阿蘇山 仙酔峡-高岳-中岳ピストン


- GPS
- 04:42
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 791m
- 下り
- 794m
コースタイム
天候 | 晴れの予報が、午前中は曇。午後から快晴。 山頂はガス&強風・・・ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
仙酔峡ロープウェイは11年5月から運行中止しています。再開の目処はたっていない模様。 仙酔峡ロープウェイ駅前には3,40台は止められそうな駐車場、きれいなトイレ、ビジターセンターがあります。 仙酔尾根は急斜面の岩場続き。溶岩の登山道は滑りませんが、急勾配に体力を奪われます。 中岳山頂手前で、二酸化硫黄が流れ込んできたのか?kameの咳が止まらなくなり、引き返しました。 火口に近い、中岳山頂-火口東展望所-火口東駅の辺りは風向きによって有毒ガスがくる、というのは本当でした。基本的にこのコースは通行止めとなっていますが、ビジターセンターで聞いたところによると、ガスの濃度を計測する人がいないのでどれだけ危険かがわからないので通行止めにしているそうです。 二酸化硫黄の危険性ですが、wikipediaによれば「二酸化硫黄は呼吸器を刺激し、せき、気管支喘息、気管支炎などの障害を引き起こす。0.5 ppm 以上でにおいを感じ、30-40 ppm 以上で呼吸困難を引き起こし、100 ppm の濃度下に50〜70分以上留まると危険。400 ppm 以上の場合、数分で生命に危険が及ぶ。500 ppm を超えると嗅覚が冒され、むしろ臭気を感じなくなる。」だそうです。 火口からは噴煙が絶え間なく出ていますが、95%は水蒸気。有毒ガスは目に見えないので、機械で計測するしかないそうです。 危険を感じたら撤退するのが賢明だと思います。 |
写真
えーーーーーー周回しようと思ったのに・・・
でも、立ち入り禁止ロープも張ってあるし、でも強行突破しちゃうか・・・なんて考えてたら、kameの咳が止まらなくなるという事態が!慌てて撤退を決断。
感想
月曜日に休暇をとり、九州遠征してきました。
土曜日は雨、その後晴れという予報だったため、土曜日は熊本城見学、馬刺にラーメン、温泉、と熊本を満喫したあと、阿蘇アーデンホテルで宿泊。
日曜朝、仙酔峡から阿蘇山最高峰の高岳、仙酔峡ロープウェイで下山するという目論みでした。
いざ仙酔峡に着くと、ロープウェイが運行休止してる・・・
あとで聞いたところによると5月から運行してないとのこと。
覚悟を決めて登りはじめました。
岩場の登山道は急傾斜できつい!
実は、あまりに人気のある山だからせいぜい高尾山ぐらいの登りだろう、とタカをくくってました。
あまりにも事前の調べが足りなさすぎでした。。。
しかも、頂上付近は強風で異常に寒く、中岳頂上のほんの手前で二酸化硫黄にヤラれて撤退。ここは下山に使いたくない!と思いながら登ってきた道を下る羽目になってしまいました。
と、こんなこと書いてると散々だったようですが、数週間前からの体の不調を考えると、登って降りられただけでも夢のようです。感謝です。
仙酔峡ロープウェイは運行休止してましたが、ビジターセンターには人がいていろいろ教えてもらいました。
ここですすめられて行った、美術館併設の郷土料理屋「織田瓜」の肥後牛、だんご汁、高菜飯は最高でした!
西側からの火口見物もすすめられ、お言葉通り草千里ヶ浜経由で火口を見に行きました。火口はド迫力だったし、ソフトクリームは美味かった。いろいろ教えてもらって本当に良かったです。
火口見物後、翌日の祖母山登山に向け、宿泊地の長湯温泉に向かいました。
次回 祖母山レポートに続く
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ひぇぇ、あっという間に楽しかった九州山行から10日もたってしまいました。
阿蘇山は思いのほか登り応えのある山でした。(←最近こんなんばっかです。
単なる下調べ不足です。)人任せはいけないとわかっていながらhibaにコース選択
などをおまかせしておりまして。東京出発前にさすがに少し不安になって
「コースとか大丈夫??」と聞くと「帰りはロープウェイ使うし、大丈夫大丈夫」
なーんて言葉を鵜呑みにしていました。
コースは岩ごろごろで高度感も結構ありました。高所恐怖症のkameは周回予定なので
帰りはここを下らないでいいというのが心のよりどころだったんですが!!
中岳山頂目前で酸っぱい臭いがして咳が止まらなくなりました。泣く泣く登ってきた
コースを下りました。
下山して、今年5月から営業休止中の仙酔峡ロープウェイ事務所の方に大変親切に
阿蘇山の見所、お食事処、温泉などなどを教えてもらいました。
阿蘇山は今回の高岳・中岳コース以外にもたくさん登山ルートがあるのでまた是非
きたいです。
ミヤマキリシマの季節もいいですねー。
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