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Yamareco

記録ID: 160486
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

武尊山 名倉沢から手小屋沢避難小屋まで テント泊

2012年01月02日(月) 〜 2012年01月03日(火)
 - 拍手
Nordwand_hans その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
31:10
距離
8.3km
登り
710m
下り
711m
天候 雪、強風
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
宝台樹スキー場を過ぎて、林道除雪最終店が登山口。
コース状況/
危険箇所等
登山口から大幽洞窟へはスノーシュートレッキングのトレースが期待できるが、途中林道分岐から武尊山方面への登山道に入る人は皆無。ラッセルは相当きつい。
林道を過ぎ登山道に入ったあとはルートファインディングが重要。沢筋から須原尾根への取り付きはルート開拓必要。
今回詰めた尾根には須原尾根に到達する手前に熊の足跡が大量にあった。
沢筋を歩いていくので雪崩には注意。小さいデブリがいくつか転がっていた。
須原尾根に上がってから避難小屋までは小さいアップダウンを繰り返す。雪が深いので登りでは腰まで埋まることもしばしば。

詳細はこちら。初日。
http://79476925.at.webry.info/201201/article_2.html
二日目。
http://79476925.at.webry.info/201201/article_3.html
登山口から朝日岳、白毛門を振り返る。左の尾根が宝台樹尾根。
2012年01月04日 12:13撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/4 12:13
登山口から朝日岳、白毛門を振り返る。左の尾根が宝台樹尾根。
大幽洞窟への分岐。ここまではトレース期待できる。
2012年01月04日 12:14撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/4 12:14
大幽洞窟への分岐。ここまではトレース期待できる。
林道最終点の開けたポイント。年末に自分でつけたトレースのおかげで楽に来れた。
2012年01月04日 12:27撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/4 12:27
林道最終点の開けたポイント。年末に自分でつけたトレースのおかげで楽に来れた。
登山道突入。大岩と沢を縫うように進むが、踏み抜き、岩に攀じ登る辺りの吹き溜まりは腰に達するラッセル。
2012年01月04日 12:27撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/4 12:27
登山道突入。大岩と沢を縫うように進むが、踏み抜き、岩に攀じ登る辺りの吹き溜まりは腰に達するラッセル。
まだ青空が見えて快適な前進。
2012年01月04日 12:16撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/4 12:16
まだ青空が見えて快適な前進。
振り返って。前回、宝台樹尾根に誤って登り始めてルート復帰するのに降りてきた斜面につけたトレース。
2012年01月04日 12:29撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/4 12:29
振り返って。前回、宝台樹尾根に誤って登り始めてルート復帰するのに降りてきた斜面につけたトレース。
前回の到達点。幕営のため踏み固めたのだが雪で消えかけている。この先はノートレース。
2012年01月04日 12:32撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/4 12:32
前回の到達点。幕営のため踏み固めたのだが雪で消えかけている。この先はノートレース。
須原尾根に至る支尾根に取り付き。いきなりの急斜面攀じ登り。
2012年01月03日 22:40撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
2
1/3 22:40
須原尾根に至る支尾根に取り付き。いきなりの急斜面攀じ登り。
薮を縫うようにルート開拓。
2012年01月04日 12:18撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/4 12:18
薮を縫うようにルート開拓。
天候下り坂。もう下のほうは見えなくなってきた。
2012年01月02日 10:28撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/2 10:28
天候下り坂。もう下のほうは見えなくなってきた。
倒木やマツが行く手を阻む。
2012年01月04日 12:18撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/4 12:18
倒木やマツが行く手を阻む。
尾根に到達する前に休息していると、周りに熊の足跡がたくさん!
2012年01月04日 12:19撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/4 12:19
尾根に到達する前に休息していると、周りに熊の足跡がたくさん!
須原尾根に到達。奈倉の頭への下降方向。
2012年01月04日 12:20撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/4 12:20
須原尾根に到達。奈倉の頭への下降方向。
尾根から進行先もルートが分かり難い。
2012年01月04日 12:20撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/4 12:20
尾根から進行先もルートが分かり難い。
モミ、ツガの大木を回り込んで尾根上部にでるとやっと視界が開けてきた。風も強まってくる。この先が名倉ノオキ。夏道が合流してくるポイント。
2012年01月03日 22:40撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:40
モミ、ツガの大木を回り込んで尾根上部にでるとやっと視界が開けてきた。風も強まってくる。この先が名倉ノオキ。夏道が合流してくるポイント。
太陽がかすかに見えた。上空は強風と雪。
2012年01月03日 22:40撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:40
太陽がかすかに見えた。上空は強風と雪。
1695mのピーク付近。
2012年01月04日 12:22撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/4 12:22
1695mのピーク付近。
一旦下ってから第二ピークに向かって。
2012年01月04日 12:22撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
1/4 12:22
一旦下ってから第二ピークに向かって。
手小屋沢避難小屋分岐に到着。初日の行動終了。
2012年01月03日 22:41撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:41
手小屋沢避難小屋分岐に到着。初日の行動終了。
山頂に向かって少し進んでみた。斜面の先が開けて見えるので、この先で左にクランクして山頂に向かえる筈。
2012年01月03日 22:42撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:42
山頂に向かって少し進んでみた。斜面の先が開けて見えるので、この先で左にクランクして山頂に向かえる筈。
風を避け、雪が上から落ちてこないポイントで幕営。
2012年01月03日 22:42撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:42
風を避け、雪が上から落ちてこないポイントで幕営。
一晩で昨日のトレースは綺麗に消えて、積雪が増えている。
2012年01月03日 22:42撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:42
一晩で昨日のトレースは綺麗に消えて、積雪が増えている。
手小屋沢避難小屋。冬季使用不可らしい(なぜ?)。樹林帯の外は吹雪き。
2012年01月03日 22:42撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:42
手小屋沢避難小屋。冬季使用不可らしい(なぜ?)。樹林帯の外は吹雪き。
