記録ID: 2357372
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ハイキング
北陸
面谷鉱山跡から平家岳
2020年05月24日(日) [日帰り]

体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 04:29
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,121m
- 下り
- 1,119m
コースタイム
| 天候 | くもりときどき晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2020年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
基本的には未舗装で、穴ぼこ、水たまり多数です。勾配がキツくガタガタの区間もあります。普通の車高のクルマは気合いを入れて! |
| コース状況/ 危険箇所等 |
ほとんどが電源開発さんの送電線管理路になっていて、歩きやすいです。 林道の終点に登山口の標識がありますが、この先は管理路のプレートに書き込みがある程度。 トイレや登山届の提出ボックスはありません。 |
写真
今から100年前に、面谷の集落で謎の伝染病が流行し、十数名の犠牲者が出たとのこと。どうやら伝染病はスペイン風邪のことのようです。その惨事を後世に語り継いでいくために石碑が建てられたそうです。新型コロナに通じるものがあります。
面谷鉱山跡をじっくり見たかったので、あえてここから歩き始めることにしました。
面谷鉱山跡をじっくり見たかったので、あえてここから歩き始めることにしました。
撮影機器:
感想
一時的とは言え、新型コロナが落ち着きをみせてきたので、平家岳を歩いてきました。昨年は関市板取から美濃平家岳経由で歩いているので、今回は北側の面谷からです。
そう面谷は、100年前にスペイン風邪が流行し、結局閉山、離散したところです。
鉱山内、集落内はいわゆる「3密」の状態で、一気に蔓延してしまったとのこと。新型コロナに対する警鐘を鳴らすかのように、集落入口の石碑には次のように刻まれています。
南無阿弥陀仏
この墓地について私が亡父(鎌冶)より聞いた
ことを書いてみました。
この墓地は面谷鉱山隆盛の頃鉱山周辺にある
集落で伝染病(赤痢・腸チブス)が発生してそ
の病名については、定かでないが当時は伝染病
と言う事で皆に恐れられ、誰も近づく者もな
く、手の施しようの無いまま十数名の死者がで
たのです。
昔の事で集落の人は迷信に惑わされ仏を現在奥
にあるお墓に埋葬したら伝染病が流行るとい
けないので態々この地まで来て埋葬し明治二十
年六月にお墓を建てたのです。面谷鉱山へ出入りする道の側ですのでここを通る面谷集落の人は必ず立ちどまり合掌したそうです。決して疎かにしてはいけないお墓です。
合掌
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コメント
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KIMIRONさん、今度は裏からですか〜〜〜。
凄い!!
私も3年前に面谷に入りましたが、道がカマボコで往生しました、、今回は道の状況はどうでしたか、鉱山まで普通車(ハイウェイースター)ちょっ車高が低いのでキズキズになりますかね??
それとももっと前から歩くのがいいかな、判断できませんが、、もし分かれば教えて頂けないでしょうか? 宜しく〜〜。
こんばんは!
面谷鉱山までの道ですが、ガタガタなのでローダウン気味のクルマは厳しいですかね。特にフロントスポイラーなんかヤバそう。でも終点にはワンボックスが止まっていたので、頑張れば行ける?
自分はSUVですが、あえて石碑から鉱山跡を見ながら歩きました。片道2キロくらい余分に歩くことになりますが、鉱山跡を肌で感じることができます。
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