西岳、編笠山

- GPS
- 09:16
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,329m
- 下り
- 1,314m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありません。 西岳から青年小屋へのルートは夏道と異なっているようです(なるべく稜線を通るようにトレースがついている) |
写真
感想
3連休、硫黄に行こうと思っていたが、いずれの山小屋も超満員。
テン泊したいが冬用シュラフ他装備に自信無し。
半ば諦めかけた時に仲間から「麓で車中泊して西岳、編笠を日帰り山行」の提案あり飛びついた。
車中泊だと甘く考えていたが、思いのほか寒く、夜中に何度も目覚めついにはエンジンON。これじゃ雪中テン泊に挑戦なんておぼつかないなぁ。
さて、朝になり速やかに出発・・とはならず、ゆったりラーメンを作り、トイレをすまし、風景を愛で、ようやく出発。駐車場にいた他の登山者はとっくに出発している。
歩き出してほどなく不動清水。素晴らしく美味しい。水の滴り落ちるところに鍾乳石のような氷の柱ができ中央に水が通る穴があいている。まるで透明な水筒。
樹林帯に入り所々アイスバーンが出ておっかない。とっととアイゼン装着。ほぼ直登ルートを息を喘がせながらひたすら歩くとやがて視界が広がり西岳山頂に着いた。好天に恵まれ、南アルプスや富士山の景色に思わず歓声が出る。
一休みし青年小屋へ出発。雪が深く踏み跡を外れると太腿まで埋まる。ワカンを使う考えが浮かぶが履き替えるのが面倒でそのまま歩き続けた。GPSを確認すると夏道とは少し異なり極力尾根筋を通るようにトレースがついていた。
青年小屋に着いて昼食。風が冷たく強い。反対方向から来た登山者に様子を尋ねると「吹き飛ばされそう」との返事。バラクラバを被り覚悟を決めて山頂へ上り始める。聞いていた通り山頂は強風で体温が急速に奪われ、顔の筋肉が強張り口が回らなくなる。絶景を名残惜しみながらも、そそくさと写真を撮り下山。
山頂を少し降りたところに遺棄ザックを見つけ一瞬緊張した。しかし、よく見ると僅かに雪を被り、しばらく前から置いてある様子。アクシデントからの脱出優先による放置であろうか。
寒さに急かされ駆け下りるように下った。ニホンシカの群れが警戒音を鳴き交わす中、不動清水に再び立ち寄りペットボトルに水を汲み持ち帰る。この水は本当に美味しい。
夕暮れが迫り始める頃、駐車場に帰還。終始快晴で山々の美観を堪能できた素晴らしい山行でした。










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