医王山白兀山【らんあんどがん 作戦】


- GPS
- 03:31
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 545m
- 下り
- 541m
コースタイム
天候 | くもり【もたもたしていると嵐がやってくるゾ!】 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回もあえて遅い出発のトレース泥棒狙いでRUN&GUNよ。 今回は冬期限定可能の前兀へ今シーズン初TRYだ。 前兀Attackは結構急斜面でありまして、特に降下の際には下界の視界が目に入りかなりのウッヒョッヒョ〜高度感とちぢこまる恐怖感を味わえるわよ。 なぁ〜に、コケたって「ああああああ!」って滑り落ちるかもしれないけども雪もフカフカだからアンタの体重の重力が勝りちゃんと止まるわ。 それよりも埋まっているトラップ(落とし穴)があちらこちらにあると思うのでやたら無暗にトレースを離れない方がいいわよ。 |
写真
あらまぁ〜。
午後からお天気が崩れるっつうのに退避場は大入り満員御礼だわ。
そすて溢れたはみ出し組もかなりいて県道脇にはロチューのオンパレードよん。
「あ〜モシモシ警察ですか?」。
「実は医王山の見上峠にですね…」。
(おいおい、まさか駐車取り締まりをチクるのか…)
「チーズケーキと水出しコーヒーの美味しい喫茶店があるからサボリに行ってごらんなさい[[cup]]」。
(あらら、そうきたの…)
今日は朝イチピーカン一発勝負が当たりだったようね。
西から不気味なドス黒い雲が迫ってきているが今はまだ青空と白山北方稜線が良い関係しちゃっているわ。
う〜ん、ランドマークの大門山がカッコイイ。
フフン、思惑通りに今日は朝イチDASH組が結構いるので道はハイウェイ化しちゃっているわ。
お陰様でワカン、スノーシュー、ストック無しでも充分でお尻フリフリ行けちゃうわ[[heart]]。
菅池は凍っていないから乗っかる訳にはいかないわね。
だけど今日は海パン姿で歩いてもいいくらいに暑いわ。
前方には汗だくになりながらスキーでキコキコ歩いている人がいる。
アンタも暑いのならふんどし一丁で歩きなよ。
雲が広がり始めてきたが主峰群の眺めはCLEARを保っているわ。
と、ここで…。
「バーン!」。
ん?、何?。今の何?。
どうやらこの界隈の山中でイノシシハンターがサバイバルゲームをしているみたいよ。
ここまでベンジョンソン並みのハイレベルなスピードでやってきたが、このしがらくびに到着する手前でなんと…。
なんとここで後続から現れたオヂーチャン&オヴァーチャンペアにまくられてしまったの。
まくられてからはみるみると引き離され瞬く間に消えていったわ。
おそるべし日本の韋駄天!
前兀を巻くように付けられている夏道からダイレクトに登り上げる直登ルートが出来上がっていた。
初めてこのルートを着手されたお方はしんどかっただろうね。
ここは傾斜がかなりありますけどもお陰様でウチらはスイスイと行けちゃったわ。
今日はストックが無いので手元がフリー。
急斜面の登りでは藪の枝や幹につかまりながらだったり、階段状になっているトレースを赤ちゃんハイハイしてみたりと思いのほかしんどくありませんわ。
トンビ岩を登る感覚に近いかしら。
急斜面をストックを使って登るよりかは全然楽チンだった。
振り返れば医王山スキー場のあるキゴ山とその後方には摩天楼金沢の街並みが広範囲で見渡される。
「あ〜っ!」。
ハニーちゃんが奇声を上げたわ。
「ほら、よく見ると我が家も見えるわ」。
ハニーちゃん、それは石川県庁です。
北部は能登半島方面だ。
富山湾を泳ぐホタルイカも夜になるとキラキラ光って見えるぞ。
(ホントですか?)
ふっふっふ…。
え〜そすて能登最高峰の宝達山とトナミ運輸だ。
トナミ運輸?
ほら、あそこの見えるだろ。
う〜ん、砺波平野なら見えるけど…。
あそうそう、それそれ。
山頂で栄光の二十歳代に浸りずっとバブリーしていたかったけど午後から嵐が来るって言うからそうもしてらんないわ。
山頂ピンポンしたからさっさと降りちゃうわよ[[sweat]]。
前兀斜面の急降下はかなりエグイねん。
下界の視界が目に入りかなり高度感があって恐怖を誘うねん。
でも心配はございませわよ。
降りたい斜面には樹々や藪が結構ありますので、それらの枝につかまってターザンのようにヒョイヒョイ降りれば問題なしよ。
ここで立ちながらカップラーメンを食っているオッチャンがいたわよ。
ドラマ「ハゲタカ」の主役を演じる綾野剛みたいじゃないですか。
いや、そんなカッコイイ人じゃありませんでしたわ。
(おいおい、なんちゅうこと言うねん…)
でもラーメンが羨ましかったわ。
Millerさん、青いですね〜。
フフン、私はまだまだ熟しきれない青い少年よ。
ていうかこの衣装だとね防寒テムレスのダサさが目立たないのよ。
雪の春山はこの衣装で行くつもりでいるからヨロシクね[[scissors]]
急いでいる時に限ってトレーストラップが潜んでいたりするのよ。
「トレーストラップ?」。
そうよ、人様のトレース通りに歩いているのに自分の一歩の着地の時に限って股間までズボボボボってなったりすんねん。
(あるあるある…)
医王の里では先客がいたので止む無くスルー。
それよりもほんのチョイ先にございますお好み焼き屋の軒下でランチに入ることに決めました。
今日のメニューはコチラよ。
あれれ?、塩ラーメンじゃないわね。
それって美味いんですか?
