる花の文殊山を表敬訪問させていただく事にいたしました。
こちらのお山は登山口があちらこちらに存在するのでありますけれども「果て?、他の取付きポイントはどこから登るんだっけ?」と不安ばかりが募り結局調べる気は全く無し。
今回もバカの一つ覚えでまたこちらから登る事といたしますわ。
駐車場には春のお花シーズン到来ともあってパッとしない一般大衆車ばかりがズラ〜リと勢ぞろいしていたわよ。
どうやら私も含めてお金持ちは誰一人いないみたいですわね。
(ほっとけ!)
申し遅れますたが今回は相方のハニーちゃんは会社のイヤン旅行でおいでません。
で、今回もひとりで陰気臭く物思いにふけるお山歩きとなっちゃうのかなと思っていたところ、「私が一緒に行くわ!」と天の御声が届きマスタ。
今回同行及び解説していただきますたのは写真と納豆とチェブラーシカが大好きな乙女のhanaちゃんです。
今日はヨロシクお願いいたしマス。
私が二上コースを選んだ理由がコチラよ。
くどいようですが他のコースの取付き場所に辿り着ける自信がないと言うのは忘れていただきたいわ。
いいですか?
森オタクの私はね、この竹林を避けて通るなんて事は断じてあり得ませんのよ。
ホ、ホ、ホント癒されるわ〜。
ほらね!
このコースを選んだおかげでスゥバラシー出来事が起こったわ。
「あのう、もしかしてMillerさんですか?」。
「はい!、今はMillerです(普段は反町ですが…)」。
なんとなんと、御声を掛けてくださいましたのは昨年の荒島岳と白山でお会いしたRICOちゃんさんでした。
今回も春一番のお花の出会いと参拝の為に御越しになられたようですねん。
お山や自然にお詳しい彼女とお話いたしますと私もワクワクウキウキしちゃって楽しくて楽しくて…。
RICOちゃんさんと言えばコブタちゃん。
Millerさんと言えばダンボー君。
旬のお花のショウジョウバカマと共にお互いハニカミながらのツーショットといきましょう。
RICOちゃんさん、今日は嬉しかったよん!
今朝はここ最近にしては冷え込んだ朝となったわ。
だけどこのヒンヤリ感がまたキモチーのよ。
そすて木陰から日向に出た瞬間などはお花の花びらが開いたように心もパッと花開く爽快感に満ち溢れるわ。
もちろん春はお花も待ち遠しかったのですが、森オタクの私としましてはそれ以上に新緑も待ち焦がれているのであります。
秋の紅葉はその年によって当たり外れがございますけれども春の新緑は毎年優れた結果を出してくれるのでいつも元気の源の活力とさせていただいていますわ。
まずは一つ目の頂をあっさりと攻め落とし我が加賀前田軍の支配下といたしますた。
だけど近辺には敵陣柴田軍の小さな子供がおにぎりを幸せそうに頬張るなど長閑な雰囲気を醸し出せ、張り詰めた緊張感などは微塵もなかった。
本峰の最高峰を目指して進軍開始。
まぁ、私にしてみりゃ最高峰制覇なんぞは二の次 三の次でありますて今一番ワクワクしているのは頂上直下にございます「パープルワンダーランド(カタクリ群生地)」しかございませぬ。
それそれ〜!
