飯ヶ岳(山口市)・残された原生林を歩く��
山口県
limited
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,072m
- 下り
- 1,053m
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9:35三本杉
9:49登山口
10:12分岐点
10:51滑松分岐点
11:11飯ヶ岳
11:28ブナ林分岐点
12:39滑滝
12:53沢のぼりコース分岐点
13:26登山口
14:20林道駐車地点
| 天候 | 晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
林道は滑最終集落から荒れた未舗装道路となりますが四駆であれば登山口まで行けます。 滑コースは標識やテープが要所にあり迷うことはありません。稜線で多少笹漕ぎするところがあります。積雪期にトレースがなければルートファインディングが 難しい。山口県では貴重な自然林の沢を歩くことができますがツキノワグマの棲息地でもあります。熊対策グッズは必要です。 |
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感想
車で滑コース登山口を目指し雨上がりのオフロードを走っていましたがタイヤと
ボディーが泥だらけになるのが嫌になり、林道脇の空き地に車を置き登山口まで
約2.5K歩きます。途中の三本杉付近のみ舗装されていました。三本杉から林道は
山腹を大きく巻き登っていくと終点の登山口の駐車場に到着。
駐車場の裏の沢の橋を渡り登山道に取付きます。尾根を進むと滑松の自生地に
着きます。一本の
巨大な滑松が目立っています。まもなくブナの森への分岐
点に到着。ブナの森ルートは下りに使うことにして更に尾根筋を登ります。
向かい側の尾根も滑松の自生地のようですがかなり立ち枯れが進んでいるのが
わかります。標高を上げると飯ヶ岳山頂が見えてきました。更に滑松自生地へ
伸びる稜線に合流します。ここから一度コルまで降ると山頂への最後の登りが
始まります。ルートを覆い尽す笹を掻き分け急登を続けると刈り掃われた飯ヶ岳
山頂に到着。晴れてはいますが少し霞んでおり十種ヶ峰がクリアに見えなかった
のが残念。しかし正面県境尾根の弟見山ははっきりと見えています。下りは
雀谷山へと伸びる稜線の縦走路に入ります。まもなく国道315号線河内峠からの
ルートが合流します。ここに道標はなく白いテープが樹に巻いてあるのが目印です。
更に稜線を降りきった最初のコルに道標が立っています。ここからが最大の
見どころであるブナの原生林への入り口です。いきなり笹の地面にブナの樹が散在
する美し森に入ります。北側斜面はまだ残雪が多くルートファインディングに
苦労します。ルートはしばらく斜面をほぼ水平にトラバースします。途中小さな
沢や尾根を幾つも越えてゆきますが森の中の見事なブナを見て回ることができます。
圧巻は沢に降りる最後の尾根筋に連続して現れるブナの巨木群。そして降り立った
沢の美しさ。感動の連続でした。
山口県にこれだけの規模のブナの森が残されていることは驚嘆に値する。しかも
県境尾根から離れた飯ヶ岳は純粋な山口県のピークである。ここが最西端のブナ
天然林と云われてますがここは東北でもない遠い南の山口県。その価値は当然
計りしれないものがある。
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ブナ大好きです。
我が家の狭い庭にも１ｍくらいのが一本植わっています。
秋に拾ってきて食べた残りの実をプランターに巻いていたら、無数に生えてきました。とてもかわいいです。
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