GW真逆登山その�� 能郷谷ー能郷白山 実はダイバート
福井県
岐阜県
JA12V
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,449m
- 下り
- 1,446m
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| 天候 | 雨のち晴れ一時曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
ゲート前にトイレ・水場・登山ポスト無し。 トイレは道の駅「うすずみ桜の里・ねお」が恐らく最終となります。 車道ゲート前までの道は完全舗装ですが、「洗い越し」(道路と川の平面交差)が数箇所にあります(普通なら橋や土管で立体交差してます)。 道路を横切る水路部分は浅いVの字状に窪んでいます。 路面が濡れた夜間ですと気付きにくく、40km/hくらいで突入すると車にダメージが及びます。 下アゴが長く、触媒やターボなど高熱となる重要補機の位置が前縁下部に集中するスバル車は特に気を付けてください。人家が切れたら徐行です。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
砂防堰堤工事道路から登山道へ入ってすぐの能郷谷を越える渡渉が最難関。 ロープと単管で最低限の橋？がありますが、増水時は(心情的にも)とても渡れません。 車道ゲートを入ってからも洗い越しがあり、そこで靴を脱ぐような状況なら本谷の渡渉は厳しいでしょう。 山頂直下の雪渓はキックステップで登れますが、下りはアイゼン装着が無難。 登山道自体は距離標識まであって刈り払いもされており非常に明瞭。 コースの途中分岐はありません(山頂三角点と白山権現社の分岐のみ)。 度々登山口が下がっているので最新の情報を参照してください。 |
| その他周辺情報 | 下山後の温泉は「うすずみ温泉四季彩館」を利用しました。 http://www.usuzumi.jp/ 営業は20:00まで(最終入館19:00)なので余裕があります。 料金は850円と少々高めですが、ジャグジーと打たせがあり、体がほぐせて非常に気持ち良かったです。 |
写真
拍手すでに葉桜で早朝なのでGWにも関わらず誰も居ません。
樹齢1500年には圧巻です。
能郷白山へは最初に温見(ぬくみ)峠から登ろうと考えましたが国道157号は大河原のコワタビ谷辺りで冬季閉鎖されていました。国道とは酷道であり、舗装されているものの離合困難な一車線でしかもガードレール無し！
国道とは酷道であり、舗装されているものの離合困難な一車線でしかもガードレール無し！
実際は前山であり、本峰はずっと先にあります。
恐怖の「洗い越し」です。直前に急ブレーキを掛けるとノーズが下がり、地上高が最低のまま迎え角の付いた水路対岸の“土手”へ突入してしまいます。
寧ろ気付かない(速度を変えない)か、突入が避けられないなら直前にアクセルを踏んで前サスを伸ばす方が良い場合もあります。
以前、平ヶ岳へ行ったとき、奥只見湖を巡る酷道352号で洗い越しに突っ込み車内の荷物が四散しました。
くれぐれも減速して通過してください。
直前に急ブレーキを掛けるとノーズが下がり、地上高が最低のまま迎え角の付いた水路対岸の“土手”へ突入してしまいます。
寧ろ気付かない(速度を変えない)か、突入が避けられないなら直前にアクセルを踏んで前サスを伸ばす方が良い場合もあります。
以前、平ヶ岳へ行ったとき、奥只見湖を巡る酷道352号で洗い越しに突っ込み車内の荷物が四散しました。
くれぐれも減速して通過してください。
自転車なら脇を通り抜けられますが、この先の車道は斜度もかなりあり漕ぐだけで難儀しそうです。
帰りは楽ですが。
渡渉用？に置石があります。
数箇所あります。
小一時間ほど歩いてようやく登山口へ到着しました。2005年版の山と高原地図ですと、ここまで車で入れたようです。
そのつもりでいたので誤算でした。
2005年版の山と高原地図ですと、ここまで車で入れたようです。
そのつもりでいたので誤算でした。
見えてる山が手前の山であることもここで知りました。
問題の渡渉地点。登山口から10mも入るでしょうか？
これだけの水量だとかなり躊躇われます。
単管と倒木は滑りやすく、ロープのテンションは心許ない。
往きはまだいいですが、帰りの膝ガクガクで渡りたく無い！
登山口から10mも入るでしょうか？
これだけの水量だとかなり躊躇われます。
単管と倒木は滑りやすく、ロープのテンションは心許ない。
往きはまだいいですが、帰りの膝ガクガクで渡りたく無い！
心地良いブナ林の中で高度を稼ぎます。
登山道が車道と出合う地点。さらに以前はここまでマイカーで入れたそうです。
帰りの渡渉が嫌なので車道を帰ろうかと思いましたが、既に藪と化していました。
手前の広い部分がかつての痕跡。
車道の橋や路床が落ちていない保障もありません。
さらに以前はここまでマイカーで入れたそうです。
帰りの渡渉が嫌なので車道を帰ろうかと思いましたが、既に藪と化していました。
手前の広い部分がかつての痕跡。
車道の橋や路床が落ちていない保障もありません。
登山口からは2/6ですが、車道ゲートからは3/7です。車道歩きが長いので、ここで実質半分の距離です。
他の山と違い、時間での表示はありません。
