氷塊の槍、展望の蝶、そして・・長塀尾根の顛末。


- GPS
- 80:00
- 距離
- 42.7km
- 登り
- 3,074m
- 下り
- 3,069m
コースタイム
(GPSを購入、使用する予定は今後もありません)
30日>5:50上高地BT-8:35横尾-11:10槍澤ロッヂ(幕営)-槍沢下見散策(13-15)
1日>4:00槍澤ロッヂ-5:30大曲-8:35槍ヶ岳山荘(小休止)-9:20山頂(小休止)-10:15槍ヶ岳山荘-12:20槍澤ロッヂ(テン場)
2日>7:30槍沢ロッヂ-8:50横尾-12:30綾線-13:30蝶ヶ岳ヒュッテ-14:30頃長塀尾根標高2300m付近でルートミス。遭難-17:00頃綾線復帰-19:00徳沢ロッジ-19:30明神館
3日>5:00明神館-6:00上高地BT
天候 | 初日午前中まで雨、その後はずーっと快晴。 (出発前日まで長野地方は30日から2日までずっと雨予報でした) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
3日>上高地から松本行き始発のバスに乗り、スーパーあずさで松本から新宿へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地-横尾まで:雪はほとんどないが、途中、凍結した個所あり。(アイゼン不要) 横尾-槍沢ロッヂ:この日まで、登山規制は解除されていたが、涸沢、槍沢の雪崩の危険性を訴える張り紙が橋、道標にされていた。2日には外されていた。 槍沢ロッヂまでの樹林帯の道は少し分かりにくいところもある。トレース、電線?に従って歩けば、問題ない。 槍沢ロッヂ-槍ヶ岳山荘:標高、時間によって全く雪の質は変わってくる。 日の出前>ガチガチ。日の出後>ザクザク。9時以降>ズボズボ。 雪は例年より多めと言う人もいた。雪崩の危険性は個人的にはそれほど感じなかったが、もし大規模な雪崩があれば、助からないことは理解できる。 槍ヶ岳山荘-山頂:この日の槍穂は大変危険な状態だったと思う。 前日の雨で氷の塊と化していた。鎖はほぼ埋まり、凍っているためほとんど使用できない。梯子も氷化し、ピッケルで落としながら登った。下りは怖かった。 3人の外国人の方達も登り下り1時間以上かけて登降したようだった。 横尾-蝶ヶ岳:最後の最後まで樹林帯の急登。分かりづらいところはない。 蝶ヶ岳-徳沢園(遭難の顛末):長塀尾根。猛省。自分にとって忘れられない尾根となった。 登りで使えば、分かりにくいところはないと思う。ただし下りは注意が必要。 自分は2300m付近で間違った踏み跡に入り込み(間違った踏み跡多数あり)、急峻な沢を100mほど下ってしまった。(徳沢方面へのショートカットだと思いこんでしまった) 登山道に復帰するためには下から回り込むことは不可能。携帯は原因不明の充電切れ。ヴィバークも覚悟した。1時間ほど彷徨い、登山道へ復帰できそうなところを探す。 「迷ったら降らず、登れ!」をもちろん理解していたが、今日中に帰れないことを理解したくなく逡巡したことは否めない。 ようやく元の綾線へ復帰するしかないことを決めたのはもがきあがいた後になってからだった。 ただし体力もまだあり、ひたすら元の綾線めがけて這いあがることができた。この日は天気も良く、しばらくあがると尾根筋が見えた。 最後はピッケルを突き刺し、50度から60度ほどの斜面を上がると、ほぼルートミスした綾線に戻ってくることができた。 少し歩くと、関係者の方達が規制線のロープを張っていた。 今あったことを一部始終、説明した。関係者は「やっぱり」と声をあげた。 数日前に同じ場所で滑落、遭難があったという。 自分はその遭難者の踏み跡を下ってしまったのだった。(遭難者は徳沢ロッヂの関係者に発見され、救助された) http://m-kamikouchi.blogspot.jp/2013/05/blog-post.html 帰宅後発見したブログ↑これに間違いないと思われる。 いつかはあると思っていたことが現実に起きてしまった。(起こしてしまった) 誰にも助けを借りずに下山したんだから良いという思いはない。 この経験を忘れずに、これからの登山の糧にしていきたい。 もし、このレコを読んだ方が改めて登山への注意を喚起して頂けたらと思います。 私。これに懲りて、山を辞めるという思いは微塵もございません! |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
