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Yamareco

記録ID: 219917
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

三ノ峰〜別山

2012年08月25日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 石川県 福井県 岐阜県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:40
距離
19.3km
登り
1,825m
下り
1,829m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

下小池P5:42−6:03登山口−7:04六本檜−7:48剣ヶ岩7:59−8:30ベンチ−9:02避難小屋9:12−9:21三ノ峰−10:14別山平10:19−10:52別山11:33−11:50別山平−12:33三ノ峰12:38−12:48避難小屋13:05−13:32ベンチ13:40−14:35六本檜−15:15小沢15:34−15:44登山口−16:11下小池P
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場:下小池駐車場約50台(上小池Pへは、9/14頃まで通行止め)
工事期間中は林道をダンプが通るので通行注意。林道途中でダンプが退避停車していたら、対向ダンプが来る可能性が高い。確認し、そうなら、ダンプが来るまで退避していた方がよい。
コース状況/
危険箇所等
道路工事期間中、上小池には上がれないので、スタートは下小池Pとなる。
多少遠くなり標高も低くなるが、体力の消耗は、上小池Pからとそれほどの違いはないと思う。
避難小屋から三ノ峰を越して別山側に少し下ったところまで笹が被っているので、足下注意。
朝露や雨で濡れている場合、濡れにも注意。
剣ヶ岩から上は木陰はほとんどないので、暑さ対策は重要。
また水場はないので、水は多目に持った方がよい。

