夏のお楽しみ/滝川谷で沢登り


- GPS
- 03:22
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 313m
- 下り
- 278m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■金山の沢筋概説 http://kokuryoukai.sakura.ne.jp/2-6-6.html ■背振・金山北面の渓谷(東部) http://www.sawagourmet.shop/sefurikanayamatoubu.html |
写真
感想
執筆中、途中で忘れて放棄していた、、、再開8/19
やっと書き終わりました、8/21午後
四阿屋にクライミングを書かないと、、、
〜〜〜
まず今回ぶっ壊れたものや、失くした(所在不明含めて)を記載すると
1.「OmiCam」360度4Kカメラ
2.「Fitbit ALTA HR」心拍計 + フィットネス用リストバンド
3.モンベルのヘッドライト
1.「OmiCam」360度4Kカメラ
Makuake|ハンズフリーで、安定感抜群!4K+広角の超軽量ウェアラブルVRカメラOmiCam
https://www.makuake.com/project/omicam/
3月末日に来てスキー撮影を待たずして壊れた。
壊れた原因は、防水機能だったのだが、、、以下販売サイトよりの転載
〜〜〜
規格としては以下の通りです。
・防塵6級:粉塵が中に入らない(耐塵形)
・防水5級:あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)
〜〜〜
しかしメーカーアプリの改善要望をつたない英語で先方本国台湾とやってるときだったので、
その旨を話したらとんとん拍子に新しいのが届きそうな感じですが、、、
2.「Fitbit ALTA HR」
心拍計 + フィットネス用リストバンド
https://www.fitbit.com/jp/altahr
会社からの支給品で1年後にリストバンドに亀裂が入り、まず
・阿蘇根子岳の見晴らし新道バリエーションで落ちた
・比叡山TAカンテで落ち、クライムダウンで取りに行った。。
■バンドを純正ではない金属製に替えたが若干外れやすいのは知っていた。
どこで失くしたのかが不明、そもそも失くしたのかをみんなの写真から推測しているところ。
(あ、まだやってます、どうやらラララ君が最後にトライした後と思われる集合写真撮影ではハメてるようにも見える、手持ちの写真にExif情報がないので特定できず)
3.モンベルのヘッドライト
雨蓋にケースに入れていたが、水流が激しいためか、レンズ内にまで入水していた(写真参照)
直後は動作しなかったが、後日正常に動作、経過一年以上。
基板の錆びはない、内部の黒いネジのみやや錆び程度。
さて、やっと本題のレポートに入ろう。
実は昨年からあったのだが都度都度流れたこの沢登り、今年も既に二回連続風雨のために延期となっていた。
今後の私の山行を左右するであろう「沢登り」と言うカテゴリー、正直真夏の山行は命を懸けていると言っても過言ではないくらい昨今の九州は暑い。
(あ、この沢登り途中も命を懸けているような場面も、、、大げさ)
ってことで若さんの話が来た時には即断だった、「行こう脊振へ!」
俺は悩みに悩んで失敗するタイプである、何を悩むのかって入渓はどこからとか道具は何を持っていけばとか?
今回、道具はあったので(靴だけは流用)その悩みは少なかったが、結局のところ前述の通り「沢登り」の基本の「キ」である「道具を濡らさない」で失敗している。
ま、カメラは良しとしよう、ヘッドライトだ。
防水の袋は持って行ってたのよ、ただし大きめのヤツだったのとヘッドライトはケースに入れてたから大丈夫とくくっていた。
今後の課題は雨蓋に適合するような袋もしくはタッパーを準備すること。
まだ入渓してないのか、、、
さっそく入渓しよう、、、おっとその前に沢の駐車ポイントは車で行けるが離合は大変です、昼過ぎから降りたんだけど5,6回はすれ違った、バイクのハーレーが後ろに戻ってくれた時には足が凹みに入ろうとしてて転倒してたら大変だったと思う、、、気を付けてくださいねバイカーの皆さん。
まだ足が濡れてない、、、駐車場はなんだかんだで10台は停めれるだろう、ポイントをずらせばもう少し停めれそう。
いよいよだ「入渓9:13」カエルが見送ってくれた、幸先いいぞ。
[執筆忘れてた追記8/19]
入渓してしばらくは高低差があまり無いところを、水の冷たさを感じながら納涼川遊びに興じる。
しかしそれはやってきた「ゴルジュ」ってヤツだ、しかし振り返るとゴルジュの手前右岸(登ってたら左側)には駐車された車が見えた、そんな道路から近いところなんだ、、、
何名かが右岸を登って巻いて行ったがちょっと登り過ぎだよ、ルートを見ながら行かないと進退窮まるので注意しよう。
