口能登(と奥能登の境)・高爪山(能登富士)


- GPS
- 02:01
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 321m
- 下り
- 305m
コースタイム
- 山行
- 1:42
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 2:01
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
登山道には雪は全く無いが、解けたばかりなのか地面が湿っている。雪の影響と思しき倒木・倒竹が登山口から入っていきなり現れるけど最初のうちだけで、後は折れ枝があるくらい。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
ヘッドランプ
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
スパッツ
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感想
地元・富山県は35年ぶりの大雪に見舞われ、登山対象となる山はどこも豊富な積雪がある状態。2021年2月も、弟子(妻)とどこかに月例登山に出掛けるつもりだけど、散々除雪で苦しめられ、「もう雪は見たくない!」状態の弟子を山に連れ出すには、どこか雪の無い山を探し出さなきゃいけない。『YAHOO!天気』のアプリでは全国の積雪状況を毎朝5時更新で提供してくれてるけど、これをみると、能登半島の西海岸の積雪が北陸では突出して少ないことが分かる。『ヤマレコMAP』で能登半島西岸の山を捜すと、「らくルート」のコースまで設定されてた山が目に止まった。それが、志賀町(旧・富来町)と輪島市(旧・門前町)の境にある高爪山だった。クルマでの所要時間は『キャラメルハウス』(自宅)から2時間弱…と、意外に遠いけど、2月6日の土曜日に、弟子と2人で登るに相応しい山かどうか(弟子が嫌がる要素は無いかどうか)偵察に行って来た。
9時半頃に小杉を出発し、高岡北I.C.から能越道経由で横田I.C.まで移動。県道23号で富来に出て、国道249線を北上。やがて、目の前にひと目でそれと分かる山が現れる。能登富士と呼ばれるのも伊達では無い。11:15過ぎに奥宮の鳥居の前に到着。付近の自動販売機の前のスペースにクルマを置いて、11:23より登山を開始し、奥宮鳥居をくぐる。
しばらくは町道643号線を歩く。歩くにつれ人家が途絶え、谷が狭くなる。峠の部分で林道が西側と東側にそれぞれ分岐しており、西側の林道高爪山線に入る。この林道、若干下り基調のため、今まで足で稼いできた高度を落とすのが勿体無く感じた(苦笑)。やがて立入禁止の作業道分岐が現れる。ここから高爪山の頂上が見渡せた。電動ノコギリの音が響いてるので、作業道のほうからの音かと思ってた。が、高爪山登山口に着くと、3人のオジサンたちが倒木処理作業中で、電動ノコギリは彼らが使ってるモノ。この冬の雪は北陸ではどこの地域も久しぶりの大雪だったようで、大雪の重みに耐えられなかった木や竹が倒れてる…。登山口入ってからいきなり倒木・倒竹の連続で、「もしかして、断念?」などと頭をよぎったけど、酷かったのは最初だけで、神明原からのコースと合流する広場(さっきの分岐の作業道終点?)を過ぎると、後は折れ枝が落ちてる程度で、歩くのに全く支障は無かった。雪も全く無かった。
ここの登山道は登山口から頂上まで全線作業用モノレール(レールが2本だから「モノ」レールでは無いが、便宜上「モノレール」と記す)が敷設されているから、万一足を滑らせそうになっても、レールをつかめば大丈夫。実質、登山口から頂上まで延々手すりが付いてるのと同じ(苦笑)。登山口から16分で、真新しい奥宮の建つ高爪山の頂上に到着。頂上は木立に囲まれ、北方面(剣地方面)と南方面(富来方面)が開けてた。
20分ほど頂上に滞在し、下山にかかる。下山時にはモノレールや登山道に落ちてた折れ枝を取り除きながら歩いた(笑)。登山口に戻り、さらに林道高爪山線入口まで戻ると、ちょうど作業を終わらせたオジサンたちのクルマが下りてくるところで、便乗を勧められたけど、たいした距離じゃ無いので、遠慮した。13:24には元の奥宮鳥居まで戻った。
雪によると思われる倒木倒竹さえ無ければ、コース状況は全く問題ない。よほど町道643号線をクルマで走って対向車が来た時の方が苦労しそうだ(苦笑…実際、オジサンたちのクルマは、対向車との離合に難渋してた)。
ここなら自信を持って弟子を連れて来れるな。勿論、登山口からの往復にします(爆笑〜!!!)。
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