【ガ〜ン】
工事のため、上小池には上がれず。
【ガ〜ン】
工事のため、上小池には上がれず。
【下小池駐車場】
今日は、ここからスタートだ。
【下小池駐車場】
今日は、ここからスタートだ。
【予定外の道】
林道歩きもウォーミングアップになって、まあいっか。
【予定外の道】
林道歩きもウォーミングアップになって、まあいっか。
【三ノ峰登山口】
最初からいきなりの急登だ。
【三ノ峰登山口】
最初からいきなりの急登だ。
【暑くなりそう】
最初の急斜面を登ると六本檜だ。太陽が眩しい。
1
【暑くなりそう】
最初の急斜面を登ると六本檜だ。太陽が眩しい。
【正面には荒島岳】
六本檜の丁度正面に見えるのが100番目の百名山荒島岳だ。
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【正面には荒島岳】
六本檜の丁度正面に見えるのが100番目の百名山荒島岳だ。
【剣ヶ岩で休憩】
2度目の急登をこなすと剣ヶ岩だ。ここで休憩しよう。
【剣ヶ岩で休憩】
2度目の急登をこなすと剣ヶ岩だ。ここで休憩しよう。
【早めの力餅】
シャリバテになる前に、いつもの力餅を食べよう。
1
【早めの力餅】
シャリバテになる前に、いつもの力餅を食べよう。
【急登があと2回】
この尾根を登ればベンチのはず。雲がおいでおいでしてる。
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【急登があと2回】
この尾根を登ればベンチのはず。雲がおいでおいでしてる。
【ウメバチソウ一家】
寄り添ってほほえましい梅ちゃん夫婦。
【ウメバチソウ一家】
寄り添ってほほえましい梅ちゃん夫婦。
【やっとベンチに到着】
いつも賑わっているベンチ。今日は誰もいない。歩きながら休もう。
1
【やっとベンチに到着】
いつも賑わっているベンチ。今日は誰もいない。歩きながら休もう。
【あれに見えるは大汝】
赤くなったナナカマドの向こうに見えるのは、大汝峰と、先週行った七倉・四塚だ。
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【あれに見えるは大汝】
赤くなったナナカマドの向こうに見えるのは、大汝峰と、先週行った七倉・四塚だ。
【ベンチの向こう】
ベンチからの最後の急登にかかる。振り返れば奥越の山々がズラリ勢揃い。
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【ベンチの向こう】
ベンチからの最後の急登にかかる。振り返れば奥越の山々がズラリ勢揃い。
【マツムシソウ】
高度を上げるに従い、斜面には色とりどりの花が咲き乱れる。先が長いのでシャッターは控えよう。
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【マツムシソウ】
高度を上げるに従い、斜面には色とりどりの花が咲き乱れる。先が長いのでシャッターは控えよう。
【あそこから】
登ってきた尾根を振り返る。あそこがベンチで、あそこが剣ヶ岩。六本檜はあの辺で、登山口は…。
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【あそこから】
登ってきた尾根を振り返る。あそこがベンチで、あそこが剣ヶ岩。六本檜はあの辺で、登山口は…。
【三ノ峰避難小屋】
絵になる小屋だ。東西に開けている尾根上なので、ここから沈む夕陽と昇る朝日を見てみたいな。
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【三ノ峰避難小屋】
絵になる小屋だ。東西に開けている尾根上なので、ここから沈む夕陽と昇る朝日を見てみたいな。
【別山がひょっこり】
雲の切れ間から、隠れていた別山が一瞬顔を出す。
【別山がひょっこり】
雲の切れ間から、隠れていた別山が一瞬顔を出す。
【三ノ峰の山頂から】
別山は雲がかかっているが、白山の方はよく見えている。遠いなあ。
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【三ノ峰の山頂から】
別山は雲がかかっているが、白山の方はよく見えている。遠いなあ。
【振り返ると秋】
別山に向かって尾根を下りていく。振り返ると、少し赤くなった葉の向こうに三ノ峰がニッコリ。
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【振り返ると秋】
別山に向かって尾根を下りていく。振り返ると、少し赤くなった葉の向こうに三ノ峰がニッコリ。
【別山平と別山】
御手洗池は空池状態。別山平も今はただの原っぱだ。
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【別山平と別山】
御手洗池は空池状態。別山平も今はただの原っぱだ。
【別山山頂到着】
こ、これは…。学芸会か?何も用意してきてないぞ。
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【別山山頂到着】
こ、これは…。学芸会か?何も用意してきてないぞ。
【白水湖俯瞰】
そういえば、大白川からは、しばらく登ってないなあ。
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【白水湖俯瞰】
そういえば、大白川からは、しばらく登ってないなあ。
【そろそろ下山】
劇団もそろそろ下山かな?派手さでは敵わないと、手前のカライトソウもションボリ。
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【そろそろ下山】
劇団もそろそろ下山かな?派手さでは敵わないと、手前のカライトソウもションボリ。
【白山見えず】
西側からガスが上がり、白山は文字通りの白い山に。
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【白山見えず】
西側からガスが上がり、白山は文字通りの白い山に。
【別山平へ急降下】
ナナカマドの赤いピアスと対照的に、干上がった御手洗池がなんとも淋しい。
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【別山平へ急降下】
ナナカマドの赤いピアスと対照的に、干上がった御手洗池がなんとも淋しい。
【アカモモ】
アカモノはほとんどが白から赤に変身していた。まだ白いモノも少し残ってた。
【アカモモ】
アカモノはほとんどが白から赤に変身していた。まだ白いモノも少し残ってた。
【トリカブト三銃士】
鶏兜三銃士が見張ってる。
【トリカブト三銃士】
鶏兜三銃士が見張ってる。
【避難小屋へ】
京都から来たおばさんたちに、三ノ峰山頂でバッタリ。小屋まで一緒に下ろう。
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【避難小屋へ】
京都から来たおばさんたちに、三ノ峰山頂でバッタリ。小屋まで一緒に下ろう。
【光?】
ヒカリモンジソウとでもしておこう。
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【光?】
ヒカリモンジソウとでもしておこう。
【タクサンフウロ】
花びら一枚増量サービス中のハクサンフウロ。
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【タクサンフウロ】
花びら一枚増量サービス中のハクサンフウロ。
【ウスユキソウ】
ちょっとふっくらエーデルワイドなウスユキソウ。
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【ウスユキソウ】
ちょっとふっくらエーデルワイドなウスユキソウ。
【ミヤマコゴメグサ】
ちょっとうつむいたコゴメちゃんがかわいい〜。
【ミヤマコゴメグサ】
ちょっとうつむいたコゴメちゃんがかわいい〜。
【一本でも六本檜】
ここからは林の中の日陰道。ほっとする。
【一本でも六本檜】
ここからは林の中の日陰道。ほっとする。
【ツリフネソウ】
登山口で待っていたのは、いつものツリフネソウ。
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【ツリフネソウ】
登山口で待っていたのは、いつものツリフネソウ。
【車すくね〜】
下小池Pに到着。別山往復は3人だけだったようだ。ちなみに、手前にある窯みたいなのがトイレ。中はキレイだよ。
【車すくね〜】
下小池Pに到着。別山往復は3人だけだったようだ。ちなみに、手前にある窯みたいなのがトイレ。中はキレイだよ。
【今日も歩いたなあ】
歩いたというより「登った」かな。
【今日も歩いたなあ】
歩いたというより「登った」かな。

