【金環日食】残雪期の北アルプス‧デビュー

te2g
その他1人 - GPS
- 53:00
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 1,482m
- 下り
- 1,480m
コースタイム
上高地6:00➝ 横尾山荘10:00 テント泊
(二日目)
横尾山荘10:00➝ 涸沢ヒュッテ14:00➝ 穂高岳山荘17:15 テント泊
(三日目)
穂高岳山荘8:30➝ 上高地 BT 13:00
| 天候 | 5/19 快晴! 5/20 晴れのち曇り 5/21 快晴! |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://sawayaka.alpico.co.jp/ |
| コース状況/ 危険箇所等 |
横尾から先はアイゼンが必須でした。 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
金環日食を見に行こう!と、ヒマラヤにも行った事が有る登山経験豊富な友達に誘われて、初めての残雪期北アルプスデビューでした。
正直、金環日食に僕はあまり興味が無かったのですが、残雪期、雪山の登山には興味津々だったので快諾して望みました!。
当初は、金環日食が目的だったので蝶ヶ岳に登ろうかと考えていた様ですが、いざ横尾にテントを張って穂高の山々を見ていると無性に登りたくなってきて、急遽予定を変更し翌日に穂高岳山荘まで登りテント泊して、帰りは重太郎新道で上高地まで下山するコースを予定しました....。
翌朝、疲労が溜まっていた友人とゆっくり支度して穂高岳山荘まで目指します。涸沢ヒュッテに到着する頃には雲行きが怪しくなって来ていて、ザイテングラード辺りからはガスが湧きだし視界が悪くなって来たので、バテ気味の友人に発破を掛けながら先を急ぎ、何とか五時過ぎに穂高岳山荘に到着することが出来ました。着いて山荘のスタッフに明日の予定している下山コースを告げると、止めた方が良いと半ばあきれ顔で助言され予定していたコースの難易度を実感し、来た道を戻る事に決めました。時間が経つにつれ風が強く吹き出している穂高岳山荘のテント場は、誰もテントを張っていなく僕たちだけでした。ペグが打てないスノコ上のテント場だったので、適当な石をテントの中に放り込み、飛ばされない様にしていたのですが、僕が使用していたテントは何と3980円で買ったスリーシーズン用でインナー二面がメッシュだったのでテント内で風が吹き荒れてました(泣)。持参した防寒着を着れるだけ着て朝、目を覚ますと何とフライシートはどこかへ飛んで行き(穂高岳山荘のみなさん&穂高岳さんごめんなさい...)潰されたメッシュのインナーテントだけになってました....。ペットボトルの水が凍っていたので気温は氷点下になっていたと思います。生きてて良かったと思うと同時に、自分の勉強不足を猛反省しました。友人のテントは潰されず無事で、さすがメスナーの名を冠したテントだと思いました。
そんなこんなで、無事に金環日食を穂高岳山荘から見る事ができ下山する事が出来ましたが、時間的に余裕が無く、一つも山頂を踏む事が出来なかった登山となり、色々な意味で悔しさが残る山行となってしまいました。
ピッケルも持たずに横尾で拾った木の棒と百均で買った軍手二枚重ねで、初めてのアイゼン、初めての残雪期登山、長いサーフィン生活で自然の厳しさを理解していたつもりでしたが、もの凄く勉強になりました。
下山後、冬山にも対応していてコストパフォーマンスにも長けている『オクトス』の『アルパインテント2』をゲットし、ソロで槍ヶ岳登頂を計画し実行することになります。http://oxtos.co.jp/item/300125.html#01
登山なんて高尾山くらいしか、した事の無い僕をいきなり北アルプスに引っ張り出す、夏の三俣山荘で寝袋を持たずにレスキューシートで寝る少々無謀?な友人に感謝!すると共に自分の経験不足、勉強不足がもたらす結果全てに納得がいく登山は本当に最高です!。
これからも、安全第一で楽しみたいと思います。




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