孤高のブナを見に 中倉山(↑↓銅親水公園)


- GPS
- 05:22
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 816m
- 下り
- 813m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場が満車で路上駐車も多かったです。トイレは、約500m手前の無料駐車場にあります。水場はありません。ここから先はゲートが設置されていて車両通行止めです。植樹作業の方の大型バスがゲート内に入っていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○銅親水公園〜中倉山登山口(約1時間弱) 最初はコンクリート舗装の林道です。中間地点にちょっとしたショートカットがあります。最後は未舗装になります。落石が多く林道に落ちていますので、注意が必要でしょう。関係車両および関係者以外通行止めとなっている道ですが、登山者や釣り人は使っているようです。 ○中倉山登山口〜孤高のブナ(上り:約2時間弱、下り:約45分) 尾根スジまでは高低差300mの九十九折りが続く急登です。整備された登山道ではありませんので、落石や転倒注意です。尾根スジからは傾斜が緩めになります。なお地形図に道の記載はありません。ミッチェルもごく少数です。荒天時は道迷いにも注意が必要かと思います。 中倉山山頂手前から何カ所か分岐があります。今回はトラバースの巻き道を使って孤高のブナに直接行き、帰りに中倉山山頂を経由しました。 ○中倉山〜孤高のブナ 孤高のブナから中倉山山頂まで登りで10分もかかりません。気持ちの良い稜線ですが、なぜ木が無いかを考えさせられる展望です。稜線北側は植生が無く、転落注意です。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉「ほの香」を利用。ホテル附属の温泉施設が日帰りとして利用できます。洗い場が4つしかない小さな温泉でした。 https://www.nikko-casual.jp/spa.html ※埼玉までの帰路、関越道経由か東北道経由か迷いましたが、googleでは東北道経由が15分早いと案内されたので日光方面から戻りました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
以前から気になっていた「孤高のブナ」を見に、中倉山へ登ってきました。
勝手に想像していた「ブナ」は巨木でしたが、実際はそうではありませんでした。ただし、孤高という形容はまさにウンウンとうなずけるものでした。
※地形図等に登山道の記載はありません。道標も登山口と山頂にしかありませんでした。クサリが必要な急傾斜はありませんでしたが、階段なども整備されていません。そもそも林道が通行止めとなっていることから、自らの判断が必要だと思います。
寝坊により、駐車場出発が10時を過ぎてしまいました。1時間程度林道を歩くと、中倉山登山口にはしっかりと案内看板がありました。登山口からは急登です。登りにくい急斜面、落石の危険も高いです。九十九折りが30回以上あったと思います。グングン高度を上げて、尾根スジに出ると気持ち良い風が! 中倉山山頂手前で道が分岐しますが、案内看板はまったくありません。地形図と先人のログを参考に、巻き道で孤高のブナへ向かうトラバースルートを歩きます。道中、なぜかセミがいっぱい鳴いていました。
トラバースが終わると、ダイレクトに孤高のブナに出会います。まさに孤高でした。銅山の悪影響(煙害、伐採、酸性雨など)で松木渓谷は過去植生が壊滅したと聞いています。そしてこのブナは稜線上に一人スクッと立っています。ブナが一望できる所でランチをとり、ゆっくりとした時間を過ごします。
下山は、中倉山山頂を経由します。左側(松木渓谷側)だけが開けた稜線を歩きます。男体山が望め、展望は良いのですが、色々考えさせられる歩きです。山頂からは一気に登山口まで降りました。急斜面で太股に熱がこもるのがわかりました。明日は筋肉痛でしょう。。。
5月になってから、燕岳、鳳凰三山とちゃんと歩く山ばかりだったので、昼食を1時間ゆっくりとるハイキングはしばらくぶりでした。でも、日帰りだったら、こんな風なハイキングが楽しめることが多いと再確認した山でした。
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