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Yamareco

記録ID: 1745307
全員に公開
山滑走
志賀・草津・四阿山・浅間

四阿山/あずまや高原ホテルより

2019年03月02日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 長野県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
14.6km
登り
934m
下り
918m

コースタイム

日帰り
山行
7:02
休憩
1:43
合計
8:45
5:25
129
あずまや高原ホテル下・無料駐車場
7:34
39
8:13
8:16
65
8合目
9:45
11:22
19
13:20
13:23
47
中四阿分岐
14:10
あずまや高原ホテル下・無料駐車場
登りは従来どおりに撮影を楽しみながら比較的ゆっくりのペース。
下りは滑降なので普通ならもっと速いでしょうけど、撮影に相当手間を掛けたので行動時間は参考になりません。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
あずまや高原ホテル下、登山者用無料駐車場を利用しました。
登山口直近の駐車場はホテルの宿泊客用?らしいです。
コース状況/
危険箇所等
四阿山は裾野、尾根が広いので道迷い注意。
また山頂は意外に狭いので転滑落注意。
その他周辺情報 直帰しました。

自分は利用していませんが、あずまや高原ホテルでは日帰り入浴可能なようです。
5:28 あずまや高原ホテル前・登山口(1,450m)

予想外の小雪舞う中、回復予報を信じて出発します。
登山口から雪が付いてるので、最初からスキーを履けます。

麓の樹林帯は夏道の形状も分かるしトレースも明瞭で、ナイトハイクも問題ありません。
でも歩き始めてしばらくするとすぐに明るくなってきました。日の出が早くなりましたね!
5:28 あずまや高原ホテル前・登山口(1,450m)

予想外の小雪舞う中、回復予報を信じて出発します。
登山口から雪が付いてるので、最初からスキーを履けます。

麓の樹林帯は夏道の形状も分かるしトレースも明瞭で、ナイトハイクも問題ありません。
でも歩き始めてしばらくするとすぐに明るくなってきました。日の出が早くなりましたね!
6:15 牧草地に出る(1,580m)

樹林帯を抜けると、見渡す限りの広大な牧草地に出てきました!
ところが目指す四阿山には北から絶えず雲が掛かってきています…。
遮るもののないこの牧草地でもけっこう風が冷たく、雪面はかなり締まってました。

トレースは牧柵に沿うものと、樹林帯から道なりに直進するものの2方向に分かれます。
結論から言うとどちらを選んでも後ほど合流しますが、直進するほうは一部で雪が切れているところがあります。
この時は直進するほうを選びました。
それと牧柵を越える時はズボンを鉄条網に引っ掛けないように注意。
6:15 牧草地に出る(1,580m)

樹林帯を抜けると、見渡す限りの広大な牧草地に出てきました!
ところが目指す四阿山には北から絶えず雲が掛かってきています…。
遮るもののないこの牧草地でもけっこう風が冷たく、雪面はかなり締まってました。

トレースは牧柵に沿うものと、樹林帯から道なりに直進するものの2方向に分かれます。
結論から言うとどちらを選んでも後ほど合流しますが、直進するほうは一部で雪が切れているところがあります。
この時は直進するほうを選びました。
それと牧柵を越える時はズボンを鉄条網に引っ掛けないように注意。
牧場を斜上して防風林?沿いを登っていきます。
朝日に照らされた雲が目に見える速さで流れていきます。
正に「疾きこと風の如く」の光景でした。
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牧場を斜上して防風林?沿いを登っていきます。
朝日に照らされた雲が目に見える速さで流れていきます。
正に「疾きこと風の如く」の光景でした。
6:55 牧草地終わり(1,740m)

