IZU TRAIL Journey 2019 Course Faxbis


- GPS
- 10:47
- 距離
- 68.9km
- 登り
- 3,633m
- 下り
- 3,552m
コースタイム
- 山行
- 10:32
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 10:49
天候 | 快晴のち雲 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:修善寺駅までバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
台風15&19号の影響によりコース前半を大幅変更 |
写真
感想
今年の最終戦(といっても2レースしか出てませんが)、あこがれのITJを走ってきました。
IZU TRAIL Journey 2019 Course 〜Faxbis〜
距離:68.3km
累積標高差:(+)3,320m ,(−)3,240m
エイド数:3箇所
トレイル率:58%
最低標高:1m(松崎新港)最高標高:980m(達磨山)
スタート:松崎新港 6:00、フィニッシュ:修善寺総合会館
制限時刻:20:00(14時間)
台風15号、19号の連続被害にあった伊豆半島、コース各処で甚大な被害が出ている中で開催が危ぶまれていましたが、いち早く「開催」を宣言。ただし、コース前半をそっくり違うコースに変更という前代未聞のレースとなりました。
初めて走る自分としてはThe ITJというコースを走りたかったのはやまやまですが、この短期間で40kmにも渡る長い区間のコース変更を行うことがどれだけ大変なことで、逆に言えば大会関係者の開催にかける熱意が伝わるレースとなりました。
ちなみに、今回はコースに名前がついてます。
Course 〜Faxbis〜
台風15号(Faxai)+台風19号(Hagibis)だそうで、このあたりからもスタッフの台風に負けない気持ちが伝わってきます。
事前に公表されたコース情報では41km地点の第2エイドまでのほとんどが変更し、ロードと林道を通って稜線まで行くコースとなりました。それに伴い距離も3km短縮、累積標高も1,000m減り、トレイル率は58%になるなど一見難易度が下がったかのように感じます。
しかしブリーフィングでは累積標高はITRAの測定基準に変更したため実際は昨年までとほぼ変わらないとの説明。なんだ、結局きついんじゃん。と喜ぶべきか複雑な心境でした。
前日受付とブリーフィングの後は、送迎バスに乗り大会側で割り振られた雲見温泉の宿へ。こちらの晩御飯が海の幸いっぱいで大満足でした。
■スタート:松崎〜A1白川
朝3時起床、おそらく松崎町のボランティアの方々が準備してくれたおにぎりとみそ汁を食べ、4時に大会バスに乗ってスタート地点へ。荷物を預け6時にスタート!1,500人が伊豆の山々に挑みます。3kmからトレイルに入り、8kmの宝蔵院手前までは毎年同じコースで、ここからロードに移ります。今回後ろのほう(大体1200位ぐらい)からのスタートとなったので、ここまでの区間はすぐに渋滞して止まる始末。なかなか走れません。でも、日の出を見ながらまったりと進みます。
ロードに入ると「走らないと」いけません。しかも下り区間が多く、腸脛靭帯を痛めた身としてはアスファルトの下りは要注意!そろそろとジョグしますが、ここでぼろ抜かれします(涙。
A1へは予定では2:30でしたが2:00到着。30分の貯金ができました。第1エイドではバナナだけ食べてすぐにスタート。
■A1白川〜A2仁科峠
白川集落ではお年寄りが玄関の前に出てきてくれて応援してくれます。本当にうれしい。仁科川沿いの道に入りロードの登りが続きます。22.9kmの万野の森からは林道セクション。ガレてるところもありますが舗装路よりも圧倒的に走りやすい!この辺りは頑張って走って距離と時間を稼ぎます。林道の終わりは35.4km、長かった・・・。ここから仁科峠までロードを5km登って、やっと峠に到着。ここで富士山とご対面!!南アルプスまで見える絶景ポイントでした。
■A2仁科峠〜A3土肥駐車場
仁科峠のエイドを出て伊豆山稜線歩道に入っていきます。いきなり魂の山付近の2つのアップダウンで今までのロード基調からトレランに変わったことを思い知らされます。一方で笹尾根と富士山の展望、時折見える駿河湾の展望など雄大な景色を堪能できる素晴らしいルートです。そこから土肥峠・船原峠あたりは小刻みなアップダウンはあるものの、ほぼ走り切れるトレイルが続きます。トレランのだいご味ではあるものの「走らないと」感いっぱいのコースです。ここ走ってる時は休憩するタイミングがつかめず逆に大変でした。土肥駐車場までの残り2kmは西伊豆スカイラインを登ります。ここで最後のエイド。しし汁が暖かくて美味しかった!
