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Yamareco

記録ID: 1779582
全員に公開
ハイキング
奥秩父

岩殿山(天神山・稚児落し経由)

2019年04月04日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:10
距離
8.5km
登り
650m
下り
655m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:26
休憩
0:38
合計
3:04
距離 8.5km 登り 655m 下り 655m
7:13
2
7:15
7:26
4
7:30
7:50
4
7:54
3
7:57
8:03
44
8:47
8:48
18
9:06
60
10:06
11
10:17
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岩殿山公園駐車場利用(10台:無料)
コース状況/
危険箇所等
・全体として
岩殿山のみであれば公園散歩レベルですが、岩殿山から浅利集落へ至るルートは一発アウトの危険箇所も多く注意が必要です。
また全体的にザレが多く、思わぬところでスリップしやすい道のりとなります。

・岩殿山
全体的に公園レベルの整備がされておりとても歩きやすいです。
丸山公園から先はやや整備度が落ちますが、それでも公園レベルは維持しています。
やや急登な箇所には手摺もありますので、山慣れしていない人や子供連れの方でもわざと危険な事をしなければ低リスクで歩く事ができるでしょう。

・兜岩
二箇所ある鎖場はいずれも林間コースとして迂回路が設けられています。
特に第2鎖場については通行止めとなっているため必然的に迂回路を使用することになります。
その場合でも岩殿山と比べて明らかに登山道然とした道を歩く事になるので、ちゃんとした靴・装備が必要でしょう。