来年は槍だ。
昨年、5月の奥穂から降りたすぐ後から決めていた。
昨年の晩夏に北鎌にトライ、安易な考えで左俣を詰め、敗退。
たくさんの方に温かいコメントを頂いた。
それ以来の槍へのトライである。
登頂にそれほどこだわりのない自分も、なんとしてでも登りたかった。
予報は前々日までおもわしくなかった。松本地方に晴れマークはつかない。
3日間の雨マークが気になった。
ただ、前日にweathernewsの槍・穂高を見ると、晴れマークがついた。
新宿のバスターミナルで、携帯でヤマレコを開くと2人から激励のメールが入っていたのもうれしく、力が湧いた。
5時30分、ひさびさの上高地到着。雨がやや強く降っていた。
レインウェアのフードを締め、靴紐を結び、皆が躊躇する中、歩きはじめた。
横尾大橋と槍沢の分岐地点には、雪崩の危険を訴える張り紙がまだついていた。
自己責任。
今回ほど、この言葉が重くのしかかってきたことはなかった。
槍沢ロッヂへテントの申し込みをすると、ババ平の整備がまだなので、小屋の裏へ張ってくださいとのこと。
雨はもう止んでいた。珈琲を入れ、バスで寝れなかった分、休もうとしたが、
やっぱり、駄目で、槍沢まで下見に出かけた。
雪はかなり多いと思った。クレバスは見当たらず、スキーのシュプールがかすかに見えた。
テントに戻ると、大柄な外国人3名がロッヂの方と話をしていた。
どうやら、今から、槍ヶ岳山荘まで行けそうかと聞いていたようだった。
結局、3名とも宿泊したようだった。
夕空を眺め、日が沈むと、星がきれいだった。
気温も0.5度と氷点下を割らない。温かいなと思った。
結局ほとんど、眠れず、出発時間が来た。
珈琲と羊かんを頬張り、アイゼンを締めていると、小屋からあの3人が上がってきた。
偶然にもほぼ、同じスタートを切った。
下町のラーメン屋(の息子)の意地を見せてやろうと意気込んだが、
あっという間に大曲の奥に3人は消えていった。(houraikenさんごめんなさい)
雪はガチガチでアイゼンが良く効いた。月明かりがきれいで幻想的だった。
無雪期に何度か歩いた槍沢は雪景色で一変している。
きれいだなと思った。
西岳からの御来光後、山荘からは、もう降りてくる人がいた。
「おはようございます」「ごくろうさまです」「はやっ」などと会話を交わす。
皆、良い顔をしている。
槍ヶ岳には皆、登頂できたのだろうか。
肝心の槍さまはなかなか姿を現さない。どうやらガスに覆われているようだ。
カメラを手にガスが飛ぶのを待ち構えていると、
そのガスも飛び、穂先の姿をようやく確認できた。
氷の槍だ。岩に霧氷が付着し、見事にデコレーションされている。
マジか。一瞬で、困難な登頂になることが理解できた。
梯子の氷をピッケルで叩き落としているあの3人も見えた。
アイゼンを外し、山荘で一呼吸置く。
よしっと出ると、外は完全にホワイトアウトしていた。
風も吹き出している。
厳冬期でももんなことがあるんだろうか。
初めの段階から、これは大変だと分かった。
鎖の一部は雪に埋もれたまま凍りついている。掘り起こすことはできない。
梯子も手すりの全てが氷つき、つるつるになっている。
手掛かりとなる岩もガチガチだ。
それでもゆっくりと岩に手をかけ登っていく。上から3人の声が聴こえた。
1人が梯子の下降に苦労している。
見るとその男性はアルミ製のアイゼンを履いていた。
リーダー各の男性が下から足の置き場を誘導している。
この男性が完全に降りるまで、ここで待つことに。
誘導している男性が心配そうに私の顔を見る。
「Ok。大丈夫!!」と堂々と日本語でスマイル。すると、
「日本人、ほんとうに優しいですね」と上手な日本語で返してくれた。
なんだ。日本語できるんだ。握手を交わし、なぜか、写真も撮られる。
でも、こんなことがたぶん、記憶に残る。
3人と別れると頂上はもう、すぐだった。過去最高に慎重に梯子に手をかける。
