記録ID: 2106503
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬
白石谷（有馬四十八滝）〜最高峰〜瑞宝寺谷〜瑞宝寺公園
2019年11月13日(水) [日帰り]
兵庫県
rxk00250
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 826m
- 下り
- 832m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 5:52
8:56
10分
神鉄「有馬温泉」駅
9:06
5分
炭酸泉源
9:11
24分
魚屋道 登山口
9:35
9:36
17分
炭屋道 下り分岐
9:53
11分
湯槽谷分岐（紅葉谷 ）
10:04
7分
白石谷分岐（紅葉谷 ）
10:11
2分
白石谷河原分岐
10:13
8分
右俣 ゴルジュ巻き道
10:21
10:27
8分
百間滝手前の小ゴルジュ入口
10:35
1分
白石谷河原分岐
10:36
10:38
6分
白石滝
10:44
10:45
17分
白石第四砂防ダム上
11:02
11:03
3分
四段の滝
11:06
11:08
2分
白竜滝
11:10
11:11
12分
角度のある滑滝（布振滝）
11:23
2分
大安相滝・下段
11:25
11:26
4分
大安相滝・中段
11:30
11:32
3分
大安相滝・最上段
11:35
11:39
3分
巨岩のある堰堤分岐
11:42
8分
白石第六砂防ダム上
11:50
11:52
13分
小安相滝の石柱
12:05
12:12
16分
笹の茂る十字路
12:28
12:40
5分
六甲最高峰（一等三角点・最高峰ケルン）
12:45
12:46
6分
瑞宝寺谷 下り口
12:52
32分
３蓮堰堤 急勾配のロープ場（瑞宝寺谷）
13:24
11分
瑞宝寺第六堰堤（瑞宝寺谷）
13:35
13:36
1分
瑞宝寺第四砂防ダム（瑞宝寺谷）
13:37
7分
堰堤巻き道 急斜面のロープ場（瑞宝寺谷）
13:44
13:48
5分
鋼管ダム（瑞宝寺谷）
13:53
10分
六甲の森林案内板（瑞宝寺谷 取り付き）
14:03
14:05
2分
太鼓滝（瑞宝寺谷）
14:07
14:30
18分
瑞宝寺公園
14:48
神鉄「有馬温泉」駅
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
（帰り）「有馬温泉」駅から神戸電鉄・北神急行・神戸市営地下鉄を乗り継いで「三宮」駅へ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
＜白石谷について＞ 「白石谷」には、有馬四十八滝のうち「白石滝・白竜滝・布振滝・大安相滝・小安相滝」と「百聞滝・似位滝」がある。 「紅葉谷」の途中にある白石谷分岐の道標から谷へ入り、二重堰堤の「白石第三堰堤」を越えた先にある河原の分岐地点で左右に分かれる。右俣にあるのが「百聞滝・似位滝」、左俣の白石谷本流にあるのが「白石滝・白竜滝・布振滝・大安相滝・小安相滝」。 谷についての全般の印象としては、今年の春頃よりも沢筋に倒木や岩石が増えており、少し崩れた箇所などもあって、やや遡行しづらくなってきている感じ。またこの日は水量が多くて、注意して歩いても靴が濡れてしまう箇所もあった。これからここを遡行する際にはくれぐれも注意して慎重に歩いていく必要があると感じた。 ＜「百間滝・似位滝」への進路について＞ 水量が多いために「百�梁譟彡樵阿砲△訃�ゴルジュ箇所の水たまり（滝壺といったほうが良いのか）がかなり広く深くなっていた。左右の岩壁に細いロープが付けられてい入るが、膝下を水に浸からずに先へ進むことが不可能に近い状況であったため、今回は「百間滝・似位滝」へ行くのを断念した。水量によって濡れずに行けるかどうかが変わってくるので運次第か。なお膝から下が濡れても全然かまわないのであればいつでも遡行可能。要は覚悟があればというレベル。 ＜「白石谷」本流について＞ 先にも書いたが、沢筋に倒木や岩石が増えており、新たに崩れた箇所などもあって、以前よりも遡行しづらくなってきている印象。不安定な浮き石で足をくじいたり捻ったり、あるいは滑落したりしないよう細心sの注意を払いつつ、持てる歩行技術を駆使して進む。 「白竜滝」と「大安相滝」との間に位置する「布振滝」（＝ロープが下がっている大きな滑滝）も、水量が多い日は要注意。左側にある垂直に近い崖をロープ頼みで登るのだが、足を掛けるスペースが狭く小さくなっているので、くれぐれも落下に注意。 上記以外の注意点については過去の山行記録に詳しく記述。以下参照。 ＜前々回2018年10月17日の山行記録はコチラ＞ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1619321.html ＜前回2019年05月16日の山行記録はコチラ＞ http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1851177.html |
写真
魚屋道の途中の炭屋道分岐から紅葉谷へ向かう。新たな看板が設置されていた。紅葉谷の大崩落地点の修復工事がようやく本格的に開始された。2019年10月〜2020年8月までとのこと。
2
11/13 9:35
魚屋道の途中の炭屋道分岐から紅葉谷へ向かう。新たな看板が設置されていた。紅葉谷の大崩落地点の修復工事がようやく本格的に開始された。2019年10月〜2020年8月までとのこと。
