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Yamareco

記録ID: 2822595
全員に公開
アルパインクライミング
大山・蒜山

大山 ユートピア泊からの弥山

2020年12月26日(土) 〜 2020年12月27日(日)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:49
距離
8.6km
登り
1,100m
下り
1,104m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:37
休憩
0:36
合計
6:13
距離 4.2km 登り 843m 下り 104m
7:11
21
7:32
19
7:51
8:14
112
10:06
10:07
109
11:56
11:58
0
11:58
12:08
59
13:07
15
2日目
山行
3:33
休憩
0:28
合計
4:01
距離 4.4km 登り 257m 下り 1,000m
7:22
24
7:46
36
8:22
8:28
13
8:41
8:42
20
9:02
20
9:22
4
9:26
15
9:41
9:48
11
10:05
10:06
12
10:18
10:31
9
10:40
2
10:42
8
10:50
26
11:16
2
11:18
ゴール地点
天候 26日 曇とガス 風もまあまあ
過去天気図(気象庁) 2020年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
さあ、出発!
2020年12月26日 07:08撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
12/26 7:08
さあ、出発!
先週に比べたら、どんどん進めます!
2020年12月26日 07:26撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
12/26 7:26
先週に比べたら、どんどん進めます!
今シーズン初の北壁が拝めた。
上はガスがかかってるが嬉しかった!
2020年12月26日 07:53撮影 by  iPhone 8, Apple
1
12/26 7:53
今シーズン初の北壁が拝めた。
上はガスがかかってるが嬉しかった!
カッコイイ−
2020年12月26日 07:53撮影 by  iPhone 8, Apple
12/26 7:53
カッコイイ−
この尾根を行ってみる!
2020年12月26日 08:20撮影 by  iPhone 8, Apple
1
12/26 8:20
この尾根を行ってみる!
2020年12月26日 08:21撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
12/26 8:21
名も無き尾根から見る大屏風。
すごい迫力です
2020年12月26日 08:56撮影 by  iPhone 8, Apple
3
12/26 8:56
名も無き尾根から見る大屏風。
すごい迫力です
ここの細尾根が危険
2020年12月26日 08:56撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
6
12/26 8:56
ここの細尾根が危険
写ってる細尾根が細すぎて危険。
斜面を苦労してトラバースする。
この尾根は使えない。
2020年12月26日 09:21撮影 by  iPhone 8, Apple
2
12/26 9:21
写ってる細尾根が細すぎて危険。
斜面を苦労してトラバースする。
この尾根は使えない。
藪漕ぎとラッセル
しんどかった〜
2020年12月26日 09:26撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
2
12/26 9:26
藪漕ぎとラッセル
しんどかった〜
2020年12月26日 11:04撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
1
12/26 11:04
2020年12月26日 11:04撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
12/26 11:04
中宝珠に出て、三鈷峰西壁現る
2020年12月26日 11:10撮影 by  iPhone 8, Apple
2
12/26 11:10
中宝珠に出て、三鈷峰西壁現る
たぶん、今シーズンに登る。
ルンゼを偵察
2020年12月26日 11:10撮影 by  iPhone 8, Apple
1
12/26 11:10
たぶん、今シーズンに登る。
ルンゼを偵察
ユートピア小屋が見えるが、まだ遠い
2020年12月26日 11:10撮影 by  iPhone 8, Apple
1
12/26 11:10