・稚児落し
明らかに一発アウトな岩壁沿いを歩く箇所があります。
このゾーンもやはり礫岩の砕けたザレにより、平坦部でもスリップする事があるので細心の注意を払いましょう。
また岩壁上部の路肩は削れて丸くなっておりますが、そこもザレています。
谷底を見ようと路肩に近寄ると非常に危険です。
その他周辺情報 ・トイレ
丸山公園(無料)
おはようございます。
ここは岩殿山公園駐車場です。
本日は岩殿山へ登りにやって参りました。
2019年04月04日 07:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 7:15
おはようございます。
ここは岩殿山公園駐車場です。
本日は岩殿山へ登りにやって参りました。
岩殿山はJR中央本線大月駅からほど近く、非常にアクセスしやすいお手軽な山です。
2019年04月04日 07:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/4 7:15
岩殿山はJR中央本線大月駅からほど近く、非常にアクセスしやすいお手軽な山です。
駐車場から少しだけ舗装路歩き。
この道は国道139号線。
小菅村を通り青梅街道までつながっています。
ついこの間登った雲取山鴨沢登山口へ行くこともでき、道が繋がっているワクワク感みたいなものを感じます。
2019年04月04日 07:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/4 7:16
駐車場から少しだけ舗装路歩き。
この道は国道139号線。
小菅村を通り青梅街道までつながっています。
ついこの間登った雲取山鴨沢登山口へ行くこともでき、道が繋がっているワクワク感みたいなものを感じます。
こちらが岩殿山登山口です。
城跡が公園として整備されているので、登山道としては破格の整備です。
2019年04月04日 07:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 7:18
こちらが岩殿山登山口です。
城跡が公園として整備されているので、登山道としては破格の整備です。
道中には桜が多く植えられ、いかにも春の公園という雰囲気になっています。
この辺りはまだ登山ではなく散歩ですね。
2019年04月04日 07:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/4 7:20
道中には桜が多く植えられ、いかにも春の公園という雰囲気になっています。
この辺りはまだ登山ではなく散歩ですね。
岩殿山は戦国時代から重要な拠点として利用されてきたそうです。
その辺りの細かい歴史について随所にある看板で案内されています。
2019年04月04日 07:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 7:21
岩殿山は戦国時代から重要な拠点として利用されてきたそうです。
その辺りの細かい歴史について随所にある看板で案内されています。
今日は最高の登山日和です。
朝は少し寒かったのですが、昼にかけてグングン気温が上がる予報です。
すっかり春ですね。
2019年04月04日 07:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 7:21
今日は最高の登山日和です。
朝は少し寒かったのですが、昼にかけてグングン気温が上がる予報です。
すっかり春ですね。
岩殿山は2017年8月の台風で大規模な崩落が発生し、登山道の多くが通行止め・迂回となっていました。
2019年3月30日をもってようやっと迂回していた地点が通行可能になったようです。
異様に新しい登山道はそういうわけだったのか。
2019年04月04日 07:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/4 7:27
岩殿山は2017年8月の台風で大規模な崩落が発生し、登山道の多くが通行止め・迂回となっていました。
2019年3月30日をもってようやっと迂回していた地点が通行可能になったようです。
異様に新しい登山道はそういうわけだったのか。
岩殿山中腹にある丸山公園。
2019年04月04日 07:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/4 7:28
岩殿山中腹にある丸山公園。
丸山公園には観光センターや展望ポイントの他、トイレもあります。
岩殿山を含め本日歩くコースではトイレはここだけだという事には注意です。
2019年04月04日 07:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 7:28
丸山公園には観光センターや展望ポイントの他、トイレもあります。
岩殿山を含め本日歩くコースではトイレはここだけだという事には注意です。
丸山公園にある盛り土のような丸山山頂(444.4m)からの展望。
狙ったわけでは無いのですが、4月4日に444.4mの山へ来るという。
なかなかの展望ポイントで、ここへ散歩しに来るだけでもとてもオススメです。
2019年04月04日 07:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 7:32
丸山公園にある盛り土のような丸山山頂(444.4m)からの展望。
狙ったわけでは無いのですが、4月4日に444.4mの山へ来るという。
なかなかの展望ポイントで、ここへ散歩しに来るだけでもとてもオススメです。
丸山から見上げた岩殿山。
強烈な存在感を誇る大岩が岩殿山本体の鏡岩です。
今からあそこに登ると思うとドキドキしますね。
2019年04月04日 07:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 7:32
丸山から見上げた岩殿山。
強烈な存在感を誇る大岩が岩殿山本体の鏡岩です。
今からあそこに登ると思うとドキドキしますね。
丸山公園内の様子。
岩殿山へは正面の幟の横にある道を行きます。
この公園から先はやや急登になります。
2019年04月04日 07:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/4 7:32
