飯能アルプス



- GPS
- 09:15
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,018m
- 下り
- 1,096m
コースタイム
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 3:04
- 合計
- 9:16
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とくになし |
その他周辺情報 | 飯能駅からバス200円、宮沢湖温泉1000円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
行動食
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
地図(地形図)
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
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感想
花見登山を考えて、最後に天覧山に下ってくるコースということで出掛けた飯能アルプス!
ロングコースだけど、夜桜もみたいなのでのんびり歩き続けてきました。
朝、東飯能駅での乗り換えではたくさんのハイカーが乗っていて、みなさんどこへいくのかなーと想像してしまいます。
今回の出発点吾野駅で降りると同じく多くの人が降りてきました。
駅のトイレは行列で、ちょっとげんなり。。。
ただし、今回のコース上トイレがあるのは終盤の多峯主山のみなので行かざるをえません。
そうこう準備をしていると、駅前の売店のシャッターがあき冷蔵ケースにビールが!
本日は山友が豪華ランチを用意してくれるということなので、ビールも必要♪ということで、早速購入し、いざスタートです。
取りつきがわからず、駅前にいたガイドさんらしき人にきくと「飯能アルプス?きいたことないなあ」とのことで、やや焦りました。
そこへ他のハイカーさんが助け舟を出してくれて、トンネルをくぐって線路の向こうへ抜ける道を教えてくれました。
歩き出すとすぐに満開の桜が目に飛びこんできます。
今日はお花見気分を楽しむ目的もあり、幸先のいいスタートになりました。
トンネルをくぐり、お墓の横を上がると登山口です。
ここからは渋い山道をひた登ります。
分岐の前坂まではあっという間でした。
ここからいよいよ、飯能アルプスの尾根道縦走が始まります。
いくつか巻き道と小ピークを選択できるのですが、まだ元気なうちはとりあえず小ピークをチョイス。
逆コースで登ってくるトレランの方と何人かすれ違うも、みなさん巻かずに登ってきていました。
ほどなく大高山のピークに着きました。
本日の縦走ルート上の最高峰は景色もなく、新しい石の標識があるばかり。
ここまでさほど疲れずにきたので、さくっと先へと進みます。
ここからはかなりアップダウンを感じる尾根道でした。
途中には岩場が出て来て、看板に「プロのみ」と書かれていたのを見たときは爆笑でした。
もちろん、プロではないわたしたちは通常コースを歩きます。
振り返ると大高山のピークからはかなり下っていて、向かう先の天覚山へも少し登るようでした。
でも、ただ登らせてはくれず、アップダウンを繰り返すのが飯能アルプスです。
登っては下ってまた登り、とやっと青空が近くなってきました。
登り詰めると「天覚山」の標識が現れ、山頂に到着です。
開けた側から奥多摩方面の眺望が開け、山座同定できる標識も置いてありました。
そんな眺望を前に、お昼をいただきます‼️
今日は友達がランチを用意してくれたのです。
まず取り出したるはBBQセットとサラダ!
わたしがサラダを盛り付けているあいだに、網の上にはラム肉が♪
うれしいばかりの山頂レストランです。早速朝ゲットしたビールで乾杯♪
焼けあがったラム肉はとてもおいしい(///ω///)♪
そのあとも、和牛、トマト、アスパラ、あさりなどをおいしく頂きました!