感想

去年は別山平までしか行けなかったため、別山ピストンが今年の課題として残っていた。
去年の途中撤退の原因が、水が足りなくなったことと、暑さにやられたことだった。
今回も同じような天気で心配だったが、展望と引き換えに雲が多くなってきたことが幸いした。
それほど暑さを感じずに、余裕でピストンすることができた。
しかし、三ノ峰からの下りでは、あまり風がなく、身体に熱がこもるような感じがしたので、大事をとってゆっくり下った。
途中、道のすぐ下に小さな沢が近づいてきたので、涼をとろうと下ってみた。
しかし、水が全然冷たくなく、時間を浪費しただけだった。

朝、薄暗い中、駐車場に着いて出発の準備をしていると、隣の車から男性が降りてきた。
黒鉄ヒロシ似で、袴のように長く黒いメンズスカートとかいうのをはいており、いかにも怪しげな格好をしていた。
大阪の人で、10日間くらい車であちこちを回って日帰り登山しているという。
百名山を2回登り、200名山、300名山を登っている最中という。
話し好きで、どうやら悪い人ではなさそうだ。
話し出すと、今までに登った山の話が止まらなくなり、そのうち朝日連峰の以東岳や祝瓶山なども出てきて、僕もつい話に乗ってしまった。
船形山や泉ヶ岳も出てきて、それからも延々と山の話が続き、なかなか出発できなくなってしまった。
そこに、京都のとある有名山岳会の女性が車で到着した。
とりあえず挨拶したら、その人も話し好きで、二人の話に飛び込んできて、かえって焚きつける始末。
越後三山荒沢岳や白山禅定道などと、あちこちの山に飛び火して、話が果てしなく続いていく勢いだった。
結局、駐車場で1時間も費やしてしまった。
すっかり明るくなった空を見上げ、これ以上遅くなっては暑くなってしまうと、意を決して出発した。
林道を歩き、登山口に着き、後を振り向くと、なぜかそこには黒鉄ヒロシ似の男が立っていた。
近づいて来たのが全然分からなかったし、気配も全く感じなかった。
それからは、先に行ってもらったのは言うまでもない。
結局、別山山頂まで、その人の姿を見ることは出来なかった。
京都のおばさんとは、帰りの三ノ峰の山頂で会った。
新人を連れて二人で来ていて、避難小屋に泊まる予定だったようだ。
だが、このまま泊まらずに下山するという。
泊まるために5リットルもの水を担ぎ上げたというのに。
しかも、今夕と明朝の太陽ショーが約束されているというのに。
僕の持ってるスケールでは測り切れない人たちだと思った。
こんな人たちと触れ合えるのも山の魅力のひとつかも知れない。

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