平標 ヤカイ沢


- GPS
- 05:08
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 989m
- 下り
- 981m
コースタイム
- 山行
- 3:33
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 5:07
天候 | 曇り一時晴れ 9時ころから11時位まで晴れ間が見えるも、頂上から滑走するころには頂上付近はガスに覆われる。下山すると、天気は次第に下り坂といった具合に、かなり不安定だった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
そのため、道路端部に駐車が可能だった。 当日は天候不順のため、他に1台のみ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ホワイトアウト時は雪面が識別できず、滑走は要注意。 |
その他周辺情報 | 二居集落の宿場の湯にて入浴。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
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感想
この土日は2日共天候には恵まれなかった。すでに、レンタカー、宿も予約済みだったのでだめもとで来たのだが、何とか計画を変更して滑走でき良かった。この日は当初は守門岳を予定していたが、SWC予報を見ると午後になるに従い雲に覆われ出し、山頂付近は降雪の可能性大。折角、前日小出まで来て早朝守門岳へ向かう予定であったが、急遽予定を変更。昼ごろ一時的に晴れ間が望める可能性のある前日の予定地平標のヤカイ沢へ向かう。湯沢へ逆戻りであるが、結果としては正解であった。欲を言えば、予定通り5:00に出発していれば(後30分程早く)平標頂上からの滑走もガスに覆われることなく快適であったのが残念ではあるが、こればかりは致し方ない。あまり欲張ってもしょうがない。
さて前回は国道沿いに駐車したのだが、この時期になると別荘地内の林道は除雪が完了しており、少しばかり歩く距離が少なくて助かる。道路端部には私の他1台が駐車するのみで、やはり天候が不安定な事から登山者も少ない。
歩き出しは曇天であったが、ヤカイ沢を離れて尾根への急登が始まるころになると青空が広がり出し、沢の先には平標の稜線が見渡せるまでに天気はひと時回復に向かっており、心が逸が次第に湿雪の影響かシールが団子状態となり足元が重たい。スキーを外し、こびりついた雪を取り除いても、直ぐにまた団子状態となり悩ましい。
尾根に出たところで一服後、先日と同様にシートラに切り替えるも、今回はもぐりこみが激しく按配が悪く、直ぐにスキーに切替える。
尾根に出るとこの時期としてはかなりの風が強いが、なんとかガスが晴れ、平標、仙の倉頂上が雪原の向こうに見渡すことができ、頂上からの滑走時になんとかガスが出ないようにと念じながら心が逸る。
頂上到着時は何とかガスがまだそれほどではなかったが、休憩している間のガスで覆われ始め、頂上からの滑走に躊躇してしまうが、ナビで方向を定め、霧の中平標を後に北西稜線の滑走を開始するが、視界10m程のホワイトアウトの中慎重にシュテムターンでコルに到達する。
ここから雪面のウエーブが若干気になるが、ナビを睨みながら斜滑降で徐々に高度を下げる。ガスで雪面の境が明確でなく、神経を使うがなんとか最初のターンをキックターンで折り返し、これを数回ほど繰り返すと先行者のシュプールを横断する。高度を下げると徐々にガスから抜け出し、視界が良好となる。思いのほか斜度が有るが、上部はまだパウダーが楽しめ徐々に小気味よくターンが刻めるようようになるが、雪崩のリスクを考えると慎重なターンを心がける。一気に下部まで降り切りたいとこではあるが、途中大腿筋が攣りだし悲鳴をあげる。下部のデブリ地帯の手前で一休みをして、その後は右手の尾根側へ回りこみ出来る限り広い斜面へ抜けるように滑走する。下部は気持ちの良い緩斜面となるが標高が下がると流石に雪は重たくなる。
往路より北側のルートを滑走するが、樹林もそれほど気にならず滑走できる。暫く先行トレースがないが、やがて往路のトレースに合流する。ガスの中の滑走はわずか5分程度かと思うが、それでも精神的に疲労が蓄積してのか、途中休憩では疲れがどっと出てきたが、充実感一杯の滑走だった。
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