仙丈ヶ岳&麻利支天



- GPS
- 27:29
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 2,129m
- 下り
- 2,128m
コースタイム
08:00 北沢峠
11:30 仙丈ヶ岳
16:00 北沢峠
2012.08.26
04:30 北沢峠
05:10 仙水峠
07:46 麻利支天
11:30 北沢峠
天候 | 2012.08.25 晴れ時々曇り 2012.08.26 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
広河原→北沢峠 路線バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
すべて夏道。 六方石→麻利支天はザレた斜面のトラバースが多いため転倒注意。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
金曜の夜、友達の家でトランピン読んでるとき雨具は必須と書いてあり、その通りだよなとか思ってる最中に思考が停止した。
あれ?俺雨具入れてなくね?
急いでザックの中身を確認するとやはりない。ついでにヘッデンも忘れた。あり得ない。
こうして北沢峠から夜叉神峠までの歩きがなしになり、仙丈ヶ岳と甲斐駒ケ岳に変更となった。
2012.08.25
07:30 北沢峠に到着。テントを設営し、準備を整える。今回は自作のツェルトの試験だ。友達に作ったツェルト簡単設営キットを自分でも試したが、我ながら自画自賛する程の使いやすさだ。これは良い。川も流れており、買ってきたビールを沈めておく。
08:00 今日は仙丈ヶ岳に向かう。簡易雨具という名の特大ごみ袋を忘れず詰め込み、ヤバそうなら先行して下山することをパーティーに伝える。
09:57 森林限界を超えると素晴らしい展望が広がっていた。東の北岳、北の甲斐駒ケ岳。
11:41 仙丈ヶ岳山頂。ため息が出る様な景色だ。昼食は魚肉ソーセージときゅうり。やはりきゅうりとマヨネーズの組み合わせは良いね。
15:46 馬の背経由で下山し、北沢峠に到着。太平山荘から先のまさかの登りに完全にノックアウトされる。途中からはビールのことしか頭になかった。
16:00から飲み始めたが、ビールが美味いのなんの。水も美味いし文句のつけようがない。結局ビール4本空けて酔いが回り始めたんで寝ることに。
さて、自作ツェルトの性能試験だ。まずベンチレーターが付いていない時点で不安がある。また、空間を広げるための中間支点も付ける時間がなかった。壁がたるむと圧迫感を感じる。むしろアライのスーパーライトツェルト2みたく内部にポールを入れるのもありだろう。
底面は多くのツェルトが採用している紐ではなく、4か所に縫い付けたベルクロで簡単につなげられるようにした。手がかじかんでいると紐を結ぶのさえ困難だからだ。
しかし、朝には外れていたため、もう2か所くらいベルクロ縫い付けてもいいかも。
底面はリップストップ・シルナイロンなため、平滑性が非常に高い。つまり滑り易い。
寝はじめて2時間でさっそく結露が確認できた。入口のジッパーを開けても変わらない。やはりベンチレーターは必須だな。
底面が220×120cmと広く、高さも113cmの特大サイズだが、壁面が垂れ下っているため、広さは感じなかった。やはり改良が必要だな。
2012.08.26
03:00 起床。内壁が結露で大変なことに。仕方ない。手拭いでふき取り朝飯の準備に取り掛かる。スープDELIとパン。悪くないかも。
04:30 甲斐駒ケ岳に向けて出発。
05:05 仙水峠に到着。よし、日の出に間に合った。
05:15 日の出。今日も午前中は晴れそうだ。
07:00 駒津峰。中央・北アルプスまで見える。素晴らしい展望。
07:20 六方石。甲斐駒ケ岳はパスするので麻利支天方面に向かう。
07:47 麻利支天。去年はロープ張って入れなかったようだが、今年は大丈夫だった。
ここから見上げる甲斐駒ケ岳はかっこいいな。そして黒戸尾根を改めて見ると凶悪だ。わくわくする。
いつもの雄叫びと『もう何も怖くない』のポーズを決めてのんびり過ごす。
友達も追いついて飯を食ったり写真を撮ったりのんびりしている。こいつも山頂は黒戸尾根から行くと言ってた。しかも日帰りで。モノ好きだねぇ。
駒津峰に戻り、帰りは双児山経由にした。意外と長いな。というより双児山への登りがちと堪えた。
11:30 テント場に到着し、さっさとツェルトを撤収して帰りのバスを待つ。この日は客が多かったようで、臨時便が次々と動いていた。
両日とも1000時には甲斐駒ケ岳はガスり始めていた。なんだかんだで雨も降らず、早い時間帯は展望が開けていたのが良かったが、やはり夏山は午後早い時間にはテントに戻るのがいいと思う。1500時過ぎてから太平山荘を出発し、馬ノ背ヒュッテ(?)を目指す登山客も数パーティーすれ違い驚いた。この時間から上がると暗くならないか?
芦安からは友達の車で温泉に行き、身体を清めてからソースカツ定食を腹に収める。やっぱ山行ったあとは肉が喰いたくなるね。
ちなみに帰りの中央道は35kmの渋滞が発生してた。天気良かったから皆出かけていたのかな?
何事もなく無事下山できたが、非常に反省の多い山行となった。
まず雨具とヘッデンという3種の神器のうち2つを忘れたことだ。
今回はテン場が目の前だったから鳳凰三山の予定を変更できたが、幕営場まで距離を歩く山なら入山せずにそのままお帰りするところだ。
普段山に関しては厳しいことを言いがちだった俺もさすがに今回は意気消沈した。
これからは気をつけよう。上高地に着いて雨具忘れに気づいたらそのまま帰らなきゃいけない状況だからね。
もうひとつ。自作ツェルトは悪くない出来だと思った。ファスナーの取り付けも意外と上手くいって満足の出来だ。ただし、やはり極薄のシルナイロンは縫ってる最中にズレるんでやりづらい。まだまだ修行が足りない。
ベンチレーター追加して中間地点にテンションかければ中は広くなるだろうし、秋〜初冬の低山なら十分に使えるね。
快速幕営団のツェルト山行なんてのもいいかもしれない。
天気もよさそうで気持ちいい山歩きを楽しめたようでなにより^^
4人で行ってきたのですね。
甲斐駒山頂にいかないってことだったので、ひとりなの??って思ってました。
ツエルト、お見事です☆
形になってるのはすごいと思います。
たしかに、側面の中間部にテンションをかけるひもをつけるとか(ファイントラックとかニッピンのやつみたいに)、アライみたいにポールを入れた方が居住性はだいぶよいですね。
今後の改良期待してます。
色はなににするのかな〜とちょっと期待してたのですが、さすがに黒ではないのですか(笑
装備忘れは・・・どんまいです。
これだけは気をつけろ!!!としか言いようがないですし。
茹でダコになってしまうがな。
ちなみに迷彩模様も売ってるんだが、PUコーティングなのが問題なのよ。
アライのポール、4000円くらいするでしょ?
高いよねぇ…
とりあえず今週末の槍ヶ岳は久々のビビィ泊で行ってくるわ。
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