朝、モンベルのマットに剥離発生。これによって二泊目を断念、つまり登頂断念して下山開始。厳冬期にマット無しではとても眠れない。。
2012年01月03日 22:42撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:42
朝、モンベルのマットに剥離発生。これによって二泊目を断念、つまり登頂断念して下山開始。厳冬期にマット無しではとても眠れない。。
綺麗では歩けど、またラッセルしなおし。。。
2012年01月03日 22:42撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:42
綺麗では歩けど、またラッセルしなおし。。。
最初の登り返し。
2012年01月03日 22:42撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:42
最初の登り返し。
一瞬、武尊山方面が見えた^^)
2012年01月03日 22:42撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:42
一瞬、武尊山方面が見えた^^)
第二の登り返し。
2012年01月03日 22:43撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:43
第二の登り返し。
吹きさらしの尾根上部。本格的に吹雪かれると危険。
2012年01月03日 22:43撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:43
吹きさらしの尾根上部。本格的に吹雪かれると危険。
2012年01月03日 22:43撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:43
来るときも休息に使った大木の陰で風を避ける。
2012年01月03日 22:43撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:43
来るときも休息に使った大木の陰で風を避ける。
最後の登り返し。
2012年01月03日 22:43撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:43
最後の登り返し。
1695mピーク付近で青空が覗いた!
2012年01月03日 22:43撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
2
1/3 22:43
1695mピーク付近で青空が覗いた!
2012年01月03日 22:43撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:43
2012年01月03日 22:43撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:43
2012年01月03日 22:43撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:43
2012年01月03日 22:43撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:43
支尾根下降点から尾根を見る。
2012年01月03日 22:43撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:43
支尾根下降点から尾根を見る。
下降方向。方向を間違えないように。
2012年01月03日 22:44撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:44
下降方向。方向を間違えないように。
下りは早い。
2012年01月03日 22:44撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:44
下りは早い。
最後の斜面。
2012年01月03日 22:44撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:44
最後の斜面。
沢ルートのトレースも雪に覆われてしまった。積雪+吹き溜まった分は25cmくらい。
2012年01月03日 22:44撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:44
沢ルートのトレースも雪に覆われてしまった。積雪+吹き溜まった分は25cmくらい。
所々にあるトラップ。
2012年01月03日 22:44撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
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所々にあるトラップ。
小動物が這い出て来た跡・
2012年01月03日 22:44撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:44
小動物が這い出て来た跡・
登山口。また雪が降り出してる。
2012年01月03日 22:44撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
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登山口。また雪が降り出してる。
2012年01月03日 22:44撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1
1/3 22:44
一晩で15cmくら降ったようだ。これくらいで済んでよかった。
2012年01月03日 22:44撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:44
一晩で15cmくら降ったようだ。これくらいで済んでよかった。
帰りに宝川温泉に立ち寄る。
2012年01月03日 22:44撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:44
帰りに宝川温泉に立ち寄る。
雪に覆われた温泉宿。風情がある。
2012年01月03日 22:44撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1
1/3 22:44
雪に覆われた温泉宿。風情がある。
高尾山の天狗?
2012年01月03日 22:44撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
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高尾山の天狗?
おおむねガラクタの陳列だけど当時の暮らしが偲ばれて面白い。
2012年01月03日 22:44撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:44
おおむねガラクタの陳列だけど当時の暮らしが偲ばれて面白い。
水上IC近くのイタリアンレストランとで。野菜が多くて嬉しい。
2012年01月03日 22:45撮影 by  Canon PowerShot S90, Canon
1/3 22:45
水上IC近くのイタリアンレストランとで。野菜が多くて嬉しい。

感想

ちょっとしたトラブルで山頂までは行けなかったが、約1700m地点までは上がれたので満足。天候がもう少し良く、二泊目が許されれば十分山頂往復できたと思われるが、結果論。下山した1/3のあと、4〜5日にかけて藤原では約1mのドカ雪が降ったので、下山のタイミングとしてはこれで本当に良かった。危うく大雪に閉じ込められるところであった。
一人ラッセルにはちょっときついルート。今回は年末につけたトレース利用含めると、二日かけて避難小屋までがやっと。できれば行動時間も長く、雪の締まる3月に挑戦するほうが成功率は高いような気がする。

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訪問者数:2783人

コメント

深雪
hansさん、初めまして。

私も、3度ほど名倉沢から山頂を目指したことがありま
すが、同じように深い雪に阻まれました。
やはり沢筋のこのルートはすごい雪ですよね

なんとか攻略してやろうといろいろ考えています。
2012/1/7 10:14
こんにちは
yoshi629さん、こんにちは。事前検討でヨシさんのヤマレコレポートも参考にさせて頂きました 既に二敗したので次回は何とか山頂まで達したいものですが。。日がもう少し長く、雪の締まる3月ですかね、チャンスがあるとすると
2012/1/7 15:48
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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