手すりの裏側にも凍りが付着し、滑りそうになる。
這い上がるように頂上に着いた。一面のガスで展望はない。
突き抜けるような喜びはないが、確かな登頂の手ごたえがあった。
サーモスに入れた珈琲を飲みながら、30分待ったが、ガスは取れなかった。
夏、来るから待っててよ。と軽く祠に触れ、降りる。
下りは登り以上の恐怖感満載だった。
無事に山荘前に降りたときは、ほっと安心した。
槍沢から上がってくるたくさんの登山者の横をひとり降りていく。
槍沢ロッヂに着くとテント内にばったり転がり込んだ。
疲労感たっぷり。かなり緊張もしていたんだと思った。
そして、この日ほど、テントで熟睡したことはなかった。
少し寝すぎた翌朝、快晴。槍の稜線がロッヂから良く見えた。
これは帰れないだろ。
天気が良ければと考えた弩МプランBの実施を決めた。
この時期、槍登頂の翌日に蝶ヶ岳の連続登山をした人がどれだけいるのか。
かなりの阿呆だと思う。
横尾から登ると、ルートの9割が樹林帯だと言っていい。
それだけに綾線に抜けたときの気持ちよさはかつてないくらいだった。
見事な槍日和だった。
前日、登ったあの厳しかった槍の穂先が、今日は穏やかに美しく見える。
今、登っている人はきっと素晴らしい景色を見ているに違いない。
蝶ヶ岳の稜線は意外にも雪は少なく、すこし暑いくらいだった。
ヒュッテの周りにも人もちらほらと。
うれしそうな表情をされている方をみると記念に写真を撮ってあげたくなる。
そうこうしているうちに時間も予定をオーバーしている。
長塀尾根を横尾からのルートのように滑り降りるように下れるはずだと、
想像していたが、意外にもなだらかに下降を繰り返していく。
今思うと、焦りもあったと思う。
標高約2300m地点で間違った踏み跡に入り込んでしまった。
あり得ないような急斜面を滑り降りても、
これは徳沢へのショートカットだと信じていた。
標高にして100mほど沢を下降したところで、薄暗い樹林帯へと入り込んだ。
数人分の踏み跡は、気がつくと、1人だけのトレースになっていた。
登山道へ復帰するように、トラバースを繰り返している。
自分も同じようにその踏み跡に従ってトラバースを繰り返した。
斜面は急で立っていられる場所ではない。
それでも、そこから登山道に復帰しようとトラバースを繰り返す。
迷ったら綾線へ這い上がれの鉄則は当然、知っていた。
それでも、今の状況を理解したくなかったのだと思う。
明日は仕事。絶対に帰りたかった。(これが決断を逡巡させた)
また、信じられないことに携帯は初日の夜に充電が切れていた。
(満タンにしてきたはずが、すぐに電池切れの状態になっていた。これは寒さの影響だと思ったが、温めても復旧することはなかった。原因は未だに分からず)
今日帰ることに諦めがついた頃、空を見上げると、空はまだ明るく、日が沈むまでにだいぶ時間があることが分かった。
明るいうちに綾線まで絶対に這い上がろう。(この考えに行きつくまでだいぶ時間も体力も要した)
ピッケルを突き刺し、それを支点に這い上がるように綾線を目指した。
すぐに元来た自分の踏み跡を見つけた。それに沿って上がる。
最後の急斜面を這い上がると自分の入り込んだ道の傍に戻ってきた。
助かった。一言、声が漏れる。
本当にバカなことをしたもんだ。ボトルの水を飲み、ヘッドライトを取り出した。
落ち着いて下山しよう。時間はまだ5時を過ぎたあたりだった。
少し歩くと北アルプスの関係者が自分がまさに間違ったところで、
道迷い防止のマーキングとの規制ロープを張っていた。
今あったことを説明すると、ひとりが「やっぱり」と言った。
自分の踏みこんだ道は数日前に滑落して遭難した単独者の踏み跡だった。
そして、その遭難者の踏み跡と捜索隊の踏み跡が入り乱れていた場所に自分が迷いこんだことが後に分かった。
そこから2時間ほど、降り、徳沢に下山した。
明日からの連休後半、多くの登山者が色とりどりのテントを広げていた。
笑い声が聴こえる。
徳沢園に入り、自販機でポカリを一気に喉に流し込んだ。
ガラス越しの食堂の中から、ほのかに珈琲と焼いたソーセージの香りがした。
気持ちを切り替え、今晩、どうするか決めなくてはならない。