ようやく牧草地を登り終えそうな頃に日が昇ってきました。

ここでトレースは再び二手に分かれるのですが、この先で少し迷走してしまいました。
樹林帯を避けて右寄りへカーブするもの、そして道なりに樹林帯へ入っていくほうのどちらへ進むか?
一旦は方向感覚どおりに道なりへ進み始めたのですが、少し登ったところでトレースは拡散。
方針変更してもう一方のトレースへショートカットして合流しようとして行き過ぎてしまいました。
これは違うと感じて少し戻ると、行き過ぎたトレースをすぐに発見しました。
これがGPS軌跡が不可思議なループを描いた経緯です。
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6:55 牧草地終わり(1,740m)

ようやく牧草地を登り終えそうな頃に日が昇ってきました。

ここでトレースは再び二手に分かれるのですが、この先で少し迷走してしまいました。
樹林帯を避けて右寄りへカーブするもの、そして道なりに樹林帯へ入っていくほうのどちらへ進むか?
一旦は方向感覚どおりに道なりへ進み始めたのですが、少し登ったところでトレースは拡散。
方針変更してもう一方のトレースへショートカットして合流しようとして行き過ぎてしまいました。
これは違うと感じて少し戻ると、行き過ぎたトレースをすぐに発見しました。
これがGPS軌跡が不可思議なループを描いた経緯です。
右寄りのトレースに合流してからはスムーズに樹林帯の中を登っていきます。
右寄りのトレースに合流してからはスムーズに樹林帯の中を登っていきます。
四阿山までだいぶ距離的には近づいてきてますが、山上では雲と晴れ間のせめぎ合いが繰り広げられてます。
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四阿山までだいぶ距離的には近づいてきてますが、山上では雲と晴れ間のせめぎ合いが繰り広げられてます。
7:34 里宮付近(1,850m)

山と高原地図のとおり、中四阿への分岐からすぐに里宮です。
トレースのすぐそばに小さな祠がありますが、地形図によると里宮は右手の小高い丘の上にあるようです。
もちろん自分は寄り道をせず、真っ直ぐに四阿山へ向かいます。
7:34 里宮付近(1,850m)

山と高原地図のとおり、中四阿への分岐からすぐに里宮です。
トレースのすぐそばに小さな祠がありますが、地形図によると里宮は右手の小高い丘の上にあるようです。
もちろん自分は寄り道をせず、真っ直ぐに四阿山へ向かいます。
中四阿の尾根を横目に見ながら登っていきます。
この付近は比較的等高線が詰まっていて、この日の登りの中でも頑張りどころの区間でした。
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中四阿の尾根を横目に見ながら登っていきます。
この付近は比較的等高線が詰まっていて、この日の登りの中でも頑張りどころの区間でした。
8:13 8合目(2,100m)

ようやく木々が疎らになってきた頃、8合目と書かれた岩を通過。
ここを登る時に気を抜いてたわけではないですが、スキーがずるっと後ろに滑りました。
しっかりスキーに荷重して圧を掛けないとシールが雪を噛んでくれない。この辺りの理屈はゲレンデ用のスキーと同じだなと感じました。ちなみに自分はスキー学校でいくら教えてもらっても、一定以上(SAJ1級より上)のレベルには上達しませんでした。
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8:13 8合目(2,100m)

ようやく木々が疎らになってきた頃、8合目と書かれた岩を通過。
ここを登る時に気を抜いてたわけではないですが、スキーがずるっと後ろに滑りました。
しっかりスキーに荷重して圧を掛けないとシールが雪を噛んでくれない。この辺りの理屈はゲレンデ用のスキーと同じだなと感じました。ちなみに自分はスキー学校でいくら教えてもらっても、一定以上(SAJ1級より上)のレベルには上達しませんでした。
8合目からは菅平のゲレンデ群を見通せましたが、先週に比べるとなんだかモヤってます。
3月に入ったばかりだけどもう春が来たみたいです。
昨年2月下旬に雪山登山を始めましたが、3月に入ってもどこともしっかり積雪があって、
クリアな眺望だったことを思い出すとやはり今年は暖冬なようです。
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8合目からは菅平のゲレンデ群を見通せましたが、先週に比べるとなんだかモヤってます。
3月に入ったばかりだけどもう春が来たみたいです。
昨年2月下旬に雪山登山を始めましたが、3月に入ってもどこともしっかり積雪があって、
クリアな眺望だったことを思い出すとやはり今年は暖冬なようです。
標高を上げるにつれて薄いながらも乾いた新雪になってきて、すごく感触が良いです。
石を踏まないように気をつけつつ、出来るだけトレースを外して歩きました。
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標高を上げるにつれて薄いながらも乾いた新雪になってきて、すごく感触が良いです。
石を踏まないように気をつけつつ、出来るだけトレースを外して歩きました。
雲は次第に少なくなって青空が目立ってきました。どうやら天候は回復とみて間違いないようです。良かった!

