小松ハイキングコース・草戸山


- GPS
- 03:40
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 431m
- 下り
- 387m
コースタイム
小松橋バス停 07:50
評議原 08:25-08:30
金刀比羅神社 08:35
航空神社 08:40
榎窪山 09:15-09:20
草戸山 09:35-09:40
権現平 10:25
法政大学バス停 11:20
天候 | 雲ひとつない快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
相原駅 07:35-(神奈中バス)-07:40 境橋バス停 (帰り) 法政大学 11:35-(神奈中バス)-12:01 橋本駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●小松橋バス停〜小松ハイキングコース〜城山湖畔 明瞭なハイキングコースです。良く整備されていて、起伏も穏やかで、散策気分で歩けます。 ●城山湖畔〜榎窪山直下 ずっと林道が続きます。 ●榎窪山〜草戸山〜草戸峠 「かたらいの道」という名前も付いている東高尾縦走路。一般登山道で標識完備です。木段が多くで意外と足にきます。 ●草戸峠〜館町清掃工場入口交差点付近 「大地沢周回コース」となっていて、一応は標識等もあります。でも各分岐点で正しい進路を確実に選択するためには、地図を見ながら歩いている必要があると感じました。 また、館町清掃工場入口交差点付近にあった降り口は、民間経営の月極駐車場の奥で、案内はおろか目印すらもなく、何も知らずにこちら側から登ろうとしても発見は難しそうでした。 ●館町清掃工場入口交差点付近〜法政大学のバスターミナル 法政大学のジョギングコースを歩くことで、全く車道を通ることなく法政大橋まで行くことができて、あとは300mほど大学構内の道路を歩くだけでした。 ただしジョギングコースは所々に分岐があって、案内図などは皆無なので、GPSで現在地や方位を確認しながら進んでいます。 |
写真
感想
前回の登山で膝を少し痛めていて、まだ少しだけ違和感が残っていたので、高尾山の東側の低いあたりを、マイナールートで歩いてきました。
今回のルートを要約すると、
(1) 小松橋バス停から小松ハイキングコースに入り、紅葉の名所である評議原を通って城山湖へ。
(2) 城山湖から林道で榎窪山に登った後は、東高尾縦走路を北上し、草戸山を越えて草戸峠へ。
(3) 草戸峠から大地沢周回コースに入り、館ヶ丘団地へのコースで下山してから、法政大学キャンパス内のジョギングコースでバスターミナルへ。
となります。
一応は「山と高原地図/高尾・陣馬」編の収録範囲ながら、短い(2)の区間を除いては登山道の赤線が引かれておらず、(1)や(3)の区間については、これまで登山用のガイドブックで紹介されているのを見たことがありません。
これらの区間を計画する時点で頼りになったのは、里山歩きやフットパスのガイドブックでした。
ただし、(3)の最後で館ヶ丘団地に抜ける区間は、出版物や公的な機関のサイトでの案内を見たことはなく、現時点では一般ハイカーが発信しているブログ等だけが情報源だと思われます。
小松ハイキングコース起点の最寄りのバス停は、小松橋なのですが、休日は1日に1本しかない路線なので、別の路線の境橋バス停で降りてスタートします。
比較的ご近所だけに、電車での移動はわずか5駅、バスにも5分ほど乗っただけで、まだ7時台という早いスタートとなりました。
小松ハイキングコースの起点は、小松橋バス停のほど近くにあって、大きな案内図が目立つこともあって分かりやすかったです。
つい最近存在を知ったばかりのコースなのですが、意外にも良く歩かれている様子の道でした。
しばらくすると小松城跡を通りますが、残念なことに目立った遺構は残っていない模様です。
このコースのハイライトは、相模原市内でも屈指の紅葉の名所とされる評議原です。
実はこの日も、すでに何度か登っている榎窪山や草戸山よりも、評議原の紅葉を一番の楽しみにしていたのでした。
その評議原は、予想よりもこぢんまりとしていて、一目で見渡せる程度の広さの場所です。