明日の夕方までには東京に帰らなくてはならない。
明神館まで行ってみよう。
すでに暗くなった道を歩き、明神館に入った。
一応、タクシーで帰る方法を探るが、すぐに無理だと分かった。
(釜トンネルのゲートは7時で閉まってしまう)
ここで一泊し、明日の始発のバスで帰ることにした。
御主人に説明すると、
「ははは、そうか、でも良かったな、そら、風呂でも入ってきな。8時までだよ」
と意外にもあっけらかんとしている。
おかみさんも優しい笑顔で迎えてくれた。
部屋に入ると男性2名と同室だった。
厳冬期に長塀尾根をラッセルしたことのあるという男性は山は10年ぶりだという
息子さんを連れて2人で登山を楽しみに来たと言う。
ベランダで酒を飲みながら、星を眺める仲のいい親子だった。
消灯後、
「誰の助けも借りず、自力で下山したんだろ、そりゃ、遭難一歩手前っていうんだよ。良かったな」
ほろ酔いの男性は、にこやかに言ってすぐ寝息をかいた。
明神館の御夫婦とこの親子さんがどれだけ自分の気持ちを楽にしてくれただろう。
山を嫌いにならずに済んだことに感謝したい。
ほんとうにありがとうございました。
サメが泳いでいなければ生命を維持できないのと同じように、登って
いなければ生きていけないのである
よかった。
張り詰めた空気と緊張感が迫ってくるのに、眺望は限りなく美しい。
もう少ししたら氷結の穂先に立った自信と喜びが訪れることでしょう。
そしてもう次の目標を定めるのでしょう。
すばらしい山旅の記憶と記録をありがとう
TAKA&妙子
まずは、ちゃんと帰って来れた事が何より。
お疲れ様でした!
このGW同じルートで登ってる知り合いが何人かいますが、日によって結構状況が違いますね。
前日はもっと厳しそうだったし後日はもう少し穏やかそうだったし。
穂先はなかなかいやらしい感じ。
岩を隠す雪は少ないけど凍り方が冬の山みたいです
蝶の道迷いも足跡の多い山に慣れてるとついやってしまいがちですね。よく道無き道を歩きますが、たまに謎のトレースにだまされて??な時があります。
ボクはビビリなのですぐに登り返してコンパスと地形図で確認しますが、こういうのはなかなか判断が難しい。
でも確実に山男としてレベルアップでしょう
冬季はトンネルを歩いて通るので帰ろうと思えば(街までは)帰れたと思いますがもう一泊したのは正解だと思います。厳しかった後は休息も必要ですしね。
今回も素晴らしい山旅読んでる方も楽しませてもらいました。
そして帰った後の仕事・・・
お疲れ様。
makasioさん、おはようございます。
4月30日に槍に登られるのは計画で知っていましたがそれ以降、更新系がなくなっていたので、ちょっと心配していました
結局のところ晴れ男が功を奏したといった感じですね
晴れていなかったらもっとシビアな山行になっていた気もしますし・・・
makasioさんの晴れ
いずれにしても、ご無事で何より。
氷結の槍の穂先に立たれたり、そのあとの蝶ヶ岳の登頂もしかり、経験値がまたグ〜〜〜ンと上がったでしょうね。
お疲れ様でした
それにしても、その日の夕方からお仕事とは
僕も少し見習いますね
今日急きょ、ピアノ
今日1日練習して、夜本番。頑張りますね。
makasioくんもお仕事がんばってください。(@^^)/~~~
makasioさん、こんにちは
今年のGWもチャレンジャーmakasioはやってくれましたね
蝶が岳でのおまけは付いたけど、そういうこともあるんですね、遭難者と捜索隊の踏跡が乱れてれば辿っていっちゃってもおかしくないと思う。ロープやマーキングはもうちょっと早くやってよ!って感じ
それにしても、お疲れさまでした。
夜勤は多分、
タカさん、御心配かけました。妙子さんもかな。
槍ヶ岳の穂先は、本当に危険な状態でした。
でも、中止は考えませんでした。
むしろ、すこし、にやにやしてました。
あっけない登頂よりも、記憶に残る登頂の方が、
俺にとってはうれしいのです。(強がり)
降りてから、「あー、怖かったあ」と思いましたけどね。
蝶ヶ岳のことは、絶対に忘れません。
このことをしっかり、自分の経験として、糧にしていきたいと思っています。
また、makasioの挑戦は続きます。よ。