「おおーっ!キタキタキターっ!」。
今回は見事に花期をドンピシャと当てちゃったもんね。
辺り一帯の斜面は全てパ〜プルパ〜プルに支配され、もうため息が出るくらいス〜バラシイに尽きますたわ。
想いが叶った。
今年の文殊山カタクリの花期を見事に当てたのに加え、念願だった幻の美白の貴婦人さんにも出会えることが出来ますた。
もうこのサプライズには私もhanaちゃんもワッショイ×2ですわ。
「おおーっ!、ピンクも可愛いジャン[[flower]]」。
群生地では天使のような白いカタクリさんに話題を総なめされていましたが、艶やかさ及び可愛さではコチラも負けてはおりませんでしたわよ。
文殊山最高峰であります大文殊に到着したわよ。
お昼時の山頂は結構な賑わいを見せていましたが、この麗らかな陽気とは対照的に昨年の台風で甚大な被害を受けた本堂の痛々しい姿が心に悲しみを覚えましたわ。
福井の皆様方に愛される文殊山。
何とか再建できればと願うばかりであります。
最高峰から眺める大都会は圧巻であります。
世界一ハイカーさんが多いと言われる奥多摩高尾山から望む東京の街並みにそっくりね。
ただ東京よりもほんのちょっとだけ田んぼが多いかしら…。
でも北陸新幹線が開業したらきっとスカイツリーも建つわよ。
そすて眺望と言えば我が故郷のお山であります白山がド〜ンと拝む事が出来ますたわよ。
ちなみに我が家のある白山市の麓から白山を望むとアングル的には白山北部(加賀禅定道側)しか見られないのだが、こちらのように福井市側から望むと別山まで見られちゃうんだね。
今日の給食はコレよ。
「あら?、いつものアレはどうなさいましたの?」。
いつもの塩ラーメンはボイコットよ。
全くいつまでたってもサッポロ一番さんからのCMオファーが来ないのでストライキしちゃうわ。
とは言ってもウサギじゃあるまいしコレだけじゃお腹が満たされん。
何か他に無いですか?
福井県民さん、何か私に恵んで下さいよ…。
福井市中心部では桜も満開とのことですけども文殊山の染井吉野さんはまだこれからといった感じだったわ。
その代わりその大役を買って出たのは早咲きの河津桜さんよ。
染井吉野さんに比べてピンク色が濃くてとてもチャーミングよね。
今日も大勢のギャラリーから絶大なる人気を誇ったダンボー君。
「キャ〜!、めっちゃ可愛い〜!」の嵐だった。
一時流行ったナメネコブームみたいにブロマイドでも作ったら売れるかも知れへんな。
RICOちゃんさんに「淡いピンクバージョンのイカリソウさんもあったよ」と教えていただいたんだけども、うかつにも原田知世さん似の若い女性に目を取られ見つける事が出来なかった。
その時彼女と一緒にいた平凡人男性に「ま!、まさかオ・マ・エごときが彼氏か⁉」と嫉妬してしまった。
そうやって悔しさをにじませながらもイカリソウさんのハートの花びらを見て気を静めていた。
イカリソウさんの花言葉は「君を離さない」。
くっそ〜、お前ごときが彼氏かぁ…。
ラオウがユリアさんを奪いたい気持ちがよ〜く分かった。
一人でブツブツ言いながらも歩を進めると今度は黒いダチョウに出会った。
延齢草さんには誠に申し訳ないけども私はアナタを見つけると心のどこかで「サンカヨウさんだったら良かったのに…」と落胆してしまうねん。
延齢草さん、誠にスマンの…。
自身初の試みとなる奥の院を目指す。
誰かさんみたいなAカップの胸の鞍部まで降りてきたら今度は登りに転じたわ。
何だかホニャララと一緒で鞍部からてっぺんを攻める時ってムラムラしちゃうわね。
いや〜だも〜、SanchanさんのH。ふっふっふ。
まぁそうこうしていると道を塞ぐようにして何やら大きなイボみたいのが現れたわよ。
果て、何ですかコレは?
「へ〜、こうなってんだ」。
しめ縄をくぐると大きな岩の中に潜入することが出来たわ。
薄暗い岩の中もコケがビッシリと生えていてジブリWORLDそのものって感じ。
何だかポム爺さんやラピュタのロボットがいても様になっちゃいそうね。
そうだそうだ。
今日はてっぺんを三つも攻略したのに三角点を蹴るのを忘れていたわ。
(缶蹴りじゃね〜っつうの)
まぁ、コチラも記念ですので撮影していきまショー。
だけどいつまでもアングルの後方でたむろして被写体に写ってしまう空気の読めないオバチャン達が邪魔なのよ。
しゃーないのでオバチャンを入れないで撮るには縦撮りしかなかった。
下山時でも陽射しいっぱい浴びるカタクリ群生地を楽しむわよ。
カタクリさんはSANSAN太陽が大好きで眩しい光を受けるとその魅力は最大限にまで引き出してくれるの。
首が長くスラーっとした出で立ちはまるでフラミンゴのようね。
キクザキイチゲさんがお目覚めよ。
実は登山時に目に留まっていたのですが、その時はまだ眠りから覚めていなかったようでお声を掛けずに通り過ぎたの。
彼女もカタクリさんやカタバミさんと同じで太陽がとても大好きで陽の射し込む明るい日中でないと起きてくれないのよね。
感想
皆さまこんにつは。
ご機嫌いかがかしら?