この先で一旦夏道のルートを外したようで、急斜面に突き当たりました。
キックターンを繰り返して、どうにかジグザグに登り切りましたが、かなりの脚力を使いました。
登り切ったところは蓼科山頂のように岩が散在する台地で、雪は薄っすらでスキーは使えません。
でも幸いなことに近くに指導標を発見し、ツボ足で歩いて夏道のルートに再合流しました。
雲は次第に少なくなって青空が目立ってきました。どうやら天候は回復とみて間違いないようです。良かった!

この先で一旦夏道のルートを外したようで、急斜面に突き当たりました。
キックターンを繰り返して、どうにかジグザグに登り切りましたが、かなりの脚力を使いました。
登り切ったところは蓼科山頂のように岩が散在する台地で、雪は薄っすらでスキーは使えません。
でも幸いなことに近くに指導標を発見し、ツボ足で歩いて夏道のルートに再合流しました。
8:45 2,190mの指導標

上記の経緯があって一旦スキーを外した状態となっています。
この指導標が立っているおかげで、すぐに夏道の存在に気付くことができました。
8:45 2,190mの指導標

上記の経緯があって一旦スキーを外した状態となっています。
この指導標が立っているおかげで、すぐに夏道の存在に気付くことができました。
再びスキーを履いてしばらく登っていくと、四阿山山頂がようやく見えてきました!

この辺りは登りでもルートを外しやすかったです。広い尾根なので下りでは更に注意が必要。帰りには中四阿のほうへ下らないように滑らなくてはいけません。
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再びスキーを履いてしばらく登っていくと、四阿山山頂がようやく見えてきました!

この辺りは登りでもルートを外しやすかったです。広い尾根なので下りでは更に注意が必要。帰りには中四阿のほうへ下らないように滑らなくてはいけません。
9:21 根子岳分岐(2,280m)

見覚えある根子岳分岐の指導標が見えました。ここまで来ると四阿山山頂まであと少し!
今日は根子岳へ向かう新しいトレースがありましたが、冬場は周回する登山者は少ないようでトレース無しの場合も。
9:21 根子岳分岐(2,280m)

見覚えある根子岳分岐の指導標が見えました。ここまで来ると四阿山山頂まであと少し!
今日は根子岳へ向かう新しいトレースがありましたが、冬場は周回する登山者は少ないようでトレース無しの場合も。
9:27 四阿山山頂が眼前に見えてくる

根子岳分岐からしばらく樹林帯を進むと、遂に四阿山山頂が大きく見えるコルに出てきます。
ここから見る四阿山は整った三角形。雪化粧が本当に美しい!
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9:27 四阿山山頂が眼前に見えてくる