ありがとうございます。
いろいろことがありましたが、無事に帰ってきました。
槍の穂先はまさか、あんなことになっているとは、
本当に驚きでした。
あれ以上に難しい状況はないんじゃないかと思うくらい。
それだけに、思い出に残る登頂になりました。
蝶ヶ岳のことは、このことを良い経験として、
これからの登山の糧にしていきたいと思っています。
釜トンネルまで歩こうかと思いました。
でも、冷静に考えて、始発のバスに乗れば、翌日の仕事は間にあうことが分かったので、
明神館さんに泊まることにしました。
夜勤の仕事は、想像にお任せします。
(俺、介護の仕事を7年、やっているんです)
御心配をおかけてしました。
無事に生還しましたよ。
今回もいろいろなことがありましたが、
経験として蓄積できたらと思っています。
反省すべき点はもちろん反省します。
結局、同じことを繰り返してるようですけどね。
晴れ男makasioは健在でした。怖いくらい。
いつも、誰かに助けられているなと感じます。
道迷いも、天候が崩れたていたら・・・。
ピアノ弾かれるんですか、なにやんだろ。
おしっ。俺も7月の本番、向けて頑張るぞ。
(ピアノの先生、毎回、読んでるんです俺のヤマレコ・・やばい。)
今年のGw期makasioの挑戦は終わりました。
お楽しみいただけたでしょうか。
今回もひやひやさせてしまいましたね。
俺、何やってんだろ。いったい。
山はほんとうに経験だと思っています。
最低10年やって少し、やり方が分かってくるんじゃないかな。俺はまだまだですね。
ただ、槍でも、道迷いでもさほど動揺しませんでした。
それが、今回の収穫だったかなと思います。
夜勤の仕事は、まあ、そんな顔してましたよ。(笑)
また、応援してくださいね。
makasioさん。横尾からの登りで追い抜かれた男です!
まさかあの後、こんなことになっていたとは・・・
無事の下山、お疲れ様でした。
確かあの日17時までに降りたいと言われていたので、
長塀を下るんだろうなとは思っていました。
数日前の長塀での遭難のニュースは見ていましたが、
「滑落するところあったかなー」ぐらいの感じで
見てましたがこの時期の道迷いトレース、恐ろしい
ことがよく分かりました。
僕は結局、あの急登を予定時間で登れず、
当日の常念入りを諦め、燕までの予定を変更し、
一ノ沢から下りました。「行けますよ!」って声掛けてもらったときはいけると思ってたんですけどねぇ。
でも、あの日の稜線からの眺めは良かったですね。
青空と雪のコントラストがたまりませんでした。
また、どこかでお会いできることを楽しみにしています!
しかし、槍登頂の翌日にあの急登で蝶ヶ岳はドM過ぎますよw
makasioさんお疲れさまでした。ご無事で何よりです。
氷と化した槍への登頂も危険ですが、道迷いはやばかったですねぇ。((((;゚Д゚))))
私も山初めてに少しなれたころに里山で道迷いしまいた。
迷ったらとにかく登れ!でガケ登ってるうちに
もの凄い斜度に。これ、遭難だよ〜 って
かみさん
登り詰めたところで登山道を発見したときは
ホントめちゃくちゃ嬉しかったです。
もうGPSは手放せないです〜(^^;)
makasioさんの 助かった〜 って気持ちよく分かりますよ。
色々大変でしたが蝶からの景色は( ´∀`)bグッ!ですね!
充実したGW山行お疲れ様です!
槍・穂高も剱の石碑『試練と憧れ』だな〜といつ登っても痛感致します
makasioさんの記録には随所にチャレンジ精神を見て取れて、sympathyを強く感じてしまいます
僕も山を初めたばかりに5月の北岳で「一歩手前」までの体験をしましたが、その体験が無かったらここまで山にはまらなかったと思います。
中途半端な知識や経験では登りたい時期に登りたい山に行けないんだ。もっと本気で取り組まなければ本気で楽しめないんだと。
単独行の遭難は他人の力を借りて下山した場合だと思っておりますので、道迷い等はバリエーションルート経験であり、通常の登山では経験出来ない貴重な体験だと思います。
だらだら長くなりましたが、大変素晴らしい山行お疲れ様でした。またまた良い刺激になりました
お疲れ様です
道迷いお疲れさんです!
