2020年元旦、日ノ出山で初日の出


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 314m
- 下り
- 782m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
つるつる温泉まで、台風で閉鎖された登山道が復活、まだ閉鎖されている登山コースもあるようだ |
写真
感想
二年前の2018年元旦、同じ御岳山から日ノ出山コースを歩いて、日ノ出山で初日の出を見る予定が、その前に患った変形性膝関節症が悪化して、行きの電車の中ですでに左足にマヒが出て、バスからケーブル駅に移動する急坂ですでにk亹しい状況で、ケーブル御岳山駅から土産物街までが精いっぱいで、この年はあきらめてケーブル御岳駅に戻ってそこで初日の出を撮影した。
二年後の今年は足にマヒは出ないものの、腎臓炎で一か月半も入院して、体力・筋力が極端に落ち、その後もトレーニングなどをする余裕もなく、高尾山を一度歩いただけで、少しづつ体力回復を図っていた。二年前のリベンジをすべく、元旦午前1時過ぎに家を出て新宿に自前の深夜電車に乗り込み、立川で青梅線3時18分発御岳行きに乗り、4時前に御岳駅に到着。ここまで、二年前のような足の麻痺は出なかった。
バスを降り、ケーブル駅に向かうとやはり急坂は苦しい。退院後3か月たち、少しづつ体力の回復を図って入るが、まだまだレベルの低い状態だ。大勢の参拝者が列をなし、ケーブルを待つ。4時半過ぎ、ケーブル御岳駅に到着し、トイレを済ませて御岳神社に向かう。10年前と異なり、やはり急坂は苦しいが、二年前は土産物街以上は進めなかったが、今回は歩き切るつもりで御岳神社に向かった。振り返ると夜明け前の下界の明かりが美しい。おそらく多摩川沿いの川井や御岳の街並みの明かりかな?
5時前、神社の下に出て拝殿を拝み、そのまま奥の大口真神社とその更に奥のより古い祭祀場を見てから、土産物街に戻り、とろろそばを食べてストーブのそばで体を温め、6時10分前頃出発し、日ノ出山山頂を目指す。少し店で長居し過ぎたかと反省、30〜40分で日ノ出山に出られると思ったのは昔の話で、体力の落ちている現状ではスピードが出ない。後ろから若いハイカーらに次々と抜かれる。6時15分前に上養沢分岐の鳥居を抜け、いよいよ日ノ出山への上りが始まる。かつての記憶では日ノ出山まですんなりと登れたとしか記憶がないが、実際には山頂までの長い階段が非常に厳しく、今の体力ではペースが上がらず、必死に粘って先に進むのみーー6時半前には到着するつもりでいたが、結局、山頂付近に出たのは6時40分頃で、日の出時刻の少し前だ。大勢がすでに山頂に陣取る中で、何とか場所を確保するべく、人垣をかき分け、前に進む。山頂手前の斜面の小高い場所に陣取り、日の出を待つ。雲が分厚く、日の出予定時刻が過ぎてもなかなか日の出が見えない。空はすっかり白っぽくなり、余は完全に明け始めている。7時近くなり、ようやく強い光が漏れ始めるーー火が出ると急に早く登り始める印象だが、その前は長く感じる――7時になりついに太陽が顔を出し始めるーー秒刻みで少しづつ太陽が昇っていくーーこうした時の1分は長い――7時1分、どんどん太陽が大きくなる――7時2分すぎ、どうやら完全に火が昇ったようだーー7時4分、まぶしい―下界が照らされ始めるーーさあ、出発―下山を急ぐ。いきなり急な階段を下り、滑りやすい小砂利交じりの道を下ると、最初に金毘羅尾根〜上養沢とつるつる温泉方面の分岐に出る。ここで金毘羅尾根に向かうハイカーとつるつる温泉に向かうハイカーが分かれる―大半はつるつる方面だ。10年前ならどんどん追い抜いて早々に下山したが、今は逆の立場、どんどん追い抜かれる――でも仕方ないのだが、まず安全第一、ケガの無いよう慎重に下る。現状の体力では早く歩くより安全第一、どんどん若いハイカーに道を譲るーー時には元気の良い高齢ハイカーにも抜かれるーー。7時半ころ、中間地点の岩場を過ぎ、すぐ先で顎掛岩・馬頭観音を通過ーヤマトタケル伝承の石やかつての街道(集落道)の名残の祠を通過し、さらに25分ほど下って8時過ぎ、ようやく林道合流点の登山口に出た。林道は平井川上流に沿っており、平井川はチャートや砂岩、石灰岩など付加体の地質で成り立ち、瓦を見下ろすと大きな岩が見えている―チャートかなーー??
つるつる温泉に8時20分過ぎに到着、予定では温泉につかって帰るつもりでいたが、間もなくバスが出る時間で、次のバスは9時50分過ぎ、1時間半も温泉につかるわけにいかず、高校ラグビーも見たいので、温泉を諦め、バスに乗り込んでトットと帰宅の途に就いた。帰宅して、甘酒を飲み、二人分のおせちを一人で食べながら、国学院栃木と東福岡の素晴らしい激闘を感動してみていたーー。
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