【大峰奥駈道】(序盤)奥千本口-四寸岩山-百丁茶屋ピストン


- GPS
- 08:10
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 999m
- 下り
- 1,003m
コースタイム
06:50 奥千本口
06:55 金峯神社
07:17 青根ヶ峰
08:01 試み茶屋跡
09:20 四寸岩山 09:30
10:57 百丁茶屋(仁蔵宿小屋) 11:40
13:04 四寸岩山
13:42 試み茶屋跡
14:17 青根ヶ峰付近(巻道)
14:37 金峯神社
14:44 奥千本口バス停
14:50 高城山山麓駐車スペース
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストとトイレは金峯神社の休憩所にあります ・山道は特に危険なところはありません ・百丁茶屋(二蔵宿小屋)は修験行者優先ですが一般に開放されています ・高所部はまだ雪が残っていて深い所で膝まで踏み抜きますがほとんど踝程度でアイゼンなしで歩けました |
写真
感想
今年の山歩きは「大峰山系の山々を巡ってみたい」ということで冬山も一段落、まずは序編その1とでも名付けましょうか。
吉野山奥千本口から百丁茶屋(二蔵宿小屋)までをピストンで歩きました。
この山道は大峰奥駈道とか古道とか在来道とか色々あるようですが山岳地図に従うコースを勝手に大峰奥駈道として歩きます。
奥千本口はバスの転回場で駐車が困難なので少し下って高城山山麓のスペースに駐車した。
身仕度して早速登山開始。しばらく車道を上がると金峯神社に着く。ここにトイレと登山ポストがある。まだ早いのかトイレは施錠されていて使えないが今日は腹の調子も悪くないので大丈夫そうだ。
神社鳥居の右に登山道があり、120段ほど上がり「左、山上ヶ岳」の標識に従い進む。足が慣れてくるころに青根ヶ峰(857.9m)に着く。あっという間だ。全く展望がないので先に進み一旦林道に出てから山道へ上がるとまた林道へ出る。
<これならずっと林道歩きでもよかったなと思ったがいやいや山歩きに来てるのだ、山道を歩かなくてどうするっと気合を入れて>
そのまましばらく進むとにぎやかな標識のある分岐あり(ここがカクレ平というのでしょうか?)左に進むと山道の入口が見えてくる。案内標識があるので迷うことはない。
山道をしばらく進むと足元には雪が現れる。傾斜も急になり山道らしくなってきた。平らなところに着くと試み(心見)茶屋跡の標識がある。小休止して更に登ると林業用のモノレールが見え、薊岳までの山道はほぼこのレールの沿って行くことになる。
雪で山道が見づらくなってくるが小動物の足跡が誘導してくれる。西側に展望が開けると四寸岩山山頂(1235.6m)である。
今日は天気が良いので青々とした山稜と深い谷のみごとな調和に魅了されしばらく釘づけになる。耳をすませばウグイスやシジュウカラ?の歌比べである。鳴き始めかなんとなくぎこちなく聞こえる。
道程はここで約半分、小休止の後百丁茶屋に向かって先に進むことにする。途中できれいな足摺宿を通過する。山道が小屋の中を通過する形になっていて、中をのぞくと行者様が祀られていた。
ズボズボと吹溜りの雪を踏みながら4つ程ピークを超えるとまた林道と交差する。ここは九十丁とか。百丁口の標識もある。西側には展望が開けていて素晴らしい景色に魅せられ小休止。
あと1kmだ。大きな高低差もなく二蔵宿小屋が見えてくる。百丁茶屋跡である。シーンと静まり返っていて全く人の気配もない。いくつかの祠で納経し二蔵宿小屋内で昼食だ。
昼食後外に出て、しばらく辺りの様子を見て回る。水場は10分ほど下がるとあるようだ。次回は五番関からここまで繋ごうかなと思いを馳せる。
さて、時間も押してきたし帰途に着く。来た道は我が足跡しか見当たらない。このルートの本日の入山者は我一人ということだ。
古くから伝わる修験道に人の信仰心の尊さを想わせる落ち着いた山道であった。
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