肝心の紅葉はと言えば、モミジは落葉が目立ち、残っている葉も茶褐色を帯びているものが多く、見頃を逃していたのは明らかでした。
それでも鮮やかな赤色を留めていた木もチラホラあったほか、落葉した葉が深紅のジュータンのように地面全体を染め尽くしているのも風情があって、それなりには楽しめています。
評議原の少し先でハイキングコースは終わり、そのまま進むと急な石段を登って金刀比羅神社に着きます。
高台に位置する境内からの展望は抜群で、都心のビル群やスカイツリーなどがくっきりと見えていました。
さらに上へと延びる小道を追っていくと、途中の斜面には金刀比羅神社の奥の院があり、ピークと思われるあたりまで登り詰めた所には、小さな航空神社が祀られていました。
航空神社のあるピークは東西に少し長さがあって、眼下の城山湖がきれいに見下ろせる場所や、八王子市街の遥か先に筑波山まで見通せる場所がありました。
城山湖の湖畔に降りた後は、林道で榎窪山の直下にある分岐点まで登って、せっかくなので榎窪山に寄り道していきます。
この日はこの榎窪山が最高点となりますが、普通は単なる通過点でしかないことのほうが多そうなこの山頂、なんだか雑然としていて殺風景で、あまり居心地はよろしくありませんでした。
その後は東高尾縦走路に入って、草戸山を越えて草戸峠までは、良く整備された道が続きます。
とはいえ結構大きなアップダウンが繰り返されて、しかも急な木段が多いので、いつ来ても気分が凹む区間です。
草戸峠で東高尾縦走路から離れて、大地沢周回コースに入ります。一応は道標のあるコースですが、案内にやや不親切なところもあるので、地図を持って入ると安心です。
道は小さなアップダウンを繰り返しながら、「峠の丘展望台」や「段木入の丘」などの見晴らしの良い地点を経由して進みます。
権現平の分岐点まで来ると、ガイドブック等で良く案内されているコースは右折方向の「雨乞の碑」に向かうのですが、今回は直進して館ヶ丘団地の方向を目指していきます。
この先はほとんど紹介されていない道になるので不安もあったのですが、道は極めて明瞭に続いていました。
しかも道路に降りるほんの直前まで、深い森の中という雰囲気が保たれていて、最後まで心地良く歩くことができています。
降り立ったのは、民間が経営する月極駐車場の奥で、駐車場の外から眺めたくらいでは道の存在がほとんど分からず、予め場所を調べてこない限り、入口を見つけるのは困難に感じました。
その場所は館町清掃工場入口の交差点からわずかに南に進んだあたりです。
ここからは、少しだけ北東に歩いて館ヶ丘団地まで行き、頻繁に出ている高尾駅行きのバスに乗るのが一般的なようですが、私の場合はそれでは帰宅経路が大回りになってしまうので、さらに法政大学まで歩いて、JR横浜線の駅に行くバスを捕まえます。
この先には山道があるという情報がなく、車道を歩くつもりで来ていたのですが、なんと道路を横断した先の斜面を登る木段を発見してしまいます。
どこに向かっていくのか不明なのですが、少々見当違いの方向に連れて行かれたとしても、舗装道路を歩くよりはマシと、この山道に運命を託してみることにしました。
すると、最初は踏み跡程度だった道も、次第に明瞭になっていき、その先で法政大学のジョギングコースと繋がりました。
ジョギングコースにはいくつもの分岐点がありますが、何も案内はないので、GPSで現在地確認をしながら、バスターミナルの方向を見定めて進路を選択していきます。
道は穏やかな森の中にずっと続いていて、豊かな緑に囲まれていると、そこが大学の構内であることを忘れてしまいそうになります。
最後に木段を下って大学構内の道路に出ると、そこはもうバス停にほど近い所で、結局ほとんど車道を歩かずに済んでいたのです。
バスターミナルに着いたのは11時台もまだ前半。歩き始めが早かったとはいえ、午前中のうちに歩き終えてしまいました。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2011_10_12/mt2011_10_12.html#20111204
写真主体のブログ版 (ヤマレコと同じ写真しか使用していません)
http://cellist.blog.ss-blog.jp/2011-12-04
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