(復路に撮影)
車道歩きが長いので、ここで実質半分の距離です。
他の山と違い、時間での表示はありません。
(復路に撮影)
急傾斜で往きはヨイヨイ、帰りが怖い。
アイゼンを持っていましたが出さずに通過出来ました。
出発が遅かったので雷が心配な時間になっています。
偶然ですが両神山も一等三角点でした。
白山の雪もだいぶ少ないです。能郷白山は今年開山1300年だそうです。
本家白山は開山1301年ということになります。
淡墨桜よりは若いですね。
能郷白山は今年開山1300年だそうです。
本家白山は開山1301年ということになります。
淡墨桜よりは若いですね。
白山権現社のお社の脇で群落を形成していました。
当初大笠山へ行くつもりだったので自転車を積んでいます。
感想
GWの前半と後半に一座ずつ山へ行きました。
標高・行動時間・一等三角点と、スペック的には似た感じですが、全く味わいが違う山行となりました。
二つ目は意外と体力が掛かったけど居心地は良い能郷白山。
当初は大笠山経由笈ヶ岳を考えていましたが、境川ダムゲート前到着時にまさかの土砂降りで気温5℃。(小雨程度は想定していました)
行動時間が長いため午前4時出発のつもりでしたが、この天候では苦行どころか行き倒れかねず、回復を待ったら日帰りが不可能になります。
平瀬道から白山も考えましたが、大白川でも天候は変わらず。
そこで、思い切って南下し行程の短そうな能郷白山へ行くことにしました。
最初は温見峠を目指しましたが冬季ゲートに阻まれました。
(ロクに下調べしていませんでした)
地図で確認すると峠までまだ6kmくらいありそうです。
自転車を積んでいるので峠までは押して行き帰りに下る作戦も出来そうです。
ただ、車道をそれくらい歩くのだったら能郷谷コースでもあんまり変わらないかと。
同じ歩くなら車道はつまらないです。
まだこのときは能郷谷登山口まで車で行けるつもりでいたのでした。
5〜6時間歩く程度まで装備を減らしサックリ行って来ようと考えていましたが…
車道にゲートがあり、その付近には登山口らしきものが見当たりません。
2005年版山と高原地図の詳細図は能郷谷登山口付近から枠の内側となっており、車道歩きがどれくらいあるか不明です(現在の車道ゲートまで範囲が及んでいない)。
GPSは持ってなく(カメラ内蔵のロガーのみ)、ガラケーでしかも圏外(au)。
もう9時近いし、装備を組み替えている時間も勿体無いので大型ザックのまま歩き出すことにしました。
大笠山へ行くつもりだったので水分計5リットルにアイゼン、万一に避難小屋へ泊まれるようマットとシュラフカバーも入っています。(能郷白山に小屋はありません)
自転車は娘の通学車だったものなので、車道の状況が掴めないため置いておくことにしました。
後で更新します。
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pohjola さん
はじめまして、地元の者です。故郷の山を自分たちで少しでも整備していこうと集っている集団の一員です。愛称シリーズのご紹介ありがとうございます。さて、奥の院周辺のムラサキ色の花は、もう少しすれば開き始めて、カタクリであることが分かります。また社はいつも閉じてます。年に二回だけ山開き（今年は5月26日）と秋だけ開帳されます。中にはご神体の鏡が入っていますが、なんと今年は円空仏（もちろんレプリカですが、円空仏同好会の有志作）三体が明治の神仏分離令以前のように祀られることになりました。全国でも前例のないことだと思います。しかし、普段はお社は保管上の観点から閉められています。
sugi1000さん、レスありがとうございます！
この週末は出勤だったため返信遅れて済みません。
登山道の整備、大変お疲れ様です。とても気持ち良く歩かせていただきました。
歩道の特徴的なアイテムに名前を与えたり、本格的シーズン前に整備をされたり、とても愛情が伝わってきます。
私も田舎に住んでおり、(直接山とは関係ありませんが)町内有志で奉仕活動を行っています。
皆様が丹精込めた歩道を歩けるのは嬉しいですね。
急登でもブナに包まれた明るい道は気持ちが萎えません。
渡渉点の橋を悪く書いてしまいましたが、無ければ渡れない水量でした。
今はさらに安全な橋を設置してくださり、ありがとうございます。
立派なお社を今後も引き継いでいってください。
心温まるコメントありがとうございます。地元の山ですし、半ば道楽でやっています。訪れた方に少しでも喜んでいただければそんなに嬉しいことはありません。それぞれの地でそれぞれの活動を楽しみながら取り組めることの環境と健康に感謝しなければなりません。ボランティア仲間に伝えます。
重ねてのご返信にとても嬉しいです。
全くの偶然で転進した山でこんな出会いがあるとは！
当日は複数の登山者が居ましたが、入山が遅かったので擦れ合いの挨拶くらいしか出来ませんでした。(対向者ばかり)
仲間で活動し、その後の反省会？が楽しいのです。
何もしないで反省会だけだと物足りなくてつまらない。
ほろ疲労してほろ酔いし、誰かの失敗談でもあれば場が盛り上がります！
過ごす時間と、家族や仲間の質で人生が彩られます。
まさに置かれた環境と出会いに感謝ですね！
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