三ノ峰〜別山


- GPS
- 10:40
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,825m
- 下り
- 1,829m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
工事期間中は林道をダンプが通るので通行注意。林道途中でダンプが退避停車していたら、対向ダンプが来る可能性が高い。確認し、そうなら、ダンプが来るまで退避していた方がよい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道路工事期間中、上小池には上がれないので、スタートは下小池Pとなる。 多少遠くなり標高も低くなるが、体力の消耗は、上小池Pからとそれほどの違いはないと思う。 避難小屋から三ノ峰を越して別山側に少し下ったところまで笹が被っているので、足下注意。 朝露や雨で濡れている場合、濡れにも注意。 剣ヶ岩から上は木陰はほとんどないので、暑さ対策は重要。 また水場はないので、水は多目に持った方がよい。 |
写真
感想
去年は別山平までしか行けなかったため、別山ピストンが今年の課題として残っていた。
去年の途中撤退の原因が、水が足りなくなったことと、暑さにやられたことだった。
今回も同じような天気で心配だったが、展望と引き換えに雲が多くなってきたことが幸いした。
それほど暑さを感じずに、余裕でピストンすることができた。
しかし、三ノ峰からの下りでは、あまり風がなく、身体に熱がこもるような感じがしたので、大事をとってゆっくり下った。
途中、道のすぐ下に小さな沢が近づいてきたので、涼をとろうと下ってみた。
しかし、水が全然冷たくなく、時間を浪費しただけだった。
朝、薄暗い中、駐車場に着いて出発の準備をしていると、隣の車から男性が降りてきた。
黒鉄ヒロシ似で、袴のように長く黒いメンズスカートとかいうのをはいており、いかにも怪しげな格好をしていた。
大阪の人で、10日間くらい車であちこちを回って日帰り登山しているという。
百名山を2回登り、200名山、300名山を登っている最中という。
話し好きで、どうやら悪い人ではなさそうだ。
話し出すと、今までに登った山の話が止まらなくなり、そのうち朝日連峰の以東岳や祝瓶山なども出てきて、僕もつい話に乗ってしまった。
船形山や泉ヶ岳も出てきて、それからも延々と山の話が続き、なかなか出発できなくなってしまった。
そこに、京都のとある有名山岳会の女性が車で到着した。
とりあえず挨拶したら、その人も話し好きで、二人の話に飛び込んできて、かえって焚きつける始末。
越後三山荒沢岳や白山禅定道などと、あちこちの山に飛び火して、話が果てしなく続いていく勢いだった。
結局、駐車場で1時間も費やしてしまった。
すっかり明るくなった空を見上げ、これ以上遅くなっては暑くなってしまうと、意を決して出発した。
林道を歩き、登山口に着き、後を振り向くと、なぜかそこには黒鉄ヒロシ似の男が立っていた。
近づいて来たのが全然分からなかったし、気配も全く感じなかった。
それからは、先に行ってもらったのは言うまでもない。
結局、別山山頂まで、その人の姿を見ることは出来なかった。
京都のおばさんとは、帰りの三ノ峰の山頂で会った。
新人を連れて二人で来ていて、避難小屋に泊まる予定だったようだ。
だが、このまま泊まらずに下山するという。
泊まるために5リットルもの水を担ぎ上げたというのに。
しかも、今夕と明朝の太陽ショーが約束されているというのに。
僕の持ってるスケールでは測り切れない人たちだと思った。
こんな人たちと触れ合えるのも山の魅力のひとつかも知れない。
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