と思ったらマキちゃんが滑る、くるりと反転して沢に落ちた運よく無傷だった、水中では顔が出ていたのと慌てる様子がなかったので、駆けつける用意をして様子を見ることに。
無事岸に上がった、、、フォロー出来ずに申し訳なかった。
そうこうしていると5名ほどの男女経験者と初級者っぽい人たちが左岸を水中からガンガン抜いて行った。
最後は自分の番、私も左岸を進むがなんか滑るな〜〜と。
1段目を登りきったところの淵ではでラララ君が右岸で首だけを出して水中から滝の直登ルートを探っている、滝を真正面から受けつつ登り切った「すげえな」と思った。
カッコよく真似しようとまねるも無理だった、体力削られているのが分かる、OmiCamの録画ボタンを押すも反応しない、電池切れか???(実はここで壊れたようです)
で、左岸のヘツリしかないと前のグループのラインを真似たのだが、、、
若さんが心配で見に来ている、「格好良く決める」は諦めた。
だが岸に立つことも出来ない、「なぜだ?!」と思ったらザック36Lがパンパンだ。
ここで荷物チェックをしてみよう。
このザック:ドイター「フォーチュラプロ37(2008)」は中の仕切りチャックを閉じる閉じないで1気質と2気質を切り替えられる。
今回は2気質で使い、雨蓋には防水バッグを突っ込んでいた。
上の気質には、ハーフロープ50m(ドライ処理)
下の気質には、陸用のクライミングギアが多少満載、、、これがあだとなったのか、下の気質は水でパンパンだったのよ(恐らく20キロとは言わないくらい重かったはず)。
一度水中から半身を出して、ザックから水を抜いてチャレンジするも足が滑って落水すると元通りにパンパン、、、
水を吸ったままで左岸をヘツろうにも重心が後ろにひっぱられて埒が明かない(進めない)。
それに気が付いた若さんがロープを落としてくれた、ザックを引き上げてもらう「重〜〜〜い、なんじゃこりゃ?」と聞こえたか聞こえないか?!
こちらは唇が紫色になってガタガタしている感じ、あー小学校から水泳の時にはそうなったな〜〜と思いながらチャレンジすると、さっきとは比べられないくらい体が軽い。
しかしルートは滑りやすいので慎重に進むと仲間が出迎えてくれた、数名はこの寒さでガタガタと震えていた、私の体もガタガタ震えていた、最後の段を登って陽に上がるところで体を温めた。
「死ぬかと思ったな」
~~沢登りは続く、しばしまたれよ~~
冷えた体は水に着けずに進むと最後の難関の大滝が現れた。
ラララ君がトライする、滝上の木の支点確保は私、動画撮影とアドバイスは若さん。
俺は全く見えないのでアドバイスに耳を傾ける、ロープは張り張りで。
お、グッと重くなった、滑ったな、しかしほとんど落ちないようにしてたのでラララ君もケガ無く登ってきた。
ホッと一息つく、これも醍醐味だな〜〜
更に登ったところに小さな橋が架かっててそこで脱渓して終了。
クロックスで下山出来ると聞いたのでクロックス下山、問題はなかった、クロックスが小さいのは除いて(笑)
お約束に「ワルキューレの騎行」映画に使われたのよ、みんな。。。コッポラ監督の!!
https://youtu.be/QPrFynrcqx4
夜は別荘に泊らせて頂き、快適な夜を過ごした。
今日の格言「悪魔の左手女神の右手」
あ、次の日は木原山の「おおきつねかみそり」(オオキツネノカミソリ)「の」が入るのを知らなかった私。
【携帯電波】格安SIMスマホ(Docomo回線)
【飲料】0.1L消費(0.5L麦茶準備)
【ウェア】
上下インナー:finetrack「パワーメッシュ Tシャツ/ボクサー」
上半身:finetrack「ドラウトエアジップネック(長袖襟有り)」
下半身:finetrack「ストームゴージュアルパインパンツ」
下着パンツ:モンベル「ジオライン L.W. トランクス」
手袋:3M「コンフォート手袋(ホームセンター300円ほど)」、
靴下:ユニクロ「フィンガーボーダー五本指」の片方と、指宿温泉高級旅館に泊まった際に貰った薄手の二股薄手ソックスの片方の調査(どっちも大差なし)
ブーツ:アユ釣りの二股足袋
ザック:ドイター「フォーチュラプロ37(2008)」
帽子:TEL「白サンバイザー」
ヘルメット:ブラックダイヤモンド「ハーフドーム」
【歩数】??歩
【装備】10kg
【筋肉痛】なし
当日:??ウキウキし過ぎ
翌日:木原山へオオキツネノカミソリ、でも急登前で引き返したのでほとんどない。
あ、いつもの爪跡を写真掲載。
月末月初の慌ただしさを切り抜け、なんとか時間が取れた週末。急遽、沢登りに行くことを決め、メンバーを募ってみたところ4人から参加表明。そのうち僕と宙さんを除く3人は沢登りは初体験!そんじゃ楽しんでみましょう★と滝川谷へ向かう。
脊振山系の金山につづくこの谷は、初心者向けの沢で人気がある。とはいえ、山頂まで詰めるのは大変なので美味しいところだけを歩く短めのルート設定にする。
