枡形山(84m)


- GPS
- 00:50
- 距離
- 3.0km
- 登り
- 78m
- 下り
- 65m
コースタイム
飯室山 11:55
枡形山 12:00
戸隠不動尊跡地 12:10
向ヶ丘遊園駅 12:30
天候 | 雨上がり直後の曇り空。時間の経過とともに時折日差しも。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
小田急線 向ヶ丘遊園駅 (帰り) 小田急線 向ヶ丘遊園駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
公園内の遊歩道歩きに終始します。坂になっている箇所はほとんど階段が設置されているなど、特別な足拵えは不要でした。 ※デジカメを持ち歩くようになる以前のため、写真はありません。 ※GPS導入前なので、ルートは推測です。 |
感想
雨が上がって間もないというタイミングで、濡れた山道を歩くのも気が進まなかったので、超近場でかつ超低山の枡形山に出掛けてきました。
公園として整備された生田緑地の中にある山です。
84mという標高は、考えてみたら自宅よりも低いので、「山行」と言うのもおこがましいのですが、地形図にも山名が載っているれっきとした山なので、「山に行ってきた」こと自体は間違いではないでしょう(というか、むしろ正しいことかと)。
向ヶ丘遊園駅で降りたのは久しぶりでしたが、かつてあった遊園地までのモノレールはとうの昔になくなって、駅前の大通りは道幅が広がって歩道も歩きやすくなっていました。
まずはこの大通りをしばらく進み、住宅街に入ってから右折します。ほどなく、生田緑地入口の看板とともに、左手の丘へ登っていく階段が現れました。
階段を少し登ると、すぐにピークに出ました。なんといっても標高差がわずか60mしかないのですから。
そこの立つ標識を見ると「飯室山・標高 約80m」となっています。標識まで立てるくらいならば、標高くらい正確に調べておけよと言いたい(笑)。
飯室山には小さな櫓も建っていて、少し登ると都心方面が良く見渡せました。
住宅街と隣り合わせながらも、思ったよりも緑が深く、ウグイスをはじめとする野鳥のさえずりが心地よく聞こえます。
小田急線の電車の音や踏切警報機の音が間近に聞こえさえしなければ、住宅街が近いことを忘れられるような自然の豊かさでした。
飯室山からは、石畳と階段の道を少し下った鞍部から、再度少しばかりの登りを終えると、枡形山に到着です。
頂上は広場になっていて、展望台やトイレのほか遊具などが設置されているなど、付近の子ども達にとっては良い遊び場となっているようです。
広場の周辺が樹木に囲まれていて展望がきかなかったので、展望台に登ってみると、意外にも360度の展望が広がっていました。
雨上がり直後でまだ空は晴れ渡っておらず、丹沢や奥多摩など山の方向は霞んでいましたが、都心方面の眺めは楽しむことができています。
枡形山の南には、日本民家園や岡本太郎美術館などがあり、緑地自体も広く続いていて、むしろそちらが生田緑地のメインエリアのようです。
しかし人の多い場所には興味がないので、北側に下っていく人気(ひとけ)のないコースに向かいます。
「谷間の自然探勝路」に入って戸隠不動尊の跡地まで下ると、やがて「ホタルの里」への分岐が現れたので、そちらへ入ってみます。
もちろん、この時期に見られるものは何もないのですが、広い湿地帯には草が生い茂っていて、いかにも夏ならば沢山のホタルを見られそうです。
このあたりには都会的な人工音がほとんど届かなくなっていることもあって、植生保護の木道で湿原内を歩いていると、まるでどこかの高原にでもワープした気分でした。
しばらく木道を歩くと、生田緑地の境界部に達します。分岐点で出口の方角を選んで細い坂道を少し登れば、もうそこは丘の上の住宅地で、あとは舗装道路を下って駅へ向かいます。
小田急沿線に長いこと住んでいますが、この生田緑地についてはこれまで全く知りませんでした。
周辺が宅地化され尽くした感のあるこの沿線で、しかも線路からほど近い場所なのに、これだけの豊かな自然があるというのは思わぬ発見です。
まぁ公園内なので、多分に人の手も入って保たれているものだとは思いますが・・・
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2006_04_06/mt2006_04_06.html#20060514
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