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Yamareco

記録ID: 233490
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キャンプ等、その他
甲信越

萱峠〜花立峠(ツェルト泊練習)

2012年10月12日(金) 〜 2012年10月13日(土)
 - 拍手
GPS
15:35
距離
8.8km
登り
685m
下り
667m

コースタイム

12日(金)
16:55駐車場発−17:00萱峠登山口−17:50三ノ峠山分岐−18:20コハ清水−18:30竹之高地分岐−18:43迂回路分岐−19:15露営地通過−19:20萱峠−19:30露営地着

13日(土)
6:25露営地発−6:35 718.5三角点−6:45割坂峠−7:20仁王ブナ−7:30花立峠−8:30駐車場着
天候 曇時々雨
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
花立登山口駐車場(約30台)
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト: なし。

水場: 駐車場から花立コース登山道に入ってすぐのところに天狗清水。

崩壊箇所: 竹之高地分岐から萱峠の間で崩壊している箇所があるとのことで、迂回路の表示に従った。長工新道の718.5三角点近くに出る。

熊: 目撃されているので注意するようにとの看板があった。ビクビクしながら登ったが、それらしい気配はなかった。
ファイル
2012年10月12日21時の天気図
(更新時刻:2012/10/14 05:00)
朝6時に雨が止んだのでツェルトを出た。後ろには鋸山。
朝6時に雨が止んだのでツェルトを出た。後ろには鋸山。
形がぐにゃぐにゃに崩れながらも、どうにか一晩持ちこたえた。
形がぐにゃぐにゃに崩れながらも、どうにか一晩持ちこたえた。
足元がぺったんこ。それ以上に上半身の天井が低いのにはまいった。
足元がぺったんこ。それ以上に上半身の天井が低いのにはまいった。
緩い傾斜で、寝ているうちに左にずれてしまった。
緩い傾斜で、寝ているうちに左にずれてしまった。
ツェルト内は狭くて、ストーブを置くだけのスペースがなかった。
ツェルト内は狭くて、ストーブを置くだけのスペースがなかった。
100円ショップの固形燃料1コで300ccのお湯が沸いて、コーヒーが飲めた。
100円ショップの固形燃料1コで300ccのお湯が沸いて、コーヒーが飲めた。

感想

□ツェルト泊について

ツェルトは軽くて小さいので、いつも携行している。
先日すわビバークかという状況に直面して、はじめて不安にかられた。
どうやってツェルトを張ったらいいのだろうか。寒くて眠れないということはないだろうか。
その時はさいわいビバークをせずにすんだが、この機会にツェルトに泊まってみることにした。
野外で寝るのはじつに20年ぶりだ。

12日(金)夜 
天気: 曇り時々雨時々晴れ
気温: 10〜12℃

ツェルトはヘリテイジのエマージェンシー・ソロシェルター。
http://www.heritage.co.jp/gear_models/zelt_emergency_s_shelter.html
ほかのことについてはいざ知らず、とにかく軽くて180gしかない。

それ以外の装備:
スキー用ストック(1本)
細引き(5m)
細引き(50cm)
銀マット(薄手半身用)
シュラフカバー
ふだん携行していなかったもの:
ペグ(4本)
ブルーシート(1×2m)
ダブルクリップ(3コ)

設営に軽く20分はかかった。
雨が降っていたらもっとたいへんだった。
細引きを結ぶときには、覚えたてのインクノット、8の字結び、自在結びを駆使した。
張り方は、インターネットでいろいろ調べておいたにもかかわらず、きわめていいかげんだった。

ツェルトに入ると、一晩中断続的に雨が降った。
ツェルトの内側にはたくさんの水滴がついたが、ポタポタ落ちることはなかった。
ミクロテックス(笑)のシュラフカバーに入っているかぎり、ツェルトの水滴は気にならなかった。
ただし床にあるものはそれなりに濡れるので、ツェルト内の荷物の防水対策が必要だ。
土砂降りあるいは風がある状態でツェルトの中がどうなるのかはそのときになってみないとわからないが、
最悪でもツェルトがない状態よりはずっとましだと考えられる。

夜中に3回くらい寒くて目が覚めた。
衣類は、頭にニットキャップ、襟元にマフラー。
上半身は、アンダーウェア、トレーナー、フリース、コートのライナー、レインジャケット。
下半身は、アンダーウェア、スエットパンツ、ウィンドブレーカーのパンツ、レインパンツ。
ところが足は靴下だけだったので、足が一番寒かった。
足元にミニカイロを入れたが、ぜんぜん温かくなかった。
今後はぜひともテントシューズのようなものを入手して携行することにしたい。
それから、こんなにたくさんの衣類を山に持っていくことはできない。
ふつうのシュラフの方がよほどコンパクトになる。
非常用の装備なので、インナーシュラフを持っていくというのが妥当だろうか。

□萱峠〜花立峠(長工新道)について

地元なのにどうして今まで歩かなかったのだろうと悔しくなるくらいすばらしいコースだった。
デジタルカメラが壊れかかっていて、ツェルトなどの写真を撮ったとき以外はカメラが動作しなかった。
ブナ林を紹介できなくて残念だ。
といっても、遠くからわざわざ来るほどのところではないようだ。
花立峠から下るとき、雨の中を登ってくる人とすれちがって驚いたが、
駐車場に下りたらさらに2台の車が入ってきた。
天気のよいときなら鋸山だけでなく長工新道もけっこう賑わうのだろう。

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コメント

こんなところで:::
こんにちは、初めまして。

練習とはいえこんなところでツエルトで野営って凄いですね、それもシュラフ無で。
12日の夜から朝に掛けて冷たい雨で大変だったでしょ。

私も自然の中でこれくらいのことをしてみたいのですが
軟弱で小心者なので恐くてできません。

長工新道、晴れていれば素晴らしい道ですね。
2012/10/15 0:33
13日は入れ違いだったんですね
私も夜の山で熊とか幽霊とか(笑)がこわかったです。
ブナ林の中にツェルトを張る度胸はありませんでした。

9月24日の土砂降りの萱峠〜花立峠の記録、すばらしかったです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-234163.html
2012/10/15 19:21
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