そして、別のフライパンではアヒージョをつくってもらいました!これがまた、ビールにあう(///ω///)♪
のんびりとランチを楽しんでしまいました。
こんな山頂の過ごし方も贅沢でいいですね♪
最後に後片付けをしていると、四人組のグループが登ってきたので、お互いに写真撮影をしました。
わたしたちが天覧山まで行くと話すと、「すごいねえ」と。。
そうなのです、実はまだここまで半分も来ていないんです。
西吾野駅へ降りて、飯能で飲むというみなさんに別れを告げていざ、天覧山へ向かって歩き出します。
スタートは急な下りで、砂がよく滑りました。
バランスを取りながら下り、また時々登り返しました。
このあたりから、巻き道は使いよう、と小ピークを登らず歩きます。なにしろまだ先は長いのです。
途中、木々が黒く煤けたところがありました。
少し前に山火事があったらしく、悲しい気持ちになりました。自然は大切にしたいものです。
何度も登り返しがあり、足と心が疲れてきました。
時間も気になったので、ほぼノンストップで久須美ケルンのある永田山まで行きました。
少し先のベンチで休憩しようと荷物を下ろすと、どっと疲れがわいてきます。
ビールのせいなのか、異様に喉が乾くので水分もしっかり取りました。
そこから歩き始めると民家が見え、やがて車道に下ります。
車道をわずかに下ると左手に多峯主山の登山口があり、そこからまた登っていきます。
はじめは緩やかでしたが、途中からジグザグの道になり、長く歩き続けた足にはハードだなあと感じました。
せっかく登りきったのに、なんとまた一気に下らされました。
今日はこの繰り返しだ。。とげんなり。。。
再び言葉もなく登り返していきます。
あいかわらず喉が乾き、時間的なものなのか里が近いからなのか暑さも体力を奪っていきました。
そして先に見えてきた建物がトイレだと気付き、ほっと一息。そして多峯主山山頂→という標識を発見して、さらにほっとしました。
とりあえずキレイなバイオトイレをお借りして、水道の水でタオルを濡らして首もとを冷やします。
去年の夏から、首冷やし作戦はよく使う技です!
そこからは一登りで多峯主山山頂でした。
目の前が急に開けて、遠い空が夕暮れを運んでくるような空気に包まれていました。
人気の山なのか、何人かがすでにくつろいでいました。
ほんとに足が疲れてつらかったので、少しだけベンチに座り景色を眺めることに。
ここでもまた水をひたすら飲みました。
あとはのんびり下りだ、と最後のピーク天覧山を目指します。
道幅があり、とても歩きやすい道が続きます。
最後の最後で階段の登り、最後の力を振り絞るかんじでした。
そして無事に天覧山山頂!飯能アルプス縦走は終了です。
満開の桜がお出迎え、祝福の桜吹雪が舞う山頂は開けていて、達成感に浸るのに充分すぎるほどでした。
景色はあまり覚えていませんが、桜の美しさははっきりと焼きついてきました。
ここでは少し休憩。ここまでのロングコースが久々で、足にかなりきています。
あとは下るだけとのことで、天覧山を後にします。
お花見ついでらしき登ってくる人たちとすれ違いました。みんなそれぞれの山の楽しみ方があるんですね。
能仁寺の横を抜けて、中央公園に降り立つとキレイな桜とたくさんの人。
にぎわう出店に生ビールを見つけたので、もちろん乾杯です。
ロングコースを制した体にしみわたるビールに感無量(*´ω`*)♪
とりあえず一杯にしておいて、駅まで歩き始めます。宮沢湖温泉で汗を流す予定でした。
駅までは15分くらいの道のりで、駅前はそれなりに人がいました。
バス停を探しに向かおうとすると、「あーっ」と声が聞こえます。
なんと、天覚山で会った四人組がちょうどお店から出てきたのです。
山頂で聞いた通り、飯能で飲んでいたそうです。突然の再会に、笑顔になりました。
またどこかの山で!とあいさつをして別れたら、バス停へ。
バスに揺られること10分ほどで宮沢湖温泉に到着しました。
夜桜を楽しむ時間がなくなると困るので、ダッシュでお風呂へ。土曜日でとても混んでいました。
お風呂のあとは、あらかじめ呼んでおいたタクシーに乗って再び中央公園へ戻ります。
ちょうどぼんぼりが風情のある夜桜を見ることができました。
再びビールで乾杯して、お花見を楽しみました。
最後は駅前で軽く飲み、電車で帰宅。
長い長い一日、大変な登山になりましたが達成感ある山行でした。
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