この時期の槍は凄いね!未知の世界だわー
きっと、うふふふふ
ここまで来ると登山と言うよりはクライミングになってくるのかも知れないね
でも、無事に下山なによりです!ホッとしましたよ!
あと、れんらくもありがとさんでした
携帯のこと、GPSアプリのこと、教えてくださって、
ありがとうございました。
ちょっと、GPSも検討してみようかな。
僕が入り込んだ遭難者のトレースですが、
おそらく、僕とおなじように勘違いして、
間違った尾根に入り込み、沢筋を
下りてしまったのだと思います。
そして迷ったことに焦り、滑落したのではないかと。
いずれにしても怖い思いをしました。
これに懲りて、山をやめると言うことはありません。
だって、素晴らしい景色でしたよね。
arenさんのあの朝焼けと雲海、良かったなあ。
僕も蝶から燕まで縦走したくなりました。
また、どこかで。これからもよろしくです。
道迷い。遭難一歩手前でした。
山をやっていれば、絶対にあることだと思います。
僕も山初めて、2.3年のころ、よく間違えていた。
今回は久々に怖い思いをしました。
でも、良い勉強でした。皆さんが言うように良い経験
したなと思っています。前向きでしょ。
だてに下町のラーメン屋の息子やっていません。
(猛者の外国人さんには勝てなかったなあ)
でも、それでも山をやめない俺達。
本当に好きなんですねえ。houraiさんも。
コメント、ありがとうございます。
残雪期槍ヶ岳は無事に目標を果たせましたよ。(笑)落とし穴は3日目でした。
まさか、下山時にあんなことになるとは。
良い経験したと思っています。焦りと油断があったのでしょう。
ただ、頭のどこかで、自分の帰路を(元の場所に戻ること)
見落とさないことを心がけていました。
だから、絶対、綾線に復帰できると思っていました。
だから、パニックにならずにすんだのだと思います。
自分の登山を共感して頂いてうれしいです。
成功と失敗。双方に価値のあることだと思います。
山はそれぞれの楽しみかたができるところが良いと思います。
自分に対して、納得のいく山歩きをこれからもしていきたいと思います。
これからも良い山、していきましょうね。
おかえり、アッチ。
奥秩父、レコ、楽しみにしています。
今回はそうだね、成功と失敗。両方でした。
でも3日目、槍に成功したまま、きれいに帰ることは
やっぱり俺はできなかったよ。
欲をかいたといえば、それまでなんだけど。
弩変態コンビの相方として、あまりにもつまらない。
ただ、反省することはたくさんある。
これを次に生かしたいと思っている。
失敗はこれからもやらかすだろうけどね。
アッチ、激励のメッセージ、勇気と力になりました。
makasioさん、こんばんは。
上高地、一日違いのすれ違いでしたね?
味噌煮込みうどん、美味しそう!
槍ヶ岳、あんなにツルツルで登る方、居るんですね?