丸山公園内の様子。
岩殿山へは正面の幟の横にある道を行きます。
この公園から先はやや急登になります。
急登ですが整備はしっかりされています。
岩殿山山頂まで整備度に関しては全く心配いりません。
岩殿山だけなら子連れでも比較的少ない危険度で到達する事ができるでしょう。
2019年04月04日 07:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 7:34
急登ですが整備はしっかりされています。
岩殿山山頂まで整備度に関しては全く心配いりません。
岩殿山だけなら子連れでも比較的少ない危険度で到達する事ができるでしょう。
手摺付きの急階段で九十九折って登っていきます。
所々踏面が斜めなのでその点は注意。
2019年04月04日 07:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/4 7:39
手摺付きの急階段で九十九折って登っていきます。
所々踏面が斜めなのでその点は注意。
道中から見上げた岩殿山の本体である鏡岩。
物凄い迫力です。
巨大な礫岩の山体は大月市街からもよく見る事ができます。
2019年04月04日 07:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 7:42
道中から見上げた岩殿山の本体である鏡岩。
物凄い迫力です。
巨大な礫岩の山体は大月市街からもよく見る事ができます。
道はどんどん急登になってきましたが、安定した手摺があるのでとても助かります。
すぐ上に分岐の指導標が見えていますが左に行くと兜岩・稚児落し方面、正面奥に行くと岩殿山山頂です。
2019年04月04日 07:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 7:47
道はどんどん急登になってきましたが、安定した手摺があるのでとても助かります。
すぐ上に分岐の指導標が見えていますが左に行くと兜岩・稚児落し方面、正面奥に行くと岩殿山山頂です。
まずは岩殿山山頂へ。
大岩の隙間に道がつけられています。
これはあえてここに道を作ってあり、このような自然地形を利用して防衛したそうです。
2019年04月04日 07:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 7:50
まずは岩殿山山頂へ。
大岩の隙間に道がつけられています。
これはあえてここに道を作ってあり、このような自然地形を利用して防衛したそうです。
そして岩殿山山頂へ。
実はここは真の山頂ではなくあくまで展望台なのですが、頂標はここにあります。
真の山頂は地味なのでこちらが代表になっているのでしょう。
2019年04月04日 07:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 7:55
そして岩殿山山頂へ。
実はここは真の山頂ではなくあくまで展望台なのですが、頂標はここにあります。
真の山頂は地味なのでこちらが代表になっているのでしょう。
岩殿山は大月市選定の秀麗富嶽十二景8番山頂に数えられています。
大月市を囲うように、左に馬立山、左奥に九鬼山、右には高川山。
九鬼山と高川山も秀麗富嶽十二景に選定されています。
2019年04月04日 07:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 7:55
岩殿山は大月市選定の秀麗富嶽十二景8番山頂に数えられています。
大月市を囲うように、左に馬立山、左奥に九鬼山、右には高川山。
九鬼山と高川山も秀麗富嶽十二景に選定されています。
そして富士山のアップ。
流石に秀麗富嶽十二景。
見事です。
2019年04月04日 07:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 7:55
そして富士山のアップ。
流石に秀麗富嶽十二景。
見事です。
こちらは三ツ峠。
上部にはまだまだ雪がありそうですね。
今日はあそこから見る富士山は超絶景と言えるレベルのものになっているでしょう。
2019年04月04日 07:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 7:55
こちらは三ツ峠。
上部にはまだまだ雪がありそうですね。
今日はあそこから見る富士山は超絶景と言えるレベルのものになっているでしょう。
さて岩殿山の真の山頂に向かいます。
向こうに見えるこんもりした所が真の山頂です。
2019年04月04日 07:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 7:59
さて岩殿山の真の山頂に向かいます。
向こうに見えるこんもりした所が真の山頂です。
これにて岩殿山(634m)登頂となります。
何気にスカイツリーと同じ高さだ。
2019年04月04日 08:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:02
これにて岩殿山(634m)登頂となります。
何気にスカイツリーと同じ高さだ。
山頂から戻り兜岩の展望ポイントに立ち寄りました。
これからあそこを歩きますが、なかなかの存在感です。
市のウェブサイトでは第2鎖場が通行禁止のようです。
2019年04月04日 08:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:09
山頂から戻り兜岩の展望ポイントに立ち寄りました。
これからあそこを歩きますが、なかなかの存在感です。
市のウェブサイトでは第2鎖場が通行禁止のようです。
分岐を兜岩・稚児落し方面へ進むと、早速警告看板があります。
鎖場の存在もそうですが、整備度自体も岩殿山の公園レベルの整備と比べるとグッと下がるので山歩きに慣れない人や子供連れの方にはあまりオススメしません。
2019年04月04日 08:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:12
分岐を兜岩・稚児落し方面へ進むと、早速警告看板があります。