曲渕ダムに集合した8時の時点で、もう暑い。花乱の滝登山口まで乗りあわせて移動。装備の確認と注意点などのブリーフィングをして、9時過ぎに入渓ポイントまで登山道を下る。沢に足を踏み入れた時点で、マキとイオタンがギャーギャー騒いでうるさい。宙さんが「ここでそんなに騒いだら沢登りにならんやろうが!」とキレ気味(笑)
僕が先行し、宙さんがケツ持ちでしばらく進む。
いくつかの小滝を抜け、沢歩きに慣れてきたところで後は自由に歩いてもらう。流石にラララ君は軽く先へと進みだした。やがて今日の核心部となる3段ゴルジュにたどり着く。ラララは核心部を直登で抜け、実に楽しそうだ。僕は後続のためにロープを出し、カムを決めつつ先行することにした。…が、実はここでちょっと失敗。
想定ルートは淵の右岸(下流から見て左岸)をヘツって1段目、そこから左岸に渡って2段目を越えるものとしたが、これがマキとイオタンには難しかった。というのも、ヘツり方をちゃんと教えてなかったので二人とも上部まで登り過ぎてた。
僕が登ったルートと出したロープの流れを見れば、そんなに上部まで登らないものと分かるのだが、初めての沢登りで二人とも余裕が無かったのかも知れない。今にして思えば、淵を泳がせて取り付かせれば良かった。
3段目でロープを確保していた僕が目にしたものは、1段目手前の淵の上から勢いよく滑り落ちるマキのシルエットだった…。
「足が滑って(ヤバイ!)と思ったから、思い切って淵に飛び込んだ」とマキは述懐したが、僕は本当に肝が冷えた…。幸いに怪我も無く済んだものの、岩が張り出した場所だったら大事になっていた所だった。
後に続くイオタンも、何故かヘツりつつ上部に進む…。おいおい、そんなに上がったら行き詰るのに〜、とハラハラしながら見守る僕。最後尾の宙さんはラララの登りに刺激を受けたのか、直登を目指すが敗退。それでもなかなか登って来ないので様子を見に行くと、ザックが水抜けせず水面から上がれずにモガいていた(笑)。
なんだかんだでゴルジュを抜け、ラストは10mの大滝だ。
ラララがトライすると言うので、今回僕は上部からの撮影に回り、宙さんにビレイして貰うことに。なかなか迫力ある動画が撮れたので見てみてね。
この先も少しだけ小滝があって楽しめるのだけれ、ここで下山予定時刻になったので今回はお終い。マキの別宅でランチとビールを楽しむことにしよう。少し冷や汗が出る場面もあったけど、無事に終わることが出来て良かった。次回は鳴子川を遡上して坊がつるでテン泊でもしようか。
・追記
下山後、昼から酎ハイ・ビール・ワインと飲み始めたため、夕刻にはすっかり出来上がってしまった。定かな記憶も無いまま、エ○モードMAXでメンバー各位には迷惑をかけたものと推測されるが、許してたもれ。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
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結構危ない場面もあるんですね。
でもやっぱり沢は涼しげで良いですねー( ´ ▽ ` )
沢登りはハイキングより危険度は数段上だよね。それにしてもこの猛暑、無事に乗り切ってね
夏の沢💦
やっぱ 気持ち良さそうですねぇ
なんか大量の水を飲みそうな感じもするけど(笑)
ちょっと飲んだ、、、
まだ私のレポートはそこにたどり着いてない、、、以前に水につかってない。
家に帰って書きます。
9月中旬ころまであと何度か企画するよ。一緒に行こう
お疲れさまでした。ご無事で何よりです。
沢への憧れは相変わらずですのでいつか参戦します。
この夏は僕も日程を事前に決めづらい状況なので、急なお誘いになるかも
滝川谷、数年前から行こう行こうといいながら、天気に恵まれず未だに行けてない・・(>_<)
夏は沢ですよねー♪
宙さん、防水パックは持っていってなかった?
ザックはモンベルのグラナイトなんかどう?
昨年の西内谷で使ったけどよかったよー(><)
宙さんのザックは底にハトメを打って水抜き仕様にすると良かったかも
それにしても、モンベルの防水パックの充実はここのところ凄いですね〜。
> ザックはモンベルのグラナイトなんかどう?
サワークライムじゃなくて、、、むふむふ、グラナイトは浮袋になりそうですね。
このとき浮袋があったら、、、
サワークライムの水抜けも気になる案件があったし、、、
防水バッグは持って行ってて、ヘッデンはケースに入れてたから大丈夫だと、甘い読みで、、、
グラナイトはアルパイン用だけど、使えるよー!!
アクアバリアバックが付いてて、ザックの下側には水抜き穴。購入するときワークライムも考えたけど、巻くときに藪こぎになると弱いかなと・・
ワカさんの充実の映像レポート!
沢登りの楽しさと危険なところも
よくわかりますね!
やはりクライミング技術の必要さがわかります。
お疲れ様でした!
お久しぶりです!とにかく暑くてたまりません
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