「百間滝」に向かう手前の大ゴルジュと小ゴルジュの間の区間で小規模な崖崩れと倒木。通行に支障はなし
小ゴルジュ入口の滝壺の水量が多くて、濡れずに通過するためのしっかりした足場を見つけられない。左右にロープはあるが、滑りやすく水に弱い窟だと適した足場がなく危険
2
11/13 10:27
小ゴルジュ入口の滝壺の水量が多くて、濡れずに通過するためのしっかりした足場を見つけられない。左右にロープはあるが、滑りやすく水に弱い窟だと適した足場がなく危険
3段の「白石滝」は下から見るだけでは上段・中断の滝壺が見えないので、なかなかその全貌を拝むことが出来ないのが残念。巻き道から見下ろすか下へ降りれば見えるが危険
3
11/13 10:37
3段の「白石滝」は下から見るだけでは上段・中断の滝壺が見えないので、なかなかその全貌を拝むことが出来ないのが残念。巻き道から見下ろすか下へ降りれば見えるが危険
「白石谷」も随所で紅葉が始まっている。意外とモミジの木も多い
下ばかり見ずに、視線を少し上にあげると朝日に照らされた紅葉が見られる
角度のある滑滝である「布振滝」は直登危険。左脇にあるロープ頼みで崖を登って滝の落ち口へ
山行ルートから少し寄り道して「大安相滝」の下段へと降りて全体を眺める
「大安相滝」の最上段はここ。滝壺近くにはネームプレートが掛かっている
巨岩が鎮座する広い2分岐の河原。ここもモミジがきれい。このすぐ先が「白石第五砂防ダム（左）」と「白石第六砂防ダム（右）」の分かれ目
1
11/13 11:34
巨岩が鎮座する広い2分岐の河原。ここもモミジがきれい。このすぐ先が「白石第五砂防ダム（左）」と「白石第六砂防ダム（右）」の分かれ目
右の「白石第六砂防ダム」を越えて上流へ。ふと見上げると美しい紅葉の始まり
「小安相滝」の先には見事な紅葉。陽の光がさすと見事なまでに綺麗に
笹の茂る十字路でおにぎり休憩。そのまま直進すると魚屋道へ合流だが、今回は「最高峰」直下へ出たいのでここで直角に右折して急登をこなすことに
2
11/13 12:12
笹の茂る十字路でおにぎり休憩。そのまま直進すると魚屋道へ合流だが、今回は「最高峰」直下へ出たいのでここで直角に右折して急登をこなすことに
しんどすぎる急登の途中から右手に「六甲ガーデンテラス」が見える箇所がある。紅葉越しのこの季節はとりわけ素敵な風景
「六甲最高峰」に到達。あーしんどかった。遠景写真を撮っているとあっという間に時間が経ってしまう
「瑞宝寺谷」ルートには新たな下り道が開設されていた。以前ここで新道を整備してくれている方に遭遇したが、ようやく完成したようだ。感謝の気持ちが堪えない
3
11/13 12:46
「瑞宝寺谷」ルートには新たな下り道が開設されていた。以前ここで新道を整備してくれている方に遭遇したが、ようやく完成したようだ。感謝の気持ちが堪えない
「瑞宝寺谷」で見られる紅葉はまだこんな感じ。まあでも六甲山系ならだいたいがこんな感じかもしれないけど
「太鼓滝」は「瑞宝寺公園」の奥にある名所。ただし渡渉が必要なのでそれなりの靴で
「瑞宝寺公園」の紅葉は全体では半分ほどだが、それでも見事なもの
装備
| 個人装備 |
通常のトレッキング靴のみ
|
|---|
感想
今回は下見を兼ねた単独行。近々友人と一緒に歩こうかと考えているルートが安全かどうか、最新の状況を見定めておくための下見山行だ。
歩いたルートは「有馬四十八滝の白石谷」、そこから「六甲最高峰」へ直登する「最高峰北西尾根」の終盤、そして「瑞宝寺谷」だ。
ルートの状況は「コース状況／危険箇所等」に記載の通り。
このうち「最高峰北西尾根」の終盤部と「瑞宝寺谷」は特に問題なし。とはいうものの、北西尾根の終盤部の笹の茂る急登は相当なしんどさ。ここの急登は距離300mほどの区間で一気に100mも高度を稼ぐため、かなりの急登が続く。そのためここまで登ってきた足腰にはかなり堪える。いつも途中で何度か休んでしまう感じ。やっぱり今回もしんどかった。最高峰へ出ると一気に疲れは吹き飛ぶんだけどね。
問題はやっぱり「白石谷」の遡行かな。
まずは今回、滝壺の水たまりの深さと広さのために「百間滝」へ行くのを止めたのは残念至極。もっと必死になって頑張れば行けたのかなあ？・・・いやいや、あの状況だったら膝下が濡れる覚悟でないといけないよなあ、などと自問自答。今回は靴の防水性能もダメダメだったし、気分的にどうしても濡れたくなかったんだよねえ。何より友人が靴が濡れるのを極端に嫌うので、本番で濡れずに行けないなら諦めることになるだろうしね、などと断念した理由を自分に言い聞かせて。
いつも思うのは「紅葉谷」では紅葉はほとんど見ることが出来ないよね、ということ。この道がなぜ「紅葉谷」という名がついたのか不思議。まあ頭上を見上げればたまに紅葉も目に入るけど、谷の名前ほどの紅葉が見られないんだよね。ところが「白石谷」では美しいもみじの紅葉などが良く見られた。こっちのほうがいいじゃん、と思った。でも熟練者向けのルートなんだよね。残念。
今回の最大のお目当ての「瑞宝寺公園」の紅葉。この日は半分ぐらいの葉が鮮やかに色づいていて、見頃が始まっていた印象。平日水曜日の昼間でも意外に多くの観光客がカメラやスマホ片手に楽しんでいた。今週末から来週にかけてがピークになりそう。雨風で紅葉が散らなければ良いんだけど。それだけが心配かな。
「瑞宝寺公園」から「筆屋道」にかけての区間でも色とりどりのきれいな紅葉が見られるんだけど、この区間はまだほとんど紅葉していなくて、全然これからな感じ。公園がピーク過ぎればこっちが楽しめるかも。
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