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Yamareco

記録ID: 195100
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

雨飾山

2012年05月26日(土) 〜 2012年05月27日(日)
情報量の目安: A
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
13.7km
登り
1,120m
下り
1,106m

コースタイム

雨飾高原バス停14:00−雨飾キャンプ場14:40 歩行合計時間:40分
雨飾キャンプ場(登山口)4:35−荒菅沢6:15−笹平7:40−雨飾山頂8:05/8:20−笹平8:40−荒菅沢10:00−雨飾キャンプ場(登山口)11:35/12:30−雨飾高原バス停13:10 歩行合計時間:7時間25分
天候 5月26日晴れ・5月27日晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
登山口からずっと雪の中を歩きます。
ベンガラが撒かれる前は、ルートがわからず、地形図を頼りに歩かなければなりません。
アイゼン・ピッケルは必要です。アイゼンを持たない人が途中で引き返していました。
雨飾高原のバス停です。トイレがあります。
2012年05月26日 13:53撮影 by  COOLPIX L6, NIKON
5/26 13:53
雨飾高原のバス停です。トイレがあります。
雨飾山の山頂が見えてきました。
2012年05月26日 14:29撮影 by  COOLPIX L6, NIKON
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5/26 14:29
雨飾山の山頂が見えてきました。
キャンプ場から駐車場を眺めます。見えている建物はトイレのある建物です。
2012年05月26日 14:45撮影 by  COOLPIX L6, NIKON
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5/26 14:45
キャンプ場から駐車場を眺めます。見えている建物はトイレのある建物です。
登山口です。
2012年05月27日 04:29撮影 by  COOLPIX L6, NIKON
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5/27 4:29
登山口です。
ここが河原から山道が始まる個所です。このマーキングを見落とすと、河原をそのまま登ってしまいます。
2012年05月27日 11:10撮影 by  COOLPIX L6, NIKON
5/27 11:10
ここが河原から山道が始まる個所です。このマーキングを見落とすと、河原をそのまま登ってしまいます。
ブナの新緑が美しいです。
2012年05月27日 05:24撮影 by  COOLPIX L6, NIKON
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5/27 5:24
ブナの新緑が美しいです。
荒菅沢に着きました。
2012年05月27日 06:11撮影 by  COOLPIX L6, NIKON
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5/27 6:11
荒菅沢に着きました。
笹平に着きました。山頂が見えます。
2012年05月27日 07:37撮影 by  COOLPIX L6, NIKON
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5/27 7:37
笹平に着きました。山頂が見えます。
山頂直下の急な上り坂です。ルート上にはもう雪はありません。
2012年05月27日 07:51撮影 by  COOLPIX L6, NIKON
5/27 7:51
山頂直下の急な上り坂です。ルート上にはもう雪はありません。
山頂の標識です。
2012年05月27日 08:03撮影 by  COOLPIX L6, NIKON
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5/27 8:03
山頂の標識です。
白馬が見えます。
2012年05月27日 08:02撮影 by  COOLPIX L6, NIKON
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5/27 8:02
白馬が見えます。
カタクリが咲いていました。
2012年05月27日 08:13撮影 by  COOLPIX L6, NIKON
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5/27 8:13
カタクリが咲いていました。
登山口近くの湿原では雪が少し解けていて、水芭蕉が咲いていました。
2012年05月27日 11:19撮影 by  COOLPIX L6, NIKON
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5/27 11:19
登山口近くの湿原では雪が少し解けていて、水芭蕉が咲いていました。
撮影機器:

感想

南小谷駅で雨飾高原行のバスに乗りました。
バスの乗客は他にいません。
バスは小谷温泉の建物の少し上の広場前で停まりました。
ここにはトイレがあります。
ここから歩きはじめますが、歩きはじめるとすぐ右手の森の中に露天風呂があります。
そこを過ぎると雨飾荘の建物があります。
そこから新緑の林道を歩いていき、やがて大海川が右手下に見えてくると、雨飾山の山頂が見えてくきます。
しばらく歩いていくと雨飾キャンプ場に着きます。
キャンプ場の入り口に駐車場と雨飾山の登山口があります。
トイレの建物もあります。
キャンプ場はまだ一部の雪が除雪されているだけでした。
この日キャンプ場張られたテントは4張りのみでした。

翌日は良く晴れていました。
登山口から雪のを道を歩きます。
初めに雪に覆われた河原へと降ります。
一部雪が解けている箇所に水芭蕉が咲いていました。
しばらく河原を歩いていくと、左手の斜面の大木に赤いマークがあり、登山道がここから始まることがわかります。
先行していた人がマークに気ずかずに行き過ぎていたので呼び戻しました。(この方はその後、アイゼンを持っていなかっため引き返しました)
しばらく急な道をたどる。ところどころ雪がとけて夏道が見えています。
少し登ると、雪に覆われたなだらかな道になります。
一帯は見事なブナ林で新緑が美しい。なだらかな尾根を横切っていきます。
木にところどころ赤いマークがありますが、途中、木がなくなった箇所では、ルートがまったくわからないため、地形図を頼りに歩きます。

尾根を越えていくと、荒菅沢が眼下に見えます。
本来のルートより少し高い箇所を通っていたようです。
荒菅沢に降りると、布団菱の岩の絶壁が荒々しく見えます。
荒菅沢は多量の雪に埋め尽くされていました。
少し高い箇所に出てしまったので、このまま、右手の沢を詰めた後、斜面を登って、尾根に乗ることにしました。
尾根まで登りつくと、うっすらと踏み跡があり、ルートがあることがわかります。
少し雪の斜面を登ると夏道が出ています。
しばらく登り、木のはしごを登った後、また雪の斜面となります。
雪の斜面を超えていくと、傾斜がゆるやかになり、雨飾山の山頂が見えてきます。
笹平に着いたことがわかります。
ここからなだらかな道をたどります。
ところどころ夏道が出ています。
山頂直下の急斜面は雪はありません。
山頂下にアイゼンとピッケルを置き、斜面を登ります。
登りつめるとそこが山頂でした。
山頂には誰もいません。

山頂からは、白馬連峰が目の前に聳えていました。
左手には妙高から焼山まで白く雪をかぶっています。
北側にはうっすらと日本海が見えています。
山頂にはカタクリがたくさん咲いていました。
しばらく景色を見た後、山頂を後にします。
笹平へ戻ってきたところで、登ってきた女性の単独行者と出会いました。
後続に何人か歩いてくるのが見えたそうです。
笹平を下っていくと、何人かの登山者とすれ違いました。
三人パーティーは、荒菅沢に向かうべきところを間違って、山頂方面に登ってしまい、1時間ロスをしたそうです。
荒菅沢に降りてみると、ちょうど三人の男性が赤いベンガラを撒いて、目印をつけているところでした。
そこから、ベンガラのしるしどおりに歩き、登山口まで戻りました。
キャンプ場でテントを撤収した後、雨飾高原のバス停まで歩きました。
帰りのバスの乗客も他にはいませんでした。

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