■A3土肥駐車場〜ゴール:修善寺
エイドを出ると伽藍山(山頂通ったっけかな?)・古稀山を経てラスボス達磨山へ。達磨山山頂からは360度の見事な眺望が開けます。特に駿河湾側は太陽の光で黄金色に輝いていました!達磨山を過ぎると戸田峠から進路を東に取り一気に修善寺に下っていきます。半舗装路のような一本道の直線を下っていきますが、結構ガレているとこも多く暗くなってから走る人は要注意ポイントですね。64kmぐらいからの1kmは極上の土トレイルが待っていますので、ここは飛ばしどころ!ラスト2.5kmは街中を走りますが、お店の人や観光客の皆さんが応援してくれて気持ち良いです!
そんなこんなで無事ゴール!長い旅でしたが楽しく走れました。
記録:10:45:54
目標12時間だったので上出来な結果となりました。
台風影響の中、中止する大会が多い中で開催して頂いたスタッフ関係者、ボランティアの皆様に感謝です!
だんだん近づいてくる富士山を見ながらの稜線の旅は最高でした!
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
後半の絶景コースは歩いたことがありますが
僕の時は霧と強風で全く
アスファルト道路はともかく尾根筋だけでも歩いてみたいものです
cyberdocさま、コメントありがとうございます。
この大会は富士山見えるか見えないかで、テンションもモチベーションもまったく違います。今回は前日の雨にも関わらず、好天&無風で素晴らしい稜線RUNが出来ました!
伊豆は山が多い割にアクセス不便なのとコースが少ないので、なかなか機会が作れなかったので、今回尾根道通れて良かったです!
kimipapaさん、日曜日レースだったんですね(^^)
伊豆の稜線と、やっぱり富士山!
青い空とのコラボが素晴らしい日でしたね〜
それにしても70kmとは、またロングラン走られたのが凄い
膝脚は大丈夫でしたか?
n_massuさん、いつもコメントありがとうございます!
今年のITJは天気が良くコース変更により難易度下がったため、完走率が95%ぐらいになりました。お蔭様でいろいろ不安のある中でしたが、気持ちよく走り切る事が出来ました。
膝の方は、まだイマイチなので下りもストライド小さくしてスピード出さずにちょこちょこ走りに徹しました。おかげでボロ抜かれでしたけど(笑)
この稜線部分、すごく気持ち良いのですが電車・バスで行くの大変なんですよね〜
普段は行けそうにありません(残念
ちょこちょこ走り 笑
そんな距離を走るのはできそうもないですが、稜線は歩いてみたいですね(^^)
修禅寺から行けるなら、言うほど遠くはない? 笑
台風対策バージョンとはいえ、70kmを走っていたんですね! 30kmで満足していた私でしたが、このレコを見ると、やっぱり歩き甲斐(走り甲斐)が伝わってきますね! 走りやすそうなルートだし、天気もいいし、そしてエイドのうどんやしし汁はあったかそう〜
フィニッシャーのkpさん、イイ笑顔です!
コメントありがとうございます。
皆さんの30kmでも十分スゴイです!!
この時は寒さも風もそれほどでもなく、富士山も見えていて絶好のコンディションでした。
また、こんな日に縦走したいなぁ
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する