ユートピア小屋が見えるが、まだ遠い
ユートピア小屋を目指す。
ガスがかかると、進む尾根を見失うので注意
2020年12月26日 12:30撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
1
12/26 12:30
ユートピア小屋を目指す。
ガスがかかると、進む尾根を見失うので注意
氷りついた北壁。
全てが中々の迫力です
2020年12月26日 12:40撮影 by  iPhone 8, Apple
1
12/26 12:40
氷りついた北壁。
全てが中々の迫力です
あと少しで稜線にでる。
けっこう疲れた〜
2020年12月26日 12:40撮影 by  iPhone 8, Apple
1
12/26 12:40
あと少しで稜線にでる。
けっこう疲れた〜
山頂はガスがかかっているが
由比ヶ浜は綺麗
2020年12月26日 12:41撮影 by  iPhone 8, Apple
2
12/26 12:41
山頂はガスがかかっているが
由比ヶ浜は綺麗
2020年12月26日 12:41撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
12/26 12:41
ユートピア小屋が見える。シーズン初アイゼンは
けっこう疲れた〜
2020年12月26日 13:03撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
2
12/26 13:03
ユートピア小屋が見える。シーズン初アイゼンは
けっこう疲れた〜
ユートピア小屋に13時頃着いたが
もう小屋から出ずノンビリ過ごす。
食べ続けてお腹いっぱいになった
夜は強い風が吹き荒れていた
2020年12月26日 16:11撮影 by  iPhone 8, Apple
1
12/26 16:11
ユートピア小屋に13時頃着いたが
もう小屋から出ずノンビリ過ごす。
食べ続けてお腹いっぱいになった
夜は強い風が吹き荒れていた
朝が来た!
予想通り良い天気で無風
2020年12月27日 07:02撮影 by  iPhone 8, Apple
2
12/27 7:02
朝が来た!
予想通り良い天気で無風
日が昇りだしました〜
そろそろ出発です!
2020年12月27日 07:03撮影 by  iPhone 8, Apple
5
12/27 7:03
日が昇りだしました〜
そろそろ出発です!
剣ヶ峰、なかなか遠い〜
けど感動の稜線です!
2020年12月27日 07:23撮影 by  iPhone 8, Apple
2
12/27 7:23
剣ヶ峰、なかなか遠い〜
けど感動の稜線です!
慎重に歩を進めていきます
2020年12月27日 08:22撮影 by  iPhone 8, Apple
3
12/27 8:22
慎重に歩を進めていきます
剣ヶ峰が近づいてきた
2020年12月27日 08:25撮影 by  iPhone 8, Apple
4
12/27 8:25
剣ヶ峰が近づいてきた
心奪われる美しさ
2020年12月27日 08:41撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
4
12/27 8:41
心奪われる美しさ
2020年12月27日 08:48撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
4
12/27 8:48
歩いてきた尾根をふり返る
2020年12月27日 09:18撮影 by  iPhone 8, Apple
5
12/27 9:18
歩いてきた尾根をふり返る
間もなく縦走が終わる。
終わるのが寂しい
2020年12月27日 09:18撮影 by  iPhone 8, Apple
3
12/27 9:18
間もなく縦走が終わる。
終わるのが寂しい
終わりが近づいてきた
2020年12月27日 09:19撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
2
12/27 9:19
終わりが近づいてきた
弥山着。
小屋は良い感じが凍っていました!
良い天気なので、日向でノンビリ過ごす
2020年12月27日 09:30撮影 by  iPhone 8, Apple
6
12/27 9:30
弥山着。
小屋は良い感じが凍っていました!
良い天気なので、日向でノンビリ過ごす
2020年12月27日 09:49撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
1
12/27 9:49
別山のリッジを偵察
2020年12月27日 10:00撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
3
12/27 10:00
別山のリッジを偵察
2020年12月27日 10:13撮影 by  TG-5, OLYMPUS CORPORATION
12/27 10:13

