八幡平
岩手県
秋田県
nabekuni
その他3人 - GPS
- --:--
- 距離
- 2.4km
- 登り
- 78m
- 下り
- 66m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 1:00
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 1:05
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所はありませんでした。 |
写真
拍手
鏡沼。もう終わってしまったが、5月中旬から6月上旬にかけて雪融けの様子が竜の目のように見える事から「ドラゴンアイ」と呼ばれ、名所になっている。
金色堂。中には奥州藤原氏の初代清衡、二代基衡、三代秀衡の遺体(ミイラ)と四代泰衡の首級が安置されている。血筋の明らかな親子四代の遺体の存在は世界にも他に例が無い。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
サブザック
行動食
飲料
レジャーシート
地図（地形図）
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|
感想
4:00起床。ピーカンだ！ 4:10に露天風呂に行くと男性はほぼ全員風呂に居た。私と英さん以外は全員温泉マニアで、そのマニアックなトークには全然ついて行けない。8泊9日の温泉巡りの途中という人もいた。
4:35日の出。山の日の出は数多く見て来たが温泉に浸かりながらの御来光は初めてだ。素晴らしい！
朝食は7:00からなので5:00過ぎから二度寝したが、6:45に起きたときにはすっかりガスに包まれてしまった。今日はずっとピーカンだと思っていたのに。
7:00から朝食。夕食同様ブッフェスタイルで、素朴だが素晴らしく美味しい。ご飯はお代わりした。名水を5�箸離椒肇襪反綸�に詰めて持ち帰りする。
チェックアウトし、5分ほどで見返峠の駐車場に到着。少し先に無料駐車場もあるが、500円の有料に駐車。17:00〜8:30の時間帯は無料開放らしい。料金所の寒暖計は14℃とかなり涼しい。
そこに荷物を満載した常陸太田ナンバーのスーパーカブが登場。話掛けるとカブで全国を巡りながら百名山を登っており、5月から10月まで自宅には帰らないとのこと。テント泊で風呂は1日おき、洗濯は手洗いでコインランドリーで乾燥させているとのこと。彼はジローさんといいバイクには「カブ三郎」という名前が付いている。ユニークな人だ。ライダーの英さんは興味津々だ。
その後八幡平へ。八幡平は百名山ではあるが、駐車場から山頂までの標高差は僅かに73mで所要時間は30分。最も短時間で楽に登れる百名山だ。登山道というより観光客用の石畳の遊歩道が続いている。
高山植物と沼を見ながら25分で山頂に到着。山頂には大きな木製の展望台があるが、やはりガスで展望は無い。
帰路はガマ沼経由で一周して戻るが、見返峠の公衆トイレのところでジローさんに再会した。見返峠には展望図が掲示してあり岩手山の展望が素晴らしく、今回見られないのが残念だ。
9:35駐車場に到着。山はこれでおしまいだが、時間が早いので帰路は平泉の中尊寺に寄り道する。中尊寺は平泉ICにほど近く、八幡平から140km1時間40分で到着。一番近い第一駐車場はほぼ満車だが、一番奥にギリギリ駐車出来た。流石に世界遺産だ。
1kmくらいある長い参道の両脇に色々な建造物がある。参道の前半は「月見坂」というかなりの急坂で、山屋にはなんてこと無いが、観光客にはきつい。様々なお堂を見ながら本堂に到着。本尊である釈迦如来像は2.7mあってなかなか立派だ。
さらに奥に有名な「金色堂」がある。中尊寺の拝観は無料だが、金色堂は讃衡蔵(さんこうぞう)という宝物殿と合わせて800円の拝観料を払う。金色堂は堂全体をスッポリ覆う「覆い堂」の中にある。覆堂の内部は撮影禁止だが、金箔が貼られ金ピカで美しい。
中尊寺の建物は大半が火災で焼けてその後再建されたものだが、金色堂は唯一創建当初からのものがそのまま残っている。奥州藤原氏初代の藤原清衡が1124年に建立したもので、現在の金色堂は1962〜1968年に解体修理され、金箔はその時に貼り直されたものだ。中には奥州藤原氏の初代清衡、二代基衡、三代秀衡の遺体(ミイラ)と四代泰衡の首級が安置されており、血筋の明らかな親子四代の遺体の存在は世界にも他に例が無いとのこと。
金色堂の先には松尾芭蕉の句碑と像がある。像は等身大との事だが、180cmくらいあり平均身長155cmの江戸時代の人にしてはかなりの巨漢で、繊細な俳人のイメージとは違った。奥の細道でも有名な「夏草や 兵どもが 夢の跡」「五月雨の 降り残してや 光堂」の二句はここ中尊寺で詠まれたもの。彼が訪れた元禄2年(1689)頃の中尊寺は荒れ果てていて芭蕉もびっくりしたそうだ。
1.5時間かけて参拝を終えた後は駐車場に立ち並ぶ食堂の中の「泉橋庵」というお店でランチ。「じゃじゃ麺」はわんこそば、冷麺と並ぶ「盛岡三大麺」のひとつなので全員でシェアして食べてみる。うどんに辛味噌をかけたもので、辛すぎず中々美味しい。
わんこそばは盛岡のような食べ放題のものではなく「秀衡盛付わんこそば」といい、12杯または24杯のもの。私と純子さんと昌子さんは12杯を注文。英さんは別のご飯物を注文。食べ放題の場合、美味しいのは最初の20〜30杯でそれから先は味が無くなり、50杯を過ぎると苦痛になってくるが、12杯だと最後まで美味しく頂ける。食べ放題のようにお姉さんがそばを投入するのではなく、自分で投入する。
ランチの後はひたすら高速道を走って帰路に着く。約6時間で横浜に到着、君津には21:40に帰り着いた。今回は天候には恵まれなかったが、雨には降られず、花いっぱいエーデルワイスいっぱいの早池峰、良い温泉と美味しいご飯の藤七温泉、世界遺産中尊寺と充実した山旅で楽しかった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する