根子岳分岐からしばらく樹林帯を進むと、遂に四阿山山頂が大きく見えるコルに出てきます。
ここから見る四阿山は整った三角形。雪化粧が本当に美しい!
四阿山山頂直下の急登に挑みます!
ここの急斜面でスキーアイゼンを使うことを想定していましたが、ジグザグの登山道をどうにかシールだけで登れました。
あとで山頂で出会った山スキーの方が自分のと同型のスキーアイゼンを使われていて、本当に楽に直登出来たそう。
今度急斜面を登る時は、面倒くさがらずに積極的に使ってみます。
四阿山山頂直下の急登に挑みます!
ここの急斜面でスキーアイゼンを使うことを想定していましたが、ジグザグの登山道をどうにかシールだけで登れました。
あとで山頂で出会った山スキーの方が自分のと同型のスキーアイゼンを使われていて、本当に楽に直登出来たそう。
今度急斜面を登る時は、面倒くさがらずに積極的に使ってみます。
最後の急登を終えると山頂は目前!
この山頂直前の光景は何ともいえない高揚感があります。
昨年3月の登頂時に近いほど、山頂には予想外に雪がしっかり積もっていました!
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最後の急登を終えると山頂は目前!
この山頂直前の光景は何ともいえない高揚感があります。
昨年3月の登頂時に近いほど、山頂には予想外に雪がしっかり積もっていました!
9:45 四阿山山頂(2,354m)着きました!

これで夏冬通じて3度目の四阿山登頂ですが、山スキーでは初めてなのでやはり違った達成感がありました。
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9:45 四阿山山頂(2,354m)着きました!

これで夏冬通じて3度目の四阿山登頂ですが、山スキーでは初めてなのでやはり違った達成感がありました。
四阿山山頂(2,354m)最高地点

祠の横を通って今回も最高地点に立っておきます。
なんとも言えない高度感と絶景に囲まれる至福のひと時!
それにしても四阿山は裾野がやたら広いけど、山頂は意外に狭いです。
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四阿山山頂(2,354m)最高地点

祠の横を通って今回も最高地点に立っておきます。
なんとも言えない高度感と絶景に囲まれる至福のひと時!
それにしても四阿山は裾野がやたら広いけど、山頂は意外に狭いです。
いつしか風もすっかり止んで、快適な山頂滞在となりました。
あおい、ひなたの撮影も、手がかじかむことなく集中出来ました。
少し前に八ヶ岳で凍えてたのにもう春ですね。
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いつしか風もすっかり止んで、快適な山頂滞在となりました。
あおい、ひなたの撮影も、手がかじかむことなく集中出来ました。
少し前に八ヶ岳で凍えてたのにもう春ですね。
先週に登ったばかりの根子岳が一段低くに、その向こうには北アルプスの山々が浮島のように見えています。
北信の山々は雲に隠れ気味で分かりづらかったです。
この日は黒姫へ行くことを考えてましたが、新潟県寄りの山は天候回復が遅れるとみて計画変更しました。
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先週に登ったばかりの根子岳が一段低くに、その向こうには北アルプスの山々が浮島のように見えています。
北信の山々は雲に隠れ気味で分かりづらかったです。
この日は黒姫へ行くことを考えてましたが、新潟県寄りの山は天候回復が遅れるとみて計画変更しました。
遥か南方には霞みながらも富士山が見えました。
浅間や八ヶ岳も少し雪が増えたようです。

山スキーのシールを剥がしたり、写真撮影しながら関西から来られた方々とお話ししているうちに、
あっという間に1時間30分ほど滞在していました。楽しい時間は過ぎるのが早いです。

でも下りはスキーなので、通常の登山より山頂でゆっくり出来るのが利点だなと気付きました。
遥か南方には霞みながらも富士山が見えました。
浅間や八ヶ岳も少し雪が増えたようです。

山スキーのシールを剥がしたり、写真撮影しながら関西から来られた方々とお話ししているうちに、
あっという間に1時間30分ほど滞在していました。楽しい時間は過ぎるのが早いです。