鎖場の存在もそうですが、整備度自体も岩殿山の公園レベルの整備と比べるとグッと下がるので山歩きに慣れない人や子供連れの方にはあまりオススメしません。
早速ロープでザレた急斜面を下ります。
今回のコースは礫岩が崩れているためか全体的にザレ斜面が多く、見た目以上にスリップリスクが高いです。
こんな所に鎖?と思うような箇所がいくつかありますが通過すると納得する感じです。
2019年04月04日 08:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:12
早速ロープでザレた急斜面を下ります。
今回のコースは礫岩が崩れているためか全体的にザレ斜面が多く、見た目以上にスリップリスクが高いです。
こんな所に鎖?と思うような箇所がいくつかありますが通過すると納得する感じです。
ザレと落ち葉で路肩がわかりにくい上に、なかなかの細道が続きます。
転倒や滑落には十分に注意しましょう。
2019年04月04日 08:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:16
ザレと落ち葉で路肩がわかりにくい上に、なかなかの細道が続きます。
転倒や滑落には十分に注意しましょう。
コスミレ…かな?
2019年04月04日 08:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:16
コスミレ…かな?
馬酔木も綺麗に咲いていました。
2019年04月04日 08:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:23
馬酔木も綺麗に咲いていました。
ものすごく久しぶりに鉄塔の下をくぐった気がします。
2019年04月04日 08:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/4 8:23
ものすごく久しぶりに鉄塔の下をくぐった気がします。
稜線はそこそこ岩場があります。
崩れやすい礫岩なので表面がザレザレしています。
ここも鎖がありますが、スリップが危険なので使わずに行けそうでも念のため持った方が良いかもです。
2019年04月04日 08:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:25
稜線はそこそこ岩場があります。
崩れやすい礫岩なので表面がザレザレしています。
ここも鎖がありますが、スリップが危険なので使わずに行けそうでも念のため持った方が良いかもです。
稜線は樹林帯ですが明るく気持ちの良い道です。
アップダウンもそれほどキツくなく歩きやすい。
2019年04月04日 08:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/4 8:26
稜線は樹林帯ですが明るく気持ちの良い道です。
アップダウンもそれほどキツくなく歩きやすい。
第1鎖場と巻道の分岐にきました。
第1鎖場は通行可能という事前情報を得ていますので鎖場へ行きます。
巻道は薄暗い樹林帯ですが、鎖場が心配ならそちらを通る選択もあるでしょう。
2019年04月04日 08:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:28
第1鎖場と巻道の分岐にきました。
第1鎖場は通行可能という事前情報を得ていますので鎖場へ行きます。
巻道は薄暗い樹林帯ですが、鎖場が心配ならそちらを通る選択もあるでしょう。
第1鎖場。
ザレた礫岩に人の踏み跡がステップ状に刻まれています。
画像では見切れていますが、さらにもう一段上にあります。
上段の鎖場の方が斜度がきつく、やや難易度が高いです。
2019年04月04日 08:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:28
第1鎖場。
ザレた礫岩に人の踏み跡がステップ状に刻まれています。
画像では見切れていますが、さらにもう一段上にあります。
上段の鎖場の方が斜度がきつく、やや難易度が高いです。
こちらが上段の鎖場。
ほとんど垂直で、梯子状にステップが打ち込んであります。
下段部分は片手にビデオカメラを持ったまま通過できましたが(怖いので二度とやりたくないですが)、こちらは無理でした。
2019年04月04日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:30
こちらが上段の鎖場。
ほとんど垂直で、梯子状にステップが打ち込んであります。
下段部分は片手にビデオカメラを持ったまま通過できましたが(怖いので二度とやりたくないですが)、こちらは無理でした。
鎖場を登りきった所は良い展望地です。
昂ぶった緊張感を一息ついていったん仕切り直し、先へ進みます。
2019年04月04日 08:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:31
鎖場を登りきった所は良い展望地です。
昂ぶった緊張感を一息ついていったん仕切り直し、先へ進みます。
兜岩の上部を通過中です。
道を挟む松の木と富士山がなんとも風流です。
2019年04月04日 08:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:32
兜岩の上部を通過中です。
道を挟む松の木と富士山がなんとも風流です。
右手に兜岩の後半戦が見えています。
その左の樹林に覆われたピークが天神山です。
2019年04月04日 08:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:33
右手に兜岩の後半戦が見えています。
その左の樹林に覆われたピークが天神山です。
振り返って岩殿山。
こちらからは鏡岩が見えないので、可愛らしい双耳峰という印象。
2019年04月04日 08:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:34
振り返って岩殿山。
こちらからは鏡岩が見えないので、可愛らしい双耳峰という印象。
兜岩第2鎖場と巻道の分岐にやってきました。
正面の道は通行止めです。
