鬼ノ城〜犬墓山☆早朝の吉備路散策


- GPS
- 02:13
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 335m
- 下り
- 334m
コースタイム
- 山行
- 1:39
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 2:14
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
久しぶりに仕事仲間の若者達と共に早朝のハイキングに出かけることにする。岡山、倉敷の周辺には眺望の良い低山には恵まれているのだが、hisataka君にどこがいいかといくつか候補を挙げたところ、訪れたことがない鬼ノ城に行ってみたいというので、鬼ノ城から周回することにする。
早朝、ホテルを朝4時過ぎに出発するのだが、鬼ノ城に辿り着き、歩き始める頃にはすっかりあたりは明るく、ヘッデンを必要としない。すぐに鬼ノ城の山頂広場に辿り着くと、南東の岡山の方角に大きく展望が開ける。しかし、肝心な東の方向は樹が邪魔である。もうすぐ日の出の時間だというのに橙色に染まった東の空を展望出来ない。
平らな山頂台地の中を蛇行する山道を辿って東の展望台へと急ぐ。展望台に辿り着いた時には既に太陽は登り始めた頃ではあったが、東の方角にかかる雲のせいで太陽の輪郭が見えない。この日は朝は意外と冷え込み、Tシャツ一枚の私は肌寒いほどだ。児島湾の向こうに見える金甲山の山麓には薄く一層の朝霧がかかっている。秋や冬の季節であれば雲海の大海原となったことだろう。
展望台の左手の谷からは沢の音が大きく聞こえる。駐車場からわずかな距離であるが、この鬼ノ城は山深い印象がある。鬼ノ城の山頂台地を周回するルートに入る。北門では正面にこれから辿る犬墓山が大きく見える。ここから舗装路へ下ると、棚田を通って、岩屋を目指す。道沿いには多くの花が咲いている。ひときわ目立つのは朱色のヤマツツジだ。ミヤマヨメナ、ガクウツギといった白い花々はこの時期のこの山域でよく見られる花に思われる。
岩屋寺を訪れると、日の出直後よりも空気が澄んできたのだろう。倉敷の街の向こうに高い山が連なってみえる。どうやら四国の剣山山地だ。鬼の差し上げ岩、餅つき岩、鯉岩、屏風岩と奇岩を訪ねる。最後は汐差岩である。岩の上からは相変わらず好展望が広がるが、南西の方向に見える水島コンビナートの彼方に見える稜線は石鎚山地だろう。
岩谷観音への分岐を左手に見送ると、犬墓山への快適な尾根道を辿る。犬墓山の山頂からは岡山方面への展望が開けるが、山頂を少し下ったところにある岩場からはほぼ270度の展望が開ける。鬼ノ城の駐車場からは近いので、東の方角に朝陽を見るのであれば、この展望台の方がはるかによいのだった。また、改めて捲土重来することにしよう。
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