西沢渓谷



- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 520m
- 下り
- 509m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんでした。 |
その他周辺情報 | 下山後は「ほったらかし温泉」で汗を流しました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
今回は紅葉目当てに西沢渓谷へ。前回行ったのは2001年なので実に18年ぶりだ。
三連休の最終日なのでアクアラインが渋滞。金田料金所から浮島までノロノロだったが、30km/h前後で止まることは無かったので、ACCの自動運転で通過出来た。浮島からは順調で君津から1時間20分と普段の10分増しくらいで英さん宅に到着した。
純子さんを拾い、東名、圏央道経由で中央道へ。流石に三連休の最終日、上り車線は八王子JCTから談合坂SAまで大渋滞。でも下りは順調だ。勝沼ICで降りて塩山市内のコンビニで朝食を買い0:10に「道の駅みとみ」に到着した。先着は10台くらいでガラガラだ。見上げれば満天の星、オリオンが輝いて素晴らしい。気温3℃。シュラフに潜り0:40就寝。
6:00起床。5時間くらい寝た。英さんがキツネを発見。とても人に慣れていてすぐ近くまで寄ってくる。どうやら餌をねだっているようだ。
お湯を沸かし、コンビニおにぎりとカップ麺の朝食を食べて身支度をする。山に日が当たると紅葉が素晴らしい。
7:20出発。道の駅の隣に「蒟蒻館」という店があり、「全国のおもしろいこんにゃく200種」などと書かれている。開店前だがとても気になる。帰りに寄ってみよう。
国道140号「雁坂みち」を350mほど行ったところで、国道から逸れて山に入る。お店や有料駐車場があるが、無料駐車場もあった。
一般車通行止めのゲートを過ぎても林道が続き、30分ほど行くとネトリ(子酉)広場に到着。ここは一周コースの合流点で、往路は直進し帰りは左側の道から戻ってくる。トイレもある。
掲示されている案内図は手書きの絵画風でなかなか味がある。「増水に注意」の看板があり、登山道が一部水没して靴を脱いで通過する人々の写真が掲示してある。こんなに増水したら入山禁止にすべきと思うが、どうしてこんなことになったのだろう。
ネトリ広場から10分ほど行くと甲武信ヶ岳の登山道「近丸新道」入口があり、その少し先に西沢山荘がある。西沢山荘は休業中となっているが、廃業と思われる。現在は避難小屋になっており、外に公衆トイレもある。しかし、林道沿いで民家にも近いこの場所で避難する必要は無いと思うのだが・・・・。
ここにもネトリ広場のものとは違う手書きの鳥瞰図があり、サワガニ、カエル、ワシ、キツネ、シカ、カモシカ、オコジョなどのたくさんの動物が描かれていてかわいい。また、西沢山荘脇からは「徳ちゃん新道」という甲武信ヶ岳の登山道の入口がある。
西沢山荘の先は登山道になり本当の西沢渓谷入口になる。入口からしばらく下り、二俣吊橋を渡ってから西沢沿いの登りになる。紅葉の中、青く美しい沢とたくさんの滝を観ながら登山というより渓谷ハイキングだ。紅葉は赤い葉がほとんど無く鮮やかさには欠けるが、それなりに綺麗だ。
一番奥にあり、一番人気の「七ツ釜五段の滝」を過ぎて少し登ったところが終点になっており、ベンチとトイレのある休憩スポットになっている。ここで行動食休憩をとり下山開始。
下山ルートはかつての三塩軌道という森林鉄道のトロッコ道で、幅が広く緩やかで歩きやすい道だ。三塩軌道は三富村と塩山駅を結ぶ鉄道で昭和8年(1933)から昭和43年(1968)まで運用され、全長36kmもあったというから驚きだ。現在でもレールの一部があちこちに残されている。
かなりの勾配と急カーブの連続を、下りはブレーキ操作のみで走るのだが、「ひこいっちゃんころばし」「いこりころばし」という彦一さんと猪狐狸さんがトロッコごと谷底に落ちたという場所がある。死んでもおかしくないところを「負傷」で済んだという事が凄い。
下りの途中に「大展望台」があり、奥秩父の稜線が良く見える。紅葉の奥に鶏冠山、木賊山、破風山、雁坂嶺の稜線が見えるのだが、甲武信ヶ岳は木賊山に隠れて見えない。次は甲武信ヶ岳に登ろう、という話になったので、来年計画しよう。
4.5時間で出発点に戻り朝気になっていた「蒟蒻館」に寄ってみた。200種類あるかどうか判らないが、多数の商品が並んでいる。味噌田楽の蒟蒻と、おでん用の蒟蒻、それにゆず味噌を買った。食堂スペースでお茶と蒟蒻の試食を出してくれた。食堂脇に達筆の書道の掛け軸が飾ってあるが、このお店の親戚の娘か小学2年から中学3年にかけて書いたもので、うち3つは内閣総理大臣賞を受賞している。凄いぞ!
ランチは道の駅の食堂でとんかつ定食を食べたが、イマイチだった。お風呂は勝沼界隈の定番「ほったらかし温泉」へ。前回大菩薩の時には「あっちの湯」に入ったので、今回は「こっちの湯」に入った。天気が良く富士山を観ながらの露天風呂は格別だった。
帰りは渋滞なく、ほったらかし温泉から2時間で純子さん宅に着いた。英さん宅経由で19時過ぎに家に着いた。紅葉はやや残念だったが、天気に恵まれて良い山行だった。
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