私?
私は羽生くんよ。
いつもカッコイイの。
はいはい。え〜、おバカは放っておきますてお話を進めましょうね。
今日はアレですね、各企業で申しますたら年度末の大晦日ですよね。
そうだそうだそうだ、みんな私の為によく頑張ってくれたよ。
ありがとね、ありがとね、ありがとね。
今日はカンパイしなくちゃね。
そうは言っても就職内定を決めた大学イモの坊ちゃんたちのウカレポンチも今日でおしまいなんだよ。
そすて来週からはいよいよ新年度開幕。
これからは一社会人として素敵な日本の未来を支えてちょうだい。
でもね、そんなにリキまなくてたっていいからね。
そうね、例えて言うなれば「恋愛食う寝る遊ぶ8、お仕事1、社会奉仕1」くらいが一番バランスが取れて生活しやすいと思うわよ。
この私的見解を捉えてみますと一見社会人らしからぬグータラとも思える考えにしか思われないかもしれないけれども、好奇心を抱いて遊ぶという行為は更なる欲望や探求心、または物事を決める向上心や判断力は計り知れないものが生じるのでありますの。
更に心トキメク素敵な人に出会い好意を持つようになると相手を敬う思いが生まれ、共に励ましあって頑張りぬく上での協調性や持久力、耐久力なども養われるわ。
また思いもよらぬ不測の事態に遭遇した場合等は自身の能力を超えた「神の力(愛の力)」をも発揮できるとさえ言われている。
24時間テレビのキャッチフレーズじゃないけれども「愛は地球を救う」の極々一部であります「本人たちの温かく安らぐ細やかな世界版」みたいなもんよ。
これら小さな一つ一つの結集が地域や国の秩序や発展に結びつき、世界各国との団結力を深め美しい地球の住みよい環境平和につながっていく。
ウチのハニーちゃんは誰からも慕われる自慢の奥様であります。
彼女に対しては家庭でも感謝の気持ちでいっぱいですわ。
ウチでは彼女からいつも怒られっぱなしで呆れられているMillerさんでありますけれども、彼女からのかゆいところに手が届く気配りや優しい心の支えなどもありますて一歩も二歩も進めさせていただいています。
不器用ながら私も彼女の支えとなってあげたい(結果が伴わない時が多々あり)と微力ですがさせていただいてます。
ま、ウチの真似なんぞはしない方がいいに決まっていますけども、肩ひじ張らずにボチボチでいいんじゃないでしょうか。
あとはメシをちゃんと食ってグースカ寝る。
これをちゃんとやらないと何も始まらないわ。
ホント今の若者はこれをおろそかにする人が多いのよ。
やれダイエットのためとか、時間にぼわれてるとか、悩み事で物が口を通らないとか言って結局身体を壊して後悔しちゃう事が多いのね。
これは基本中の基本で、これが出来ない人は社会人も務まらないし恋愛の対象にもならないわよ。
朝食は納豆ご飯をたらふく食って豪快におならをかまして元気よく会社に行ってらっしゃ〜い。
さて、今回はウチのハニーちゃんが世紀末の覇者を賭けて必殺稼業に出かけちゃいますた(実はイヤン旅行よ)ので今回もフリーであります。
今回は快晴が予報されていますたのでやっぱ爽快残雪眺望遊戯といきますか。
だったらどこに行こうかなと模索している時に「私を山に連れてって!」と一人の女性が申し出てきた。
彼女の名はhanaちゃん。
自然風景写真とチェブラーシカが大のお気に入り。
現在は東京でジャンジャンバリバリしているのですけれども今週末にスプリングバカンスを貰って自然を謳歌したいとの事で金沢へやってきた。
御声を掛けていただいて誠に光栄であります。
そんな彼女は私以上に体力があるのですが雪山経験は無いので流石に連れて行くことはできません。
東京では桜も散っちゃったというので春のお花と桜のお花見も兼ねて楽しめられるところを考えてみよう。
「そうだ!、以前お邪魔させていただいたカタクリ天国の文殊山に行こう!」。
初めて訪れた時は二年前の春分の日だったかな?
