両神山 表参道ピストン


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 1,147m
- 下り
- 1,147m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
沢渡り付近で道がやや不明瞭。30mほど以内で明瞭な登山道が見えるので、道を失ったと感じたら戻るとよい。鎖場の上り下り以外、特に危険な箇所はないように感じた。 |
感想
今回は単独行。登山口からしばらく足慣らし程度の道が続いたが、一人のせいか、会所からきつくなった坂道で、ペースが早すぎてしまい、バテバテ。昨晩寝ていないこともあるのだが、経験を積んで、自分のペースを掴みたい。何度か沢を渡るのだが、沢の周囲がガレており、一見、道を失ったように感じる。所々にある石仏に拝みながら進み、弘法の井戸で顔を洗う。休み休み何とかたどり着いた清滝小屋の前には、炊事場やトイレが整っており、思いがけず立派な施設で驚いた。有料でもおかしくはない。少し早めだったが、山頂は狭いということなので、休息も兼ねてここで昼食。バーナーでお湯を沸かし、天そばを食した。
ここで息を吹き返した。小屋を出発。すぐ裏手にある清滝の水量は豊かで、木々の合間からさす日の光が滝の水しぶきに反射してきらきらと輝いている。続く急坂では無理をしないペースで山頂へと向かった。産体尾根にたどり着いて、気分も楽に。両神神社でお参りをし、鎖場を楽しみながら、ついに岩肌がむき出しの山頂へ到達。狭い岩場に15人ほどの先客がおり、次いで八丁峠方面からも続々と登ってくる。曇り空でガスも出ており、眺望は望めなかったが、高みからの幻想的な風景と達成感を味わいながらしばし休憩。写真をとって頂き、雨の予感もしたので早々に下山。帰りの鎖場も慎重に通過。あっという間に清滝小屋到着。帰りのバスまで時間がありそうだったので、ここでコーヒータイム。下山時のカフェイン摂取は、塔ノ岳の時に病みつきになり、今回もドリップ式を持参。再度バーナーで湯を沸かし一服。靴も脱いで楽になる。鋭気を養ったところで、下山開始。塔ノ岳表尾根と異なり、ほとんど階段のないコースだが、高低差の割に距離がいささか短く、それなりに足に負担を感じる。一度は岩につまずき危うく崖から落ちそうになった。疲労がたまると、足の上げ下げが鈍くなることを実感。体力の低下が判断力も鈍らせる。下りはついついスピードを出しすぎてしまうが、慎重に歩くべきだとおもった次第。会所に着いてほっとし、最後の一息で登山口に到着。登る時にも見かけた両神山荘の犬に無事を報告してバス停へ。30分ほどでやってきたバスの運転手さんは人情味あふれる方。両替やバスの乗り継ぎのことを親切に教えていただいた。往復の移動に8時間、登山6時間の長い一日だったけど、また来たくなる山だった。次回は花の時期か、七滝沢コースを楽しんで見たいなあ。
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