はっきり言って塩ラーメンの方が断然美味いわ。
食材も浮気したらアカンって事ですね。
感想
皆さま、こんにつは。
ご機嫌いかがかしら?
今回の見出しは「らんあんどがん」なんて表記していますけども、アップは相も変わらずの周回遅れでございます。
(またかい…)
今日はね午後から天候が大荒れ予報やねん。
(あらそうでしたっけ?。なにぶん周回遅れネタだからそんな事忘れちゃったわ)
…、す、スマンっす。
ってな事ですので今日は無理せず「本日中止!」といたしましょうやって決めますた。
「そぉね、そうしましょ」。
朝の5時半にしょんべん目覚めしたがまたまた二度寝と相成りました。
朝7時、外が明るい。
ん?、カーテン越しに明るい陽射しが寝室に入ってくるじゃないか?
カーテンをチラっとめくると…。
「うっひゃ〜!」。
白山が…、白山が綺麗なシルエットを見せているじゃないか。
それもドッピ〜カンでね。
ムズムズムズ…。
身体中のアドレナリンが騒ぎ始めてきた。
「行きて〜!、山に行きて〜ジョ」。
「ハニーちゃん、これからお山に行きましょうよ」。
ハニーちゃんを起こしてお山に誘ってみた。
「お山?、どこへ?」。
「だいたいね、アナタの車が車検で出しちゃったからどこへも行けないじゃない」。
(実は雪山アイテム一式全てを車に乗せたまま車検に出してしまった)
そ、そうなんだけど…。
だけどこのドッピ〜カンを見せられたら無性に行きたくなっちゃったんだよね。
ならば、アイゼンもピッケルもワカンもスノーシューもストックも要らない雪山にしましょうよ。
「何を無茶苦茶な事を言ってんの?。そんなの無理に決まってんじゃない」。
い〜や、無理なんかじゃありませんわよ。
先日やった鉢伏山TRYみたいに人が多く入り込んでいるお山にわざと遅くに入ってトレース泥棒に徹する作戦だと可能かもよ。
そうね、この辺りだと医王山なんかはバッチリだと思いますわ。
今からビューンと行って、キュイ〜ンと登って、ああああああ!って降りてきましょうよ。
「まぁ、このところお山に行っていないし身体もなまっているからそれも悪くないわね」。
って事でアップテンポな「医王山 らん あんど がん」作戦を楽しんでみたいと思います。
まぁ結果としましたら、雨が降る直前ということで気温もかなり高めでありまして樹氷などは全く見られませんでしたが眺望はかなりCLEARでございますた。
久しぶりに登った前兀は医王山で一番大好きなPEAKだわ。
稜線眺望派のハニーちゃんも今回はかなりウッヒョッヒョな一時だったみたいね。
白兀PEAKを取ったらお立ち台に上がってバブリーダンスを披露。
3曲ぐらい踊ったらとっとと下山だ。
嵐が来るから急がなきゃ。
でもねアップテンポな中にもちゃんとラーメンタイムを取り入れているところがウチららしいでしょ。
雪の降らない予報の医王山でしたらこんな作戦もアリでございます。
お正月太りでお悩みのソコの貴女なんかには打って付けのメニューでございますわよ。
お〜っほっほっほっほ。
さぁ、早速次のネタに移らなければ…。
おしまい。
コメント
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ミラーさん、ハニーちゃん、こんばんは。今日の夕食も糖質OFFで凌いだハズが、空腹に負け、冷凍ご飯を解凍してしまった私が参りました。
同じ日にミラーさん達も剱を愛でてらしたのね。あの日は朝はなかなかのお天気でしたが、すぐに崩れ始めてしまいました。剱は見られるのか、もしや鶴来しか見えないんじゃないかとハラハラしながら登ったことを、まるで一週間前のことのように思い出しましたわ。
冷凍ご飯分を消費しないとマズいんだけど、明日も怪しいお天気っぽいので近場ですね。まあいつも近場ですが。ミラーさんは護摩堂山を頑張ってください
ランちゃん、おはようございます。
ありがとうございます。
ショー月太りはウチらも他人事じゃございませんわよ。
最近ではお山にも繰り出さずユルユル週末をずっと繰り返しているので、ウチの体重計も「重て〜んだよオマエ!」と悲鳴を上げていますわ。
こんなことじゃいけませんわね〜。
「食ったら出す!(オナラでも構わん)」。
これ基本ね。
え〜さてさて…。
ランちゃんは昨日の日曜日はお山に行かなかったのかえ?
(もしやまた獅子吼か?)
ウチらはねあるお山へ行ってきましたわよ。
あそうそう、今回はランちゃんも誘ってあげればよかったわ。
もちろんラッセルキラーとしてに決まっているけどね。
ん?、護摩堂山?
果て?私には何の事だかさっぱり分かりませんことよ。
でもまぁ、お答えはそのうちに発表させていただきますのでどうぞチャンネルはそのままでお願いいたします
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