その時はまだ時期尚早だったために部分的にカタクリは咲いていたものの満開とまでには至らなかった。
そすて毎年咲くとも言われる幻の白いカタクリにも出会えなかったの。
でも今回はちゃんとリサーチしたのでバンバンよ。
迷子にならずに登山口に辿り着けたら間違いなく感動は得られるわ。
この時期の文殊山はカタクリが超メジャーではありますけれども、多種多様な春のお花も満載だからチェブラーシカのhanaちゃんもきっと喜ぶに違いないわ。
春の花の文殊山
人様のレコを指をくわえてよく拝見させていただいていましたが実際に歩いてみましたらそれはそれは想像を超える出来栄えであったわ。
やっぱね、ちょっとのことで石川よりも南に位置していますので春の到来が早いわね。
そすて期待をしていたお花もちゃんとアピールしてくれていたので監督としては申し分ないわね。
白にピンクに黄色、そすて森オタクの私としては一番バキューンされたのは黄緑色。
「黄緑色?、何それ?。そんなお花があったっけ?」。
ちゃうちゃう、お花じゃないねん。
それは新緑よ。
灌木帯ではフレッシュグリーンが朝の光を浴びてとても美しかったわ。
こんなの見ちゃうとブナの新緑が待ち遠しいわ〜。
今年も白山釈迦の新緑の森をGETしなくっちゃと思ったわ。
文殊山では素敵な出会いもあったのよ。
花期を迎えた福井県民に慕われている文殊山。
きっと仲良しさんとも出会えると確信して挑んだ今回。
嬉しい事に思惑通りBINGOしちゃったわよ。
「あっ、Millerさん!」。
御声を掛けて下さいましたのは石川県在住のお花と自然のスペシャリストのRICOさんでありますた。
嬉しいデシネ〜。尊敬尊敬!
一足先にお花散策を終えた彼女からは現在のお花状況を詳しく教えてもらい和やかに談笑させていただきますた。
今年もまた白山でお会いしまショーね!
今回はパートナーは違いますけどもこれもまた新鮮で楽しかったわ。
hanaちゃんも終始ご満悦だったし。
そすてなによりお目当ての幻の白いカタクリもキャッチできたのでそりゃ〜もう最高だったわ。
当初は単独残雪ハイクも考えたけども、やっぱ「花の命は短くて」と言われますので見られる時に見る、行ける時に行く、楽しみたい時に楽しむ、ハイカーはこれに尽きるよね。
次回はあのお山でカタクリ散策行っちゃおう!
おしまい。
こんちは
鞍掛のときよりも、反り方が進化してませんか。勝てる勝負しか挑まないつもりだったのに、ちょいヤバいかも
>恋愛食う寝る遊ぶ8、お仕事1、社会奉仕1
お説ごもっとも
lanちゃんさん、こんにつは。
ありがとうございます。
親指進化?…。
ふっふっふ、かもね。
忘れてもらっちゃ困るけど私は北斗神拳伝承者よ。
先日、中指でもこれぐらい反るのかな?と思って会社内のエレベーター内で試していたらウィーンと扉が開いた瞬間に目の前に常務が現れて気まずい思いをしちゃったわ。
私「あっ⁉
常務「ん?」。
「恋愛食う寝る遊ぶ8、お仕事1、社会奉仕1」。
そだね〜。
欲を言えばね私も週休6日制ぐらいが丁度いいのではないかと数年前ぐらいから切に思っていたのでありますのよ。
でないと私の場合ヤマレコアップが追い付かないもん。
(それかい!)
ぼちぼちlanちゃんさんもあれけ?、2018年度のお山開幕に向けてヤル気MODEになってきたけ?
(あれけ?きたけ?って、めっちゃ松任弁じゃん…)
そうけそうけ、ほんならアンタ気ぃ付けてやんまっし。
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