岩肌の極細へつり道が崩落によりさらに細まっている箇所があり、つかまる所があるとは言えかなり怖い感じ。
これは通行止めも納得です。
2019年04月04日 08:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:34
兜岩第2鎖場と巻道の分岐にやってきました。
正面の道は通行止めです。
岩肌の極細へつり道が崩落によりさらに細まっている箇所があり、つかまる所があるとは言えかなり怖い感じ。
これは通行止めも納得です。
巻道の林間コースもなかなかのコースです。
分岐からすぐ現れるこのロープ場は、ザレスリップのため見た目以上に難ゾーンでした。
2019年04月04日 08:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:36
巻道の林間コースもなかなかのコースです。
分岐からすぐ現れるこのロープ場は、ザレスリップのため見た目以上に難ゾーンでした。
ロープを降り切ってから振り返り撮影。
ジャリッジャリのズリッズリでなかなか苦労させられました。
2019年04月04日 08:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:38
ロープを降り切ってから振り返り撮影。
ジャリッジャリのズリッズリでなかなか苦労させられました。
薄暗い樹林帯を少し歩くと稜線上の道へ合流。
ここから先は岩登りはもうありませんが、危険箇所はまだあるので油断禁物です。
2019年04月04日 08:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:46
薄暗い樹林帯を少し歩くと稜線上の道へ合流。
ここから先は岩登りはもうありませんが、危険箇所はまだあるので油断禁物です。
展望ポイントから岩殿山と兜岩。
低山ですが十分に内容の濃い登山道です。
楽しい。
2019年04月04日 08:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:48
展望ポイントから岩殿山と兜岩。
低山ですが十分に内容の濃い登山道です。
楽しい。
道はおもむろに斜度を上げてきました。
いよいよ天神山のピークが近づいてきたようです。
2019年04月04日 08:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/4 8:49
道はおもむろに斜度を上げてきました。
いよいよ天神山のピークが近づいてきたようです。
ミツバツツジが綺麗に咲いていました。
私は桜よりもツツジに春を感じる人間です。
2019年04月04日 08:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:50
ミツバツツジが綺麗に咲いていました。
私は桜よりもツツジに春を感じる人間です。
そして天神山(592m)を通過。
天神様の祀られている山です。
2019年04月04日 08:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:54
そして天神山(592m)を通過。
天神様の祀られている山です。
こちらが天神様の祠。
浅利天神として案内されています。
菅原道真候の神号、天満大自在天神が祀られています。
2019年04月04日 08:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:56
こちらが天神様の祠。
浅利天神として案内されています。
菅原道真候の神号、天満大自在天神が祀られています。
天神山山頂は樹林帯ですが、祠のあるあたりはちょっとした広場状になっていて展望が開けています。
正面の中央は高川山、奥には富士山と三ツ峠。
2019年04月04日 08:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 8:56
天神山山頂は樹林帯ですが、祠のあるあたりはちょっとした広場状になっていて展望が開けています。
正面の中央は高川山、奥には富士山と三ツ峠。
天神山の次は稚児落しです。
なんとなくですが左側の障害物が少なくなってきた気がします。
2019年04月04日 09:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/4 9:01
天神山の次は稚児落しです。
なんとなくですが左側の障害物が少なくなってきた気がします。
そして危険を示す看板の先は、明らかにこれまでとは雰囲気が違うゾーン。
この先は苦手な人には本当にキツイ場所かもしれません。
私は高い所も平気な人間ですが、それでもゾクゾクする感覚を覚える迫力がありました。
2019年04月04日 09:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 9:07
そして危険を示す看板の先は、明らかにこれまでとは雰囲気が違うゾーン。
この先は苦手な人には本当にキツイ場所かもしれません。
私は高い所も平気な人間ですが、それでもゾクゾクする感覚を覚える迫力がありました。
ゾクゾクの原因はもちろんこの大岩壁。
千鳥姫伝説のある箇所、別名「よばわり谷」。
凄まじい迫力です。
2019年04月04日 09:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 9:08
ゾクゾクの原因はもちろんこの大岩壁。
千鳥姫伝説のある箇所、別名「よばわり谷」。
凄まじい迫力です。
ひとつ前の画像から少しだけ右側を写しています。
左は谷底に向かって垂直に切れ落ちており、万が一の際は一発アウトです。
ザレた岩肌でのスリップが怖いので、多少見晴らしは落ちますが右側の樹林近くの方が歩きやすいでしょう。
2019年04月04日 09:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 9:08
ひとつ前の画像から少しだけ右側を写しています。
左は谷底に向かって垂直に切れ落ちており、万が一の際は一発アウトです。
ザレた岩肌でのスリップが怖いので、多少見晴らしは落ちますが右側の樹林近くの方が歩きやすいでしょう。
稚児落しの上部にきました。