(makasioさん、失礼しました
自分も、絶景がもう一度見たくて、当初は蝶ヶ岳を予定してましたが、トレースが分かり辛い事と入山日(4/27)の天気から無理せず行き先を変更しました。
人のトレースを、何のためらいも無く進んでしまう自分も同じ事になっていたハズです、気をつけようと思います。
ご無事で、なによりでした。
次のお山も楽しみにしています。
ガチガチ、ツルツルの槍でした。
これ、たぶん、行っちゃいけないパターンでしょ。
と思いましたよ。覚悟を決めました。(マジで)
外国人の方も降りてくるところでしたが、
とても苦労していました。
でも、念願の雪槍(氷槍でした)。本当にいい思い出になりました。
長塀尾根の道迷いもきっと良い経験になったと思います。こういうことは毎回は勘弁ですが。
noriさんの徳本峠、いいですね。行きたくなりましたよ。アイゼン、活躍してますね。
あ、グレートジャーニー展。行ってきました。
とても楽しかったです。関野さんはやっぱかっこいい。
ラクダの煮込みうどんは今回はできませんでしたが。
俺のうどん、こっちもおいしかったですよ。
槍の登頂、おめでとうございます。
どうなったかなって思ってたけど、
GW終わってからバタバタしてて誰のレコも見に行けなかったです。
長掘尾根、登るには迷いはないけど下りがね・・・
状況によってはどんなところでも思わぬ落とし穴があるってことですね。
いい勉強になりましたね。
いつも凄いレコ、楽しませていただいています。
槍登った後に蝶ヶ岳…
凄いなぁ…って思ってたら長塀尾根で…
私も翌日登ったんですが、トレースめちゃめちゃ付いてるなぁ…って思ってたんですが、そういう事があったんですね…
実は登りの最中に、下山されてたご夫妻がいらっしゃいまして、トレースに惑わされてかなり迷った…って聞かされました。
かなりの絶壁に辿りついて、正規道に復帰するまで苦労した…なんて話を聞きまして…
やはりああいう場所は尾根を少し外すと怖いですね…
今回は、その後の冷静な判断で稜線に復帰されたとの事で、ホントにご無事で何よりでした。
そして最後の親子とのエピソード…
この言葉は今回不適切かもしれませんが、やっぱり山ってイイよなぁ…って
槍ましたよー。(笑)
去年のnoboさんのレコ見て、決めた!って、
言ったの覚えていますか?
だから、なんとしてでも登りたかったんです。
槍、穂先は俺のために最高(最悪?)
のコンディションを用意してくれました。
俺らしい失敗もありましたが、最高の思い出が、
また出来ました。
まだ、確認してませんが、yokoさんも槍に行ったとのこと。
隣には居るんでしょ?noboさん。
あとでお邪魔します。
いつも読んでくれてありがとうございます。
utaotoさん、いつも御自身のたくさんのレコへの
コメントの御返事が忙しいなか、
私なんかのレコにコメント。嬉しいです。
積雪期の槍は今年のひとつの目標でした。
ガチガチで山頂の展望には恵まれませんでしたが、
達成感と喜びで今は満たされています。
山って良いですよね。今回も、思いましたよ。俺。
最後の親子さんと明神館の御主人。
凹んでいた私に、
自然で温かい言葉をかけてくださいました。
山は山頂や風景で成り立つものではありません、
その山を通じて出会う、人との交流や文化、情緒だと
思っています。
makasioさん、こんちは。
すごいですね。
雪の槍か〜、かっこいいですね。
いってみたいな〜。
ビビリだから、無理かもですが……。
そして道迷いも、やっちまうとへこみますね。
自分も2年前にやりました。
自力下山できましたが、ありゃ遭難でした。
わたしも翌朝から仕事でしたから、相当思考がだめになってましたね。
無事で何よりです。
そして、ともあれ、美しい北アルプスと槍の登頂、すばらしいです!!
こんにちは。
やっちまいましたよ。二つの意味で。
成功と失敗、両方あった山旅でした。
自力で下山したんだから。と言われ楽な気持ちになりましたが、
標高差であと、50m下っていたら、復帰できなかったと思います。
でも、だいたい皆さん、やっているみたいですね。道迷い。
基本9割単独なので、慎重にやっているつもりですが、
なにがあるか分からないものです。
しかし、積雪期槍登頂の達成感は、たまらんですよ。
翌日の仕事は死んでいましたけどね。(笑)
seizanryoさん、是非、来シーズン!
私もヒヤリとした経験は今思い返しても4回はありますね(まさに遭難しかけ、運がよかったとしか思えないケースです)。笑
よくわかんないですけど、その時の時間と体力と判断なんでしょうね〜。
なにはともあれ一人の中で完結されてさすがです
私もGW前半は槍に行きたかったんです。
状況は厳しかったようですが、北鎌もかいま見れたようで、いいなぁ
(コメント書いて気づきましたが、私が登りたい理由は北鎌を見たいからみたいです。笑)
雪氷の穂先、レコで読んでいるだけで厳しさが伝わります。
自分のときはまだ易しかったほうなのかな。noboさんのリードもあったし。
登頂おめでとうございます!
翌日、晴れ、プランBをしたためていたとはさすがです。
槍にもう1回登った方が、よりMだったかも?笑
遭