でも下りはスキーなので、通常の登山より山頂でゆっくり出来るのが利点だなと気付きました。
11:22 下山開始

それではスキーモードにして滑降を開始します!
トレース上は登山者が続々と登ってこられるのを見て、南側の斜面を回り込んで滑っていきます。
11:22 下山開始

それではスキーモードにして滑降を開始します!
トレース上は登山者が続々と登ってこられるのを見て、南側の斜面を回り込んで滑っていきます。
山頂直下の急斜面をクリアすると、この先は小刻みなアップダウン。
コル付近の登山道は狭くてスピードは出せないので、カニ歩きかV字登行で越えました。
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山頂直下の急斜面をクリアすると、この先は小刻みなアップダウン。
コル付近の登山道は狭くてスピードは出せないので、カニ歩きかV字登行で越えました。
四阿山山頂全体に日が周って、登りの時よりも本当にきれいな光景でした!
この絶景スポットを過ぎると、基本的に登り返しは終わりです。
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四阿山山頂全体に日が周って、登りの時よりも本当にきれいな光景でした!
この絶景スポットを過ぎると、基本的に登り返しは終わりです。
11:41 根子岳分岐(2,280m)

根子岳分岐から先も引き続いて緩い幅広の斜面が続きます。
トレースを外してフォールラインを変えることで新雪の斜面をいくらでも滑れました。
11:41 根子岳分岐(2,280m)

根子岳分岐から先も引き続いて緩い幅広の斜面が続きます。
トレースを外してフォールラインを変えることで新雪の斜面をいくらでも滑れました。
ただ滑り降りてしまうのはもったいないし、乳酸が溜まってきて脚力がもちません。
景色を楽しみながらゆっくりと下りていきます。
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ただ滑り降りてしまうのはもったいないし、乳酸が溜まってきて脚力がもちません。
景色を楽しみながらゆっくりと下りていきます。
整備の行き届いたスキー場を滑るのとは全く違う楽しさがあります!
とにかくターン弧の大きさを変えることと、必要な時に確実な停止さえ出来れば大丈夫。
基礎スキーのように技術的にダメ出しを食らうことがなく、山スキーはとにかく好きなように滑ればいいので自由人の自分に合ってます♪
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整備の行き届いたスキー場を滑るのとは全く違う楽しさがあります!
とにかくターン弧の大きさを変えることと、必要な時に確実な停止さえ出来れば大丈夫。
基礎スキーのように技術的にダメ出しを食らうことがなく、山スキーはとにかく好きなように滑ればいいので自由人の自分に合ってます♪
未だかつてない堪らない開放感に浸ってます!
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未だかつてない堪らない開放感に浸ってます!
遥か下方に中四阿が見えます。
今日はあずまや高原ホテルへ下りなければいけないので、そろそろ南寄りに軌道修正に掛かります。
遥か下方に中四阿が見えます。
今日はあずまや高原ホテルへ下りなければいけないので、そろそろ南寄りに軌道修正に掛かります。
12:19 (2,190m)

登りで一旦スキーを外したところまで下りてきました。
周辺は夏道?のトレースを含めて雪が少なく、登りの時に通った急斜面を下りることにします。
12:19 (2,190m)

登りで一旦スキーを外したところまで下りてきました。
周辺は夏道?のトレースを含めて雪が少なく、登りの時に通った急斜面を下りることにします。
樹林帯へ下りていく前に、小休止をとりました。
本格的な春が来るまでにあと何回、この青と白の世界を見られるでしょう。
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樹林帯へ下りていく前に、小休止をとりました。
本格的な春が来るまでにあと何回、この青と白の世界を見られるでしょう。
二人とも菅平の光景を楽しんでくれているようです。
二人とも菅平の光景を楽しんでくれているようです。
12:43 ルート外の急斜面から滑降再開

一旦スキーを外して、南側の急斜面から滑り降りていきます。
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12:43 ルート外の急斜面から滑降再開