わかりにくいですがここは左の岩壁側だけでなく右側も切れ落ちています。
つまり痩せ尾根状ですので、細心の注意を払い通過しましょう。
2019年04月04日 09:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 9:12
稚児落しの上部にきました。
わかりにくいですがここは左の岩壁側だけでなく右側も切れ落ちています。
つまり痩せ尾根状ですので、細心の注意を払い通過しましょう。
稚児落し上部から歩いてきた道を見ています。
一発アウトを確信できる怖い谷です。
こんな所から赤ちゃんを投げるなんて…。
岩殿城主である小山田信茂の子を追っ手から逃すために、泣き出してしまった側室千鳥姫の子である万生丸を投げ落としたそうです。
2019年04月04日 09:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 9:13
稚児落し上部から歩いてきた道を見ています。
一発アウトを確信できる怖い谷です。
こんな所から赤ちゃんを投げるなんて…。
岩殿城主である小山田信茂の子を追っ手から逃すために、泣き出してしまった側室千鳥姫の子である万生丸を投げ落としたそうです。
稚児落しを過ぎればゾクゾクするようなゾーンは終わりです。
ザレ斜面を慎重に降りながら浅利の集落に向かって下山します。
画像にも鎖が写っていますが、こちら側のコースも鎖場が結構多いです。
2019年04月04日 09:23撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/4 9:23
稚児落しを過ぎればゾクゾクするようなゾーンは終わりです。
ザレ斜面を慎重に降りながら浅利の集落に向かって下山します。
画像にも鎖が写っていますが、こちら側のコースも鎖場が結構多いです。
このような一見すると鎖無しで良さそうな鎖場が多いです。
しかし例によって異様に滑るので鎖を使う方が安全です。
2019年04月04日 09:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 9:25
このような一見すると鎖無しで良さそうな鎖場が多いです。
しかし例によって異様に滑るので鎖を使う方が安全です。
稚児落しほどではありませんが、途中には多少見晴らしの良い岩場も。
ここは画像右の隙間を歩きたくなりますが、この先で苦労するので岩場の上が正解ルートです。
2019年04月04日 09:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/4 9:27
稚児落しほどではありませんが、途中には多少見晴らしの良い岩場も。
ここは画像右の隙間を歩きたくなりますが、この先で苦労するので岩場の上が正解ルートです。
今度の鎖場は岩場ですらありません。
しかしここも超スリッピー。
2019年04月04日 09:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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今度の鎖場は岩場ですらありません。
しかしここも超スリッピー。
ザレザレの道を慎重に降り、この鉄階段を降りれば登山道としてはほぼ終わりです。
2019年04月04日 09:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 9:34
ザレザレの道を慎重に降り、この鉄階段を降りれば登山道としてはほぼ終わりです。
画像奥から出てきました。
ここからは舗装路です。
2019年04月04日 09:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/4 9:36
画像奥から出てきました。
ここからは舗装路です。
あの鬼気迫る大岩壁からは一転、長閑な山里です。
なんという気持ちの良い散歩日和。
2019年04月04日 09:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 9:36
あの鬼気迫る大岩壁からは一転、長閑な山里です。
なんという気持ちの良い散歩日和。
浅利の集落から大月駅方面へひたすら歩きます。
画像は中央道の下をくぐる箇所。
この大迫力の人工物に文明の本気というものを感じる。
2019年04月04日 09:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/4 9:57
浅利の集落から大月駅方面へひたすら歩きます。
画像は中央道の下をくぐる箇所。
この大迫力の人工物に文明の本気というものを感じる。
もう市街地なのですが登山道内部のように親切な指導標が。
地元の人にしてみれば何を今更感があるのでしょう。
2019年04月04日 10:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
4/4 10:08
もう市街地なのですが登山道内部のように親切な指導標が。
地元の人にしてみれば何を今更感があるのでしょう。
駐車場に戻ってきました。
途中大月駅前のお土産屋さんで岩殿山のバッジを買うことができました。
同じお店で高川山のバッジも売っていました。
2019年04月04日 10:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 10:25
駐車場に戻ってきました。
途中大月駅前のお土産屋さんで岩殿山のバッジを買うことができました。
同じお店で高川山のバッジも売っていました。
下山後の温泉は上野原の秋山温泉へ。
大月からは少し離れているのですが、山間の静かで居心地の良い温泉です。
またここの唐揚げ定食は非常に美味。
2019年04月04日 11:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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4/4 11:15
下山後の温泉は上野原の秋山温泉へ。
大月からは少し離れているのですが、山間の静かで居心地の良い温泉です。
またここの唐揚げ定食は非常に美味。