感想

北アルプスに行く予定だったが、天候があまりよくなさそうなので、大山に変更。まだ雪も落ち着いてないし、とりあえずユートピア小屋で泊まって、翌日、縦走路の偵察に行こうと計画を立てる。

前泊からの南光ヶ原から出発、先週はもうここからスノーシューを履いたが今日はツボ足で大丈夫。元谷までガシガシ進む。元谷で今年、初めて北壁を拝める。稜線にはガスかかっているが相変わらずカッコイイ山である。しばらく休憩して、事前に決めていた尾根を目指す。尾根の入口から藪がまだ出ているし斜面は中々のラッセルになりそうだが時間もあるし、この尾根が使えるかどうか調べる目的もあったので構わず突っ込む。
しばらく登ると地形図ではわからない細い岩混じりのリッジに出る。ワカンでは越えれないので、はやくもアイゼンを履くが脆そうだし、あまり雪もついてないので危険と判断し結局、右の斜面をトラバースして越える。トラバース後の急斜面もなかなかで、前の歩く仲間のアイゼンが顔に当たらないように気をつけて進む。そこを登り切って少しすると漸く宝珠尾根に出ると久しぶりのトレースに出会う。前方に4人ぐらいラッセルで苦労しているのが見える。またワカンに履き替えても良さそうだがトレースもあるしアイゼンのままで、ありがたくトレースを使わせてもらう。追いつかないように休憩を入れながらノンビリいくが前を歩くパーティーは上宝珠、砂滑りの少し手前の斜面から元谷へ降りて行った。砂滑りも雪崩れそうな感じではなかった。上宝珠からは予定通りトラバースはせず主稜線に向けてガシガシ進む。シーズン初アイゼンの重たくなった足には、けっこう疲れた。風も強く顔が冷たい。上部になると雪も固くなってきて歩きやすくなったが主稜線では時々、踏み抜きながら漸く小屋へたどり着く。小屋は貸し切り軽荷になって三鈷峰にでも行ってみようかと思っていたのですが小屋に着くと、そんな気は失せて、どんどん装備を外して、寛ぎモード(笑)まだ時間は14時、さすがに夜飯はまだ早い。まあまあ、寒いが昨年の大休避難小屋より、かなり快適である。
夕方から遅くまで、外は風が強かったがテントでないので安心。22時頃消灯。

翌朝、5時起床、朝食をノンビリ食べ外に出てみると星空が見え白くなった北壁もうっすら見える。稜線にガスもなく風もなく予想通り天気は良さそうだ。暫く見とれる。パッキングを終え掃除をして小屋の外に出ると明るくなっていた。予定通り、ワクワクする心を抑えながら7時10分頃、出発。稜線は、まだ雪が落ち着いてない可能性もあるので、難しそうならピストンで戻ると決め出発。

昨日、自分たちで付けたトレースを追いながら昨日の稜線に出てきた場所まで向かう。時々、深く埋まるがそこまで悪くない。ここからノートレースを期待していたが1人分のトレースがある。前日の物だと思う。シーズン最初の縦走を狙っていたので凄く残念、、、途中から50mロープを出しコンテで進む。小さな雪庇も多く慎重に進む。遠くに見えた剣が峰もどんどん近づいてくる。しかし、美しい、、、南壁にはオレンジ色の朝日があたり北壁は濃い白、その間を黄色いロープで繋がった仲間が進んでいく。何度も見とれてしまう。
何度も写真を撮りながら進んでいると、急に一番、高い場所に、いつのまにか剣が峰に着いてしまった。剣が峰の慰霊碑は完全に雪に埋まり、目印一つない美しいピークになっていた。まるで外国の山のピークのようだ。3人で登頂を祝い、ここから先に続く危険地帯を再度確認しあい、休憩もそこそこに弥山に向かう。やはりラクダの背の箇所が一番、危ない感じではあるが、雪もそこまで悪くなく、あっという間に越える事ができた。ここからはビクトリーロード、大きく見えてきた弥山のたくさんの登山者に向け歩く、時々、美しい稜線を振り返りながら、、、登山が終わってしまうのが勿体ないなあーと思いながら弥山到着、日向でみんなで握手をしてゆっくり休憩、下りはダァーと下って、あっという間に終わってしまった。最高の天気と最高の景色、最高の大山でした。

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利用交通機関:
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