記録ID: 24090
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山滑走
奥多摩・高尾
奥多摩・笹尾根 そり大滑降
1994年01月30日(日) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 736m
- 下り
- 616m
天候 | 新雪のあと、晴れ |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
奥多摩の入口の秋留台には雪が降って、山もさぞかし積もったのではという日曜日、そりを持って奥多摩の三頭山から南東に伸びる笹尾根へ出かけた。登り口は、笛吹(うずしき)の集落で、ここから峠をめざした(10時28分)。雪の具合によっては稜線を三頭山方向へある程度すすめるかもしれないが、どうだろうか。 笛吹峠への登りの中腹にかかるあたりから、新雪が地面をおおう。頭の上の梢、低木の枝にも雪がのっていて、歩いていくと周囲から粉雪が落ちてくる。峻平(小学2年)はこういう体験はめずらしいので、「きれいだね」「冷たいね」とはしゃいで登っていく。尾根に出るまでは杉の林が続き、展望はない。 峠からは、富士山が5合目から上の方だけ真っ白に、立派に望めた(12時40分)。手前は以前に歩いた権現山の稜線か。積雪は30センチから45センチ。お湯を沸かして、もち入りラーメンで昼食にする。 進んでいくと東に新宿の高層ビルが遠望できる場所に出た(14時00分)。1121メートルの小さなピークを乗越して、笹ヶタワ峰(1157メートル)との鞍部になったあたりで、一番見晴らしがいい。富士山が大きくて、すばらしくきれいだった。 時間もいいころなので、ここから笹尾根を外れ、下降に入る。支尾根を少し下るとちょうどいいスロープが明るい雑木林の中に続いている。そり2台に2人ずつ乗って、スタート。粉雪の中、ほぼ夏道沿いに足でうまくかじをとりながら下る。が、傾斜がけっこうきつくて、勢いあまってなんどもコースを外れてひっくり返る。かじ用に出した足から粉雪が舞い上げられて、前にすわっている子どもの顔に容赦なく襲いかかる。「ひやーっつ、冷たいよー」。林はカラ松に変わって、明るい気持ちのいいコースが続く。 中腹まで下降すると、杉の植林帯にさしかかった。傾斜はいちだんときつくなる。雨が流水となって道を削り、コースは太い土管を縦に割ったように掘れている。カーブでは、そのバンクを生かして「高速ターン」。積雪は10センチ程度で、そりはガリガリと土をこすって走る。途中に、木を切り出したときの丸太や切り株なども放置されていて、なかなかスリルがある。 数馬の仲ノ平というところのバス停で、車道に下り立った(15時05分)。車道を下って、笛吹の集落においた車を回収し、家へ帰った。 |
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