感想

2019年4月4日。

今回は山梨県大月市の秀麗富嶽十二景の一座、岩殿山へ行ってまいりました。
このエリアは地元相模原からもほど近く、中央本線によるアクセスもとても良いエリアなのですが、登山歴3年にもなろうというのに何気にひとつも登っていません。
いつでも行けると思っていると結局後回しになってなかなか行かないという登山あるあるなエリアとなっていました。

岩殿山は城跡公園として徹底的に整備されており、台風による崩落箇所も復旧が完了しておりますので、登山に慣れない方や子供連れでも基本的な注意を怠らなければ比較的安心して登れる山だと思います。
山頂手前の展望台から見る富士山は、秀麗富嶽十二景に恥じない素晴らしい展望となっております。
また、山頂まで行くのが厳しくても途中の丸山公園まで行くだけで絶景を堪能できます。

今回初めて秀麗富嶽十二景のひとつを登りましたが、ほかの11座も登ってみたい気分になりました。
非常にアクセスしやすいエリアですので、今後も少しづつ色んなところを歩きたいと思いました。

ところで、今回登った岩殿山ですがWikipediaでは奥多摩エリアになっていました。
奥多摩エリアは奥秩父山塊のうち東京都の範囲という認識だったので、岩殿山は山梨県ですから奥秩父かな?と思っていました。
いまいちその辺りの法則性がよくわかっておりません。
今回のレコはより広範囲の奥秩父にカテゴライズしましたがこれで良かったのかな?
地形的には大菩薩連稜の支尾根の端という感じ?
すぐ近くの高川山は御坂山地、九鬼山は道志山塊とこの辺りの地理はややごちゃごちゃしています。
見方を変えれば大月市が複数の山塊が合わさった深い渓谷の平坦地にあるという事ですね。
学生時代にはあまり地理に関心は無かったのですが、こうしてみると地理というのは面白いと感じます。



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コメント

初めまして。
lily616です。
実は友人 をお連れする計画でしたが台風が大きくて
岩殿山へ行っていいものかと
レコを探していました。
というのも2回行っていますが簡単だった記憶しかなく
細かい行程が欲しいと思ったのです。
とてもありがたいヤマレコに感謝します。
明日 観光協会に電話して決めようと思います。
2019/10/14 16:39
Re: 初めまして。
コメントありがとうございます。
岩殿山ですが、今回ではなく前々回くらいの台風で山頂へ至る道が全て通行不能になってしまったという情報があります。
さらに前日の猛烈な台風19号もありましたから、今はどうなってしまっているかわかりませんのでお気をつけ下さい。
2019/10/14 17:30
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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
岩殿山(大月駅より稚児落しを経由しての周回)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
岩殿山城
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

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