麦草岳


- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,396m
- 下り
- 1,390m
コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 2:30
- 合計
- 7:40
- 山行
- 2:30
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:40
天候 | 2日間とも晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
Aコース - Bコース間の7合目トラバース道は 崩落個所あり。 |
写真
感想
9月19日に何ヶ月振りかで 中央アの麦草岳に日帰りで出かけ 福島Aコースを歩いたが 登り始めて1時間もしないうちに古傷の右脚のフクラハギが痛み出した。 標高2,500mあたりまでだましだまし登ったが倒木を越える際に右足の爪先をゴツンと倒木に当てたときにビシッとフクラハギに決定的な痛みが走った。 ほんの数分 我慢して歩いたが、 痛みは増すばかりで帰りが心配となり悔しいがあと少しを残して踵を返した。 下山時にはあまり痛みが増幅し無かったのが幸いだった。
福島Aコースは7合目までは(台風の影響で倒木はあるが)よく整備され歩きやすいが 7合目を過ぎると一変し、 途端に踏み跡が薄くなり(尾根筋を行けば問題ないと思うが)要注意だ。
今回は 福島Bコースで一泊で出かけたが、 前回も今回も あまりの体力低下に愕然とした。 昨年までは 普通の登山道では標準タイムの8〜9割ぐらいで歩けマァこの年にしては(今年70歳です)十分かな・・・と思っていたのが、 今回は標準タイム内でも歩くのが困難になってきた。 この一年間、 目の手術や 脚の怪我、 フクラハギの肉離れなどで 満足なと体力維持の運動や登山ができなかったツケが一気に廻ってきたようだ。
さて、 今回はコガラ登山口を7:10に出発し 10:55に7合目避難小屋に到着。 前回の失敗を踏まえて 今回は余裕綽綽の計画で 初日はここから麦草をサブザックでピストンして終わりだ。
コガラ登山口からしばらく林道歩きだが、 これが意外に長く40分以上かかってしまった。
林道から登山道に入るところで渡渉があるが、 少し台風の影響で増水しているものの、 何とか靴を脱がずに渡渉完了。 先に渡渉していたカップルが登山道を登り始めていた。 初めはこのカップルにそのうち追いつくだろうと思っていたが、 私はすぐにへばってしまい最後まで追いつくことはなかった。
福島Aコースは比較的照葉樹があるが、 このBルートはかなり上まで針葉樹林で紅葉は期待できない。 7合目が近づくとちらほら赤くなりだしたナナカマドが出てきて目を楽しませてくれる。
・・・が 私は3時間少々しか歩いていないのにやっとの思いで 避難小屋へ到着。 早速、 荷を下ろしてAコースへのトラバース道へ水を取りに出かけるが、 すぐに崩壊地に出る。 ここはロープが渡してあり落石に注意しながら行けば問題ないが、 それに続いて おそらくこの台風24号で崩れたと思しき崩壊地があり、 大きな倒木もあってこの通過が厄介そうだ。 水は下から2.5リッターを担ぎ上げていたので これで何とか一夜を過ごすこととし、 諦めて引き返し、 軽く昼食をとり麦草岳に向かった。
こちらのコースは Aコース(7合目より上)と比較し 断然よく踏まれ まったく問題なく やっとの思いで前回のリベンジをし山頂に立てた。 御嶽山や乗鞍・穂高連峰は雲をかぶっていたが天気は上々で木曽駒から南北に走る尾根が良く望まれた。 この方角から木曽駒を見るのは初めてで少々感激。 尾根の下の方は紅葉が始まったばかりのようだった。 時間はたっぷりあるので お茶休憩をして 1時間ものんびりした。
小屋に戻り1時間ほど昼寝をして 夕食をとり 早々と就寝。 この小屋は規模は小さく10人も泊ればいっぱいだが、 新しくて快適、 トイレも水洗バイオトイレできれいだ。
翌朝、 少し風があるがいい天気で 小屋の外から御嶽・乗鞍・穂高連峰までよく見えた。
ノンビリと至福の時間を過ごしのんびりと時間をかけ 9:30には コガラ登山口へ下山した。
このコースで麦草岳だけを登る人はおそらく皆無だろうが 麦草岳も標高2,710mあり、 木曽駒・宝剣や御嶽・乗鞍もよく見え なかなかいい山だった。
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