記録ID: 1626201
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越
鳳凰三山(夜叉人峠から青木鉱泉へ)
2018年10月20日(土) 〜
2018年10月21日(日)

体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 14:24
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,995m
- 下り
- 2,260m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 4:35
距離 8.0km
登り 1,239m
下り 179m
| 天候 | 1日目:晴れのち雪、2日目:晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
2週間前に越百山〜空木岳に行ったばかりだったが、アルプス一帯が完全な雪山状態になる前にもう一度行きたいと思い、好天予報を頼りに行ってきた。
初日の午後は若干崩れるくらいと思っていたが、みぞれ混じりの雨から本格的な降雪に移行し、翌日は快晴のもと、思いがけず雪山ハイクを楽しめた。
北岳、間ノ岳、農鳥岳、荒川岳といった南アルプスから、富士山、奥秩父、八ヶ岳の峰々までクリアに見えた。
地蔵岳から先の長丁場の下り道では疲労困憊したが、10/15で終了したバスの代わりにタクシーを呼んだので下山先の青木鉱泉でゆっくり疲れを癒せた。その後は韮崎駅改札隣のそば屋にてビールとそばで軽く打ち上げ。お疲れ様でした。
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kotoma










夜叉神峠からの登りは、ところどころ紅葉し、
岩の配置や立ち枯れが庭園のような趣を醸し出しているところもあって、
なかなか雰囲気のあるルート。
今年の初雪をここで迎えるとは。
雪化粧した山の夜明けは凛として美しく。
5時くらいから霜を踏みしめ日の出を眺めていました。
小屋から1時間くらい登って稜線に出ます。
縦走時は雲一つない青空で、風もないため穏やかな稜線歩きが楽しめました。
北岳、間ノ岳、農鳥岳から赤石岳方向、木曽駒、乗鞍方向、八ヶ岳、富士山ともう全方位的大パノラマに、
なかなか歩が進みません。
薬師小屋では、ベテランとおぼしき方たちが「広河原におりるの諦めて
引き返してきたよー」とのこと。
着雪するこの時期は、相当経験がないと危険とのことで、
広河原下山も選択肢にしていた甘さを思い知らされることに。
観音岳から地蔵岳へのくだりは、日陰になっていることもあり、かなり滑りましたが、
アイゼンを付けているひとはまだ見かけない。
オベリスクのふもとの賽ノ河原では、2年前に登った甲斐駒が眼前に。
この標高の白砂にお地蔵さんが立ち並ぶ、この世ならざる雰囲気にしばし歩みを止めます
(というか、オベリスクは下りられる気がせず登攀断念・・・)。
この時点で12時をまわっており、時間厳しいなぁと思いつつ下山開始。
しかしあのオベリスクは、なぜ崩れずにいられるのでしょう。
くだりから見上げるとほんとうにアメージング。
鳳凰小屋は紅葉も素晴らしく、小屋やテラスも素敵で、
もう今日はここでビールを飲みたいなと思ってしまう!
そしてそれ以降、ドンドコ沢のくだりの記憶はありません・・・
青木鉱泉でとっぷりと日も暮れ、鹿さんが出てきて見送ってくれました。
鉱泉に浸かれたことで、帰宅のパワーをチャージです。
都心を土曜の朝に出て、これだけの眺望が楽しめるなんて鳳凰三山ブラボー。
今度歩くなら、夜叉神in → 南御室小屋テン泊(森に囲まれ穏やかで平らな、お水がおいしいよいテン場) → ザック置いて縦走
→ 夜叉神out で行こうと思います。
ドンドコ沢の過酷さをあえて知らせずに送り出してくれた諸先輩方に感謝です(笑)。
ソールも壊れるハードコアルート。ここをピストンする猛者たちに乾杯。
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