冬の西穂独標 超好天の一日!


- GPS
- 05:36
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 659m
- 下り
- 660m
コースタイム
天候 | 晴れ(ほとんど無風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
多くの登山者が入山しており、ロープウェイ駅から独標までしっかりとトレースされている。独標直下は岩場と雪のミックスでピッケル必須。滑落注意。 ※当日のコンディションは凍結も無く最良。風もほとんど無風でバランスも取り易かった。コンディション次第では危険度が大きく変化すると思われる。 |
その他周辺情報 | 下山後、ひらゆの森(温泉)を利用 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
GPS
保険証
携帯
タオル
カメラ
サングラス
日焼け止め
お昼ごはん
ハードシェル
タイツ
アウター手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
アイゼン
ピッケル
ヘッドランプ
ポール
ヘルメット
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感想
今冬積雪期の最終目標にしていた「西穂独標」
今まで経験してきた中では間違いなく一番難易度の高い積雪期登山でした。
西穂独標への玄関口となる新穂高ロープウェイの乗り場には午前8時前に到着。ロープウェイの始発は午前9時なので、車内で朝食と装備の準備を済ませ8時40分頃に乗り場へ行ってみると既に50〜60人が行列していました。
新型ウイルス流行の影響もあり、この週末にどれくらいの人が山に入るのか気になっていたところですが、思っていたより多くの入山者が居ました。
※それでも、平時の週末であれば一般観光客や外国人観光客も大勢居るはずなのでロープウェイはもっと混雑するそうです。
9時半に西穂高口駅に到着し、まずは西穂山荘を目指します。
天気は穏やかで、西穂山荘手前の登りではあまりの暑さに汗だくになりました。
西穂山荘を過ぎればさすがに少しは風が強いだろう…、と予想していたのですが何と森林限界を突破して遮るものが何もない稜線上に出てもほとんど無風。最良のコンディションと言えばそれまでですが、とにかく穏やかすぎて汗が止まりません。
普段の冬山なら汗冷えが心配ですが、汗を冷やす風すら吹かないのです。
西穂丸山からの急登に息を切らしつつも、どんどん開ける北アルプスのパノラマに感激しているうちに、西穂山荘から1時間ほどで独標直下に到達。最後の岩場ではピッケル歩き初体験に緊張しましたが、西穂独標の山頂に辿り着いた瞬間、思わず「やったー!」と声をあげてしまいました。
西穂独標の頂で眺める青空と白銀のアルプスは本当に素晴らしく、下山するのが惜しくて1時間近く景色を楽しんだり、写真を撮ったり、ピラミッドピークから西穂高岳を目指していく登山者の雄姿をボーっと眺めたりして過ごしました。いつもの冬山なら1時間近くも山頂に居座るなんてとても考えられない話ですが、それくらい穏やかな天気に恵まれたということです。
帰りは西穂山荘に立ち寄り名物の「西穂ラーメン」をいただきました。
「冬の西穂独標に登り、ラーメンを食べて帰る」
長年の夢をようやく叶えることができたのです。嬉しいですね。
最後に繰り返しになりますが、3月にこんなにコンディションが良い日があるのかというくらいの好天に恵まれました。コンディション次第では、西穂独標は冬山初心者をこんなに簡単に登頂させてくれないはずです。そのことを肝に銘じて、来シーズンも冬の山を歩き続けていきたいです。
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