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Yamareco

記録ID: 2267003
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

青梅丘陵 雷電山から永山公園 辛垣城

2020年03月20日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.5km
登り
583m
下り
625m

コースタイム

日帰り
山行
4:04
休憩
1:24
合計
5:28
11:08
20
11:28
11:31
24
11:55
12:01
50
12:51
12:52
29
13:21
15
13:46
13:52
31
14:23
15:05
42
15:47
15
16:02
16:28
8
勝沼城
天候 快晴 風強し
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
東青梅駅前のコインパーキングを利用
東青梅駅から軍畑駅までJR
コース状況/
危険箇所等
特になし コースや道標はよく整備されている
軍畑駅から出発
雷電山遠景
平溝橋 左は高水三山、雷電山は直進
平溝橋 左は高水三山、雷電山は直進
榎峠の登山口 石垣の上に道がある
榎峠の登山口 石垣の上に道がある
登山口の道標 4/5がトレイルラン大会
練習なのか、本日もたくさんの人が走っていました
登山口の道標 4/5がトレイルラン大会
練習なのか、本日もたくさんの人が走っていました
ところどころ階段…
ところどころ階段…
本日の全行程をあらわす道標
1
本日の全行程をあらわす道標
雷電山付近から北の展望 奥多摩工業採掘場
雷電山付近から北の展望 奥多摩工業採掘場
雷電山 なんてことない平坦地ですが・・・
この先は行き止まり
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雷電山 なんてことない平坦地ですが・・・
この先は行き止まり
雷電山の山頂の先は崖 
かなり崩壊しているため崖っぷちには近寄らないこと
しかしこれは・・・
雷電山の山頂の先は崖 
かなり崩壊しているため崖っぷちには近寄らないこと
しかしこれは・・・
さらに雷電山南東の稜線は・・・
さらに雷電山南東の稜線は・・・
どう見ても大堀切にしか見えない
石灰石搬送用の索道跡らしいが・・・
どう見ても大堀切にしか見えない
石灰石搬送用の索道跡らしいが・・・
辛垣山に到着
ここは辛垣城の主郭(本丸)跡
「何にも無い!」なんて言われてますが、城はあります
辛垣山に到着
ここは辛垣城の主郭(本丸)跡
「何にも無い!」なんて言われてますが、城はあります
これとか
これも城です(たぶん)
ふつうに見れば確かに何にも無いようにしか見えない
ところが実は辛垣山の全体が戦国時代の要塞です
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これも城です(たぶん)
ふつうに見れば確かに何にも無いようにしか見えない
ところが実は辛垣山の全体が戦国時代の要塞です
山頂を過ぎて南に行くとこの看板
登山道は左に下ります
しかし、なぜ前方が行き止まりなのかというと
山頂を過ぎて南に行くとこの看板
登山道は左に下ります
しかし、なぜ前方が行き止まりなのかというと
城だからです
敵が侵入できないように崖(切岸)にしてあります
下にある平坦地も城跡
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城だからです
敵が侵入できないように崖(切岸)にしてあります
下にある平坦地も城跡
横を見ると切通の下に登山道があります
ここは主郭への入口(虎口)と推定されています
横を見ると切通の下に登山道があります
ここは主郭への入口(虎口)と推定されています
城主の三田氏はこの地域の戦国武将
青梅市にあるお寺は三田氏に関係するものが多い
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城主の三田氏はこの地域の戦国武将
青梅市にあるお寺は三田氏に関係するものが多い
外側から見た主郭への入口(虎口)
ここから城へ攻めこむのは厳しい
両側から狙い撃ち
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外側から見た主郭への入口(虎口)
ここから城へ攻めこむのは厳しい
両側から狙い撃ち
この辺も城跡
前方から攻めてくる敵は丸見え
守りやすい
この辺も城跡
前方から攻めてくる敵は丸見え
守りやすい
下から見るとこんな感じで先が見えない
登りながら正面からの矢玉をうけるため攻め込むのは大変
道沿いに崖を左に回り込むとたぶん槍で刺される
下から見るとこんな感じで先が見えない
登りながら正面からの矢玉をうけるため攻め込むのは大変
道沿いに崖を左に回り込むとたぶん槍で刺される
迂回路との分岐点
急坂なのは攻めにくくするため
迂回路との分岐点
急坂なのは攻めにくくするため
物見山直下の鉄塔
御岳山、大岳山方面
物見山直下の鉄塔
御岳山、大岳山方面
とりあえず
正面が植林のベンチ
たぶん昔は景色がよかったのでしょう
正面が植林のベンチ
たぶん昔は景色がよかったのでしょう
伐採地 昼食場所にお勧め
伐採地 昼食場所にお勧め
南側 大岳山方面
南側 大岳山方面
ノスゾウ(ノスザワ)峠
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ノスゾウ(ノスザワ)峠
三方山の登り口
付足した道標
三方山の登り口
付足した道標
三方山の三角点
のんびりとした散歩道
のんびりとした散歩道
矢倉台からの大展望
富士山、大岳山方面、横浜、新宿、スカイツリーなんでも見える
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矢倉台からの大展望
富士山、大岳山方面、横浜、新宿、スカイツリーなんでも見える
犬の散歩の人や小さい子供連れの人ものんびり歩いている
犬の散歩の人や小さい子供連れの人ものんびり歩いている
金刀比羅神社の十二方角碑
山の名前とここからの方角が記されている
金刀比羅神社の十二方角碑
山の名前とここからの方角が記されている
東青梅の勝沼城跡
三田氏の本拠地だったお城
東青梅の勝沼城跡
三田氏の本拠地だったお城
やっぱり何も無いようにみえる
しかし、ここにも土塁や横堀はしっかりある
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やっぱり何も無いようにみえる
しかし、ここにも土塁や横堀はしっかりある

