雨乞岳 (甲津畑から千草街道を辿って)

- GPS
- 06:40
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 982m
- 下り
- 972m
コースタイム
| 天候 | 曇り時々雨、風強し |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
八日市ICよりR421(八風街道)を東進し、山上小学校前交差点を右折。 甲津畑集落に入る手前で左折し、川沿いを走る永源寺グリーンランド方面へ行く甲杠林道に移り、そのまま道なりに進む。 甲津畑の集落内は道が狭く、通り抜けるのに難儀するので、入って行かないように注意すること。 八日市ICより鳴野橋まで、約16km。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
コースは、鳴野橋を渡るのではなく、鳴野橋手前で右に入る岩ヶ谷林道に上がり東進する。 避難小屋までは林道で、その後、杉峠までは、千草街道と呼ばれる歴史的に由緒ある古道。 杉峠下のトラバース道が一部崩落している。高巻きの迂回路あり。 杉峠〜雨乞岳は、登山道で、山頂付近は若干笹が被っている。 帰りの風呂は、クレフィール湖東の「至福の湯」がお勧め。600円。 |
写真
感想
今頃になると、数年前に見た真っ赤なカエデが恋しくなってくる。
千草街道の黄葉もいいはずだ。
奥ノ畑にも下りてみたい。
そう思うと、計画はすんなり決まった。
ここ数日、日替わり天気で、日曜は晴れ予報だった。
しかし、典型的な冬型だ。
この気圧配置では、吹き出しの風が強く、時雨れやすい。
分かっていても、雨が降らなければいいかと思いつつ、西に向かう。
鳴野橋のたもとには、予想通りの数の車が駐車していた。
最後の空きスペースに車を駐める。
山を見ると、いい感じに色づいている。
今日は期待出来そうだ。
と、その時は思った。
最初の避難小屋を過ぎると、次第に千草街道らしい谷沿いの道になってくる。
正面から朝日を浴びるようになると、紅葉のトンネル、イエローシャワーの真っ只中。
と、なるはずだった。
ところが、何としたことか。
そこには、寒々とした光景しかなかった。
木々は丸裸で、赤も黄色もない。
無彩色の世界だ。
まだ下の方なのに、葉がほとんど散っている。
この時点で、今日の目的の半分がすっ飛んでしまった。
数日前からの大荒れの天気が、フジキリ谷の葉を全て落としてしまったようだ。
そういえば、落ちている葉が黄色や青色で、赤い葉がない。
赤くなる前に散ってしまったのか。
もう、これからの行程が、消化試合になってしまった。
お目当てのカエデも、当然のごとく、すっ裸で、風情も何も無かった。
わずかに残ったオレンジ色の葉が、あのお目当ての場所であることを物語っていた。
そこから杉峠までも同じような光景が続いた。
違うのは、登るに従い、落ち葉の色が赤くなっていったことだ。
上の方には、まだ真っ赤な葉がたくさん落ちていた。
どうやら、千草街道の秋は、早々とあっという間に終わってしまったようだ。
杉峠は、風がうなりを上げていた。
三重県側に少し下った風の当たらないところに腰を下ろす。
雨もパラパラ落ちてきた。
しばらくすると、三重県側から数人のグループが登ってきた。
イブネに行く予定だったようだが、ここで休憩する。
さて、どうしよう。
お互い、決心がつかぬまま、ここで一緒に時間を費やす。
風は収まりそうになく、雨も降ったり止んだりだ。
昼が近づいてくるし、いつまでもこうしてはいられない。
奥ノ畑は諦め、空身で雨乞岳をピストンすることにする。
峠から急斜面を登ると、風が弱くなった。
ガスの尾根の途中で、稲ヶ谷を登ってきたという5人グループとすれ違う。
コクイ谷を通って武平峠に戻るという。
ネットで見ると、どうやら鈴ハイの人たちだったようだ。
今日会う人は、みんな三重県側からの入山者だ。
滋賀県側から入ったのは僕だけだ。
あの車の人たちはどこに行ったんだろう。
山頂に着くと、カップルが写真を撮っていた。
武平峠からのピストンだという。
東雨乞岳の風が凄かったらしい。
山頂には、大峠への道を示す道標があった。
その行く手は、相変わらずの笹藪だ。
南雨乞岳までの背丈を超す笹は健在のようだ。
こんな時通ったら、全身びしょ濡れ間違いなしだ。
杉峠に引き返すと、一緒に休んでいたグループが斜面を登ってきた。
雨乞岳から東雨乞を越して武平峠に戻るルートにしたようだ。
東雨乞の風に気をつけてと言って分かれた。
杉峠に戻ると、朝明から来たという3人グループが、同じ所で休んでいた。
昼食の後は、山頂を諦め、ここで引き返すという。
朝明までは長いルートだ。
日が短くなってきたし、こんな日は無理しない方が賢明だ。
今話題の「アクアイグニス」で温泉に入って行くと言って下っていった。
昼食後、誰もいなくなった杉峠で、老杉に別れの挨拶をする。
峠は、相変わらずの強い風だ。
黄葉が微かに残る晩秋の千草街道を、そのまま引き返した。
誰にも会わないまま、駐車地に到着。
車は、増えも減りもせず、朝出発した時と全く同じままだった。
帰りは、永源寺を通り、杠葉尾(ゆずりお)から石榑トンネルを抜けてみた。
さすがに永源寺は人が多く、紅葉も8分といったところ。
トンネル手前の山肌一面の黄葉が印象的だった。
whitewater












一週間の間にすっかり落葉したんですね。。
先週は書かれているように、見頃の紅葉を見ながら歩いた道がこんなに寂しくなっているとは。
いよいよ山は晩秋から冬へと変わっていきますね。
コメント、ありがとうございます。
千草街道は、一週間前に通られたんですね。
先日は、気持ちいいくらいスカスカでした(笑)
鈴鹿では、狙って行く紅葉は、ここくらいしかありません。
鈴鹿に戻ってくるのが遅く、ほとんどの紅葉は終わっているので。
それだけに残念でした。
でも、今年は、随分長い期間、紅葉を楽しませてもらったように思います。
これからは、冬枯れ、霧氷、白銀の山になりますね。
そろそろタイヤも交換しなければ。
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