夏が来た!蝶ヶ岳からの常念岳



- GPS
- 35:10
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 2,122m
- 下り
- 2,073m
コースタイム
- 山行
- 5:42
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 7:48
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
温泉と食事後に帰途に着いたので安曇野を20時くらいに出発したのですが、遅い時間なので余裕かと思ったら大月から例によって大渋滞。事故が三つくらい発生してました。。。中央高速がいつも残念 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されて迷うような所は全くありませんが、常念岳と常念小屋間が長いざれガレでプチ滑落したので注意した方が良いです。 膝の力が入らずそのまま転んでしまったのですが、アルミのストックが弓なりになるくらい曲がりながらもなんとか折れずに支えてくれて、倒れこんでも身体半回転程度で済み肘とひざの打ち身と切り傷程度でした。 カーボンだったら砕けて2、3回転してしまった事でしょう。不幸中の幸いでした。 後、1stエイドキットをいつも持って行くか迷ってたのですが、今回初めて自分のために使いました。これからは迷わずザックに詰めて行きます。 |
その他周辺情報 | 普通は四季の郷に行くのでしょうけどしゃくなげの湯に行きました。温泉は混雑具合で感想変わりますが、ちょうど入れ替わりのタイミングで良かったです。 白濁した炭酸泉ととろっとした肌触りの湯が気持ち良かったです。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
備考 | 炎天下で水も食料も不足がち。混雑期は小屋で済まそうと思っても大混雑で近寄れないとか、水も買えないと言うことがあることを想定する必要がありそうです。 涸沢のように水も食事もビールもじゃかじゃか買える環境は少ないのでしょう。 |
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感想
1ヶ月半、天気が悪くてどこにも行けずようやくこの3連休は天気が良い予報。
どこに行くかめちゃくちゃ迷いましたが、友達のお姉様が燕岳からの表銀座コースで蝶ヶ岳までのルートで登っている蝶ヶ岳〜常念岳にする事にしました。
ちなみ今回はいつも一緒に登っている先輩の奥様が同行者です。
会社の仕事で3日間のビッグサイトでの展示イベントをこなして、少しでも寝ようと思いましたが寝れず、徹夜で午前1時に横浜を出発。4時半に三股の登山口に到着。
そこから仮眠でもと思いましたがテン場の混雑に危機感を感じたのでそのまま出発です。
三股から蝶ヶ岳までは樹林帯の登り一辺倒です。途中ゴジラみたいな木が迎えてはくれますが、変化に乏しくしんどい道をせっせと登る必要があります。
しんどいしんどいと念仏を唱えながらひたすら登ると唐突に視界がひらけ蝶ヶ岳到着です。
これまでの樹林帯で何も高まらなかった気持ちがここから見える穂高や槍の大展望に興奮です。ずっと見ていたい所ですが、まずはテントを張り昼食を摂って夕方まで寝ることにしました。
その後それぞれ持ち寄った食材で夕方の食事。
夕焼けの空を期待しましたがこの日はガスに覆われていまいちでした。が、それはそれで幻想的な夕方を過ごせました。
夜中目覚めて穂高の稜線を見ると、涸沢岳に既にヘッデンの明かりが点滅していて凄いなと思いながらテントに戻り日の出を待ちます。
日の出の時間に起きると昨日とは打って変わり一切雲もかからず大絶景が広がっています。そしてご来光を眺めた後テントをたたんで常念岳に出発です。
蝶ヶ岳から常念岳はかなり下った後、アップダウンを繰り返す樹林帯のルート。蝶ヶ岳ヒュッテから直ぐの所に雷鳥の親子がいて、雛は初めて見たのでほっこりとした気分になれました。その後蝶槍やお花畑を巡りながら進むと、林の中で燕岳から表銀座縦走中のお姉様ペアと遭遇。ひとしきり出逢えた歓びを分かち合いそれぞれのゴールへ向かい別れました。
そして常念岳のピークに到着。いやーここからの登りはこれまでのルートに比べて開けた岩稜帯で楽しかったです。そして自身33座目の百名山山頂に到着。ゆっくりしていたかったですが行列ができるほど混雑していたので早々に常念小屋に向け下って行きました。その後にコース状況に書いたハプニングになり、かなり落ちんこんだ気分になってしまいました。みなさん気を付けましょう。
常念小屋では昼食を食べて水も少し補給して最後の下へと向かいました。しかし、ここからは風も全く無く気温がかなり高い樹林帯をひたすら下って行きます。途中途中で沢の休憩ポイントもあるのですが、それでは事足りないくらいの暑さです。
何度もくじけそうになりながら、水も残りが少なくなり、待っているはずのタクシーの時間など様々なプレッシャーに背中を押され何とか登山口まで辿り着く事が出来ました。
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