一旦スキーを外して、南側の急斜面から滑り降りていきます。
思いっきり片斜面なので、実質的には斜滑降でクリア。
これまでの基礎スキーのクセで、スキーと腰の向きの確認に意識を向けてしまいました。
思いっきり片斜面なので、実質的には斜滑降でクリア。
これまでの基礎スキーのクセで、スキーと腰の向きの確認に意識を向けてしまいました。
トレースから付かず離れず、滑りやすそうなところを下りていきます。
気温は上がっても意外に雪は締まったままで、圧雪斜面とあまり滑走感覚は変わらず滑りやすかったです。
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トレースから付かず離れず、滑りやすそうなところを下りていきます。
気温は上がっても意外に雪は締まったままで、圧雪斜面とあまり滑走感覚は変わらず滑りやすかったです。
並走するトレースと下方に見えてくる牧場を目安にして下りていきます。
並走するトレースと下方に見えてくる牧場を目安にして下りていきます。
やや南寄りに下り過ぎたので修正する場面もありました。
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やや南寄りに下り過ぎたので修正する場面もありました。
13:21 中四阿分岐(1,830m)

里宮を通り過ぎてすぐに中四阿分岐。尾根歩きを楽しむには中四阿を通るほうが良いかもしれません。

ここまでの撮影疲れ?のため、ここからは滑りに集中することにします。
13:21 中四阿分岐(1,830m)

里宮を通り過ぎてすぐに中四阿分岐。尾根歩きを楽しむには中四阿を通るほうが良いかもしれません。

ここまでの撮影疲れ?のため、ここからは滑りに集中することにします。
13:31 (1,730m)

しばらく滑り続けたらすぐに牧場に出てきました。
ここからは登りの時とは違って牧柵に沿うように滑っていきました。
途中で土が出てることもなく、有刺鉄線に遮られることなく、
爽快にターン弧の大きさを変えるなどしながら滑り降りることができました♪
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13:31 (1,730m)

しばらく滑り続けたらすぐに牧場に出てきました。
ここからは登りの時とは違って牧柵に沿うように滑っていきました。
途中で土が出てることもなく、有刺鉄線に遮られることなく、
爽快にターン弧の大きさを変えるなどしながら滑り降りることができました♪
13:38 (1,580m)

あっという間に牧場の最下部まで下りてきました。
この先は見通しの利かない樹林帯へ入っていくので、今一度遠くなった四阿山を振り返っておきました。
13:38 (1,580m)

あっという間に牧場の最下部まで下りてきました。
この先は見通しの利かない樹林帯へ入っていくので、今一度遠くなった四阿山を振り返っておきました。
13:49 有刺鉄線を跨いで樹林帯へ

ここまで下りてくると、登山口はもうすぐです。
日陰の多い樹林帯に入ると、雪はほぼ硬いままでした。
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13:49 有刺鉄線を跨いで樹林帯へ

ここまで下りてくると、登山口はもうすぐです。
日陰の多い樹林帯に入ると、雪はほぼ硬いままでした。
14:00 あずまや高原ホテル前・登山口(1,450m)

ほぼノンストップであっという間に登山口まで下りてきました。
山スキーの機動力に圧倒され、そして感動した下りでした!

あまりの楽しさに時の経つのを忘れ、下山予定時刻を2時間ほど過ぎていました。
案の定、心配した母からの着信が入っていて、慌てて下山メールを発信。
行動時間は長めに想定するのがベターと痛感しました。
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14:00 あずまや高原ホテル前・登山口(1,450m)

ほぼノンストップであっという間に登山口まで下りてきました。
山スキーの機動力に圧倒され、そして感動した下りでした!

あまりの楽しさに時の経つのを忘れ、下山予定時刻を2時間ほど過ぎていました。
案の定、心配した母からの着信が入っていて、慌てて下山メールを発信。
行動時間は長めに想定するのがベターと痛感しました。
あずまや高原ホテル前・登山口(1,450m)

下山通知メールの発信を済ませてから、ホテル下にある駐車場へ戻りました。
これまでの登山では味わえなかった山スキーの爽快感も加わって、
今までにない最高に充実した行程でした。

楽しかった山行の余韻に包まれて帰途に就きました。
あずまや高原ホテル前・登山口(1,450m)

下山通知メールの発信を済ませてから、ホテル下にある駐車場へ戻りました。
これまでの登山では味わえなかった山スキーの爽快感も加わって、
今までにない最高に充実した行程でした。