感想

この山行は辛垣城の探訪が主目的。
青梅丘陵ハイキングはそのおまけ。
辛垣山を中心に雷電山から物見山までかなり時間をかけて城跡を見学しました。

辛垣山のピークには巻道がついており、
その東西両端の分岐点に「辛垣城跡登り口」の案内がるため、
山頂を中心としたこの区間が城跡だと思われがちです。
しかし、そこは城の一部分である主郭(本丸)であり、
実際には雷電山から物見山周辺の山域全体、
特に多摩川方面の南斜面一帯が戦国武将三田氏の辛垣城だと推定されます。
辛垣山山頂付近だけの規模では、関東の覇者北条氏と戦うことは無理だと思います。
(あくまで個人の感想です。詳しいことはわからないので知っている人がいたら教えてください。)
「辛垣城には何も無い」「小さな城」というコメントが多いのですが、
この城は戦国時代(織田信長とか活躍するちょっと前の時代)の要塞なので、
もともと石垣も天守閣もなく、いわゆる城っぽい要素は確かに何もありません。
しかし、竪掘、堀切、切岸、郭、虎口など山城の構成要素が多く残っています。
残っているのですが、
ちょっと想像力を働かせつつ眺めないとただの「山」にしか見えない…。
理屈は抜きにして城だと思いさえすれば楽しみ方は無限大。
本日はトレランの大会に向けて練習中?の大勢のランナーが、
わっせ、わっせとハイキングコースを走っていました。
城跡からその様子を眺めると、
まるで北条方の足軽が攻めてくるようで、勝手に楽しませてもらいました。

青梅丘陵ハイキングコースはよく整備されている気持ちよい道。
本格的な山道の風情も味わえて天気の良い日にぶらっと来るには最高。
但しルートが稜線の北側についている所が多くて北風が強いときは寒い。
見晴らしのきく所からは関東平野や周囲の山々、富士山まで展望できました。
永山公園からは青梅駅に下らず東進してもう一つの目的地勝沼城を見学。

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技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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