記録ID: 2425983
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沢登り
富士・御坂
コウモリ沢遡行・達磨石沢(仮称)下降
2020年07月05日(日) [日帰り]
山梨県
tamoshima
その他3人
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:57
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 947m
- 下り
- 949m
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| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
○アクセス ・車道を登山道入口まで登ったところに3台程度駐車可。チェーン柵があり、これより上には車では入れない。下にも駐車場多数。 ○コウモリ沢（2級） ・今回は駐車スペース附近から沢に入ったが、堰堤とゴーロのみなので、工事用道路を歩いて巻いたほうが良い。 ・コウモリ沢出合は分かりにくいので要注意。今回は見逃して行き過ぎた。 ・コウモリ沢に入って暫くはゴーロだが、沢が右に曲がるところで優美な2段滝がかかる。右も登れそうだが左から登ったところ、��+程度。残置見かけず、ハーケンは打ちにくい。 ・5m樋状滝（��-）は、残置ハーケンもあるのでロープを出して登った方が良い。快適なシャワークライミング。 ・最初の12m滝は、右壁にRCCボルトが連打されていて、昔は人工で登ったらしいが、普通は左から小さく巻く。 ・次の13m滝も昔は人工で登ったらしいが、右に階段状のバンドが繋がっており、ここを巻く（�掘法９眦抓兇△襪�快適な巻き。水量が少なければ登れるかも…？ ・2段10m滝は倒木があり容易だったが、トポによれば倒木がなければ難しいらしい。 ・最後の大物でこの沢の難易度的核心、13m滝は水流左を登るが結構難しい（IV+）。残置ハーケンは1つだけあるがプロテクションはナッツ等で追加すべき。巻くなら左からだろうがかなり大高巻になるだろう。 ・以降は大したものはなく登山道に出る。 ・登山道から先は、水流のある左俣を登ってみた。左からそこそこ見ごたえのある滝が合流するが、これを登らず真っ直ぐ行くと、特に難所なく稜線に達する。詰めは短い。落石が起こりやすいので、わざわざ稜線まで詰めるのはお薦めできないが、左の滝を登ってみると面白いかもしれない。 ○達磨石沢（仮称）（1級下） ・四十八滝口から枝尾根を下るとこの沢の途中に入渓できるが、そこより下は5m滝（クライムダウン可）が1つある程度でほぼゴーロだけの沢である。下降路としては使えるが、登山道を下った方が速いので、沢下降の練習として使える程度。 ・今回入渓した地点よりも上流側には滝がありそうなので、どうせ下降するなら源頭からの方が面白いかもしれない。 ・今回は梅雨のため増水していたと思われるが、それにしても予想より水が多かった。シャワークライミングもあるので、ある程度暖かい時期に行った方が良さそう。また、湧水が多く水は夏でも結構冷たい。 |
| その他周辺情報 | ・神鈴の滝は、非常に立派なナメとナメ滝が連続しており、沢好きなら一見の価値がある。水遊びにも良さそう。 |
写真
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撮影機器：
装備
| 備考 | ・岩は凝灰角礫岩系で、ヌメりは少ないのでラバーソールが適するが、スラブ的なところはほぼないのでフェルトソールでも問題なし。 ・ロープは30mでもギリギリ足りそう。 ・使用したトポは、「東京周辺の沢」（草文社）。 |
|---|
感想
この立地にあって、草文社の東京周辺の沢に載っている1978年の遡行図以降の記録が見つからない忘れられた沢。行ってみれば、意外に水が多く、登れる滝が多く、面倒な高巻きもない沢で、好渓であった。
四十八滝沢よりは難しいので、三つ峠で、四十八滝沢を登った人にお薦めである。
下降した沢は名前がないようで、堰堤の銘板にも「柄杓流川支流」と書かれていた。それではあんまりなので、「達磨石沢」と仮称しておく。
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