楽しかった山行の余韻に包まれて帰途に就きました。

装備

個人装備
山スキー ポール スキーアイゼン ブーツ 長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン スキー用靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー 薄手のビーニー ザック チェーンスパイク 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ゴーグル タオル カメラ 交換レンズ 三脚 ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

早朝は小雪が舞っていましたが、終わってみれば絶好の登山日和。
四阿山自体は3度目ですが、初めてのルートを山スキーで登ることができて、
本当に充実感に満ちた山行となりました!

自分にとって山スキーとの出会いは、新たな世界が広がったといっても過言ではありません。
2年前に辞めた基礎スキーの経験も活かせるし、雪山登山の多様性も生まれました。
なにぶんにも山スキーは高いので随分悩みましたが、勇気を出して購入して良かったです。
雪山登山を始めた昨冬に続いて、今冬も自分にとって大きな変革の冬となりました。

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コメント

摩耶山さん歩
ルーンさん こんにちわ。
根子岳の隣に位置するようですね。
山スキーを 検索してみました。
かかとが外れて 90度まで踵が上がる、
登るときは シールを張る。
しーるとは アザラシのことらしいですね。
靴は スキー靴そのものですね。
これで 山を登るのは大変そうですが
足が重だるくなりませんか?
下りでは、
トレランより 爽快感がたかまるでしょうね。
どのお写真も素敵です。空が青い―。
長野、群馬は こちらに比べて 空気がきれいなようですね。下りでの写真撮影は カメラ回収に大変だったでしょう。沢山のお写真を、ありがとうございます。
スキーに比べて山スキーの方が
  爽快感UP! のようですね。
整備された ゲレンデではないリスクが あるとは思いますが、気を付けられて、楽しんでくださいませ。
ありがとございました。
2019/3/8 13:27
Re: 摩耶山さん歩
こんばんは、mayasanpoさん。
今回もご覧いただきまして、ありがとうございます!

根子岳と四阿山は長野・群馬県境にある隣り合わせの山で、夏なら周回もお薦め出来ます。

山スキーは特にビンディングの造りがゲレンデ用のと全く違うので、最初は相当に戸惑いました。
特に雪山関連はそうかもしれませんが、道具の扱いから慣れないといけないですね。
シールはアザラシのことだったんですね!?これは知りませんでした。
山スキー道具をまとめて購入した時、少しでも節約しようとシールのカットはお店に頼まず、
自分で切ったんです。おかげで片方ちょっとずれて切ってしまったりとかしました。
でも使うには支障なくて良かったです。
スキーやブーツも4、5年前の型落ち品ですが、ニューモデルを揃えるより相当に安く済みました。
自分の経験上、新しいモデルのスキーを履いたら、より上手く滑れるというわけでもないんです。

スキーブーツはこれまで使ってたゲレンデ用のに比べると、本当に驚きの軽さですよ!
歩行モードの時は足首を動かしやすくできるので、普通に歩くのとあまり感覚は変わりません。
スキーもやはり軽く造られていますね。自分の場合はこれまでのゲレンデ用の重さが普通だったので、余計に軽く感じるかもしれません。

空気の透明度はやはり標高の高さからきているのでしょうか。
下界に比べて風が強いのも影響しているのかも。

ご想像のとおり、下りのスキーでのカメラ回収は大変ですが、
シャッターが下りるタイミングがあえば快心の思いを味わえます。(^^;

おっしゃるとおり、山スキーはスキー場に比べるとリスクが大きいです。
今冬も山スキーの事故はかなりの件数が発生しています。他人事ではもちろんありません。
天気はもちろん積雪状況も把握して慎重に臨みたく思います。

ありがとうございました!
2019/3/8 20:45
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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積雪期ピークハント/縦走 志賀・草津・四阿山・浅間 [日帰り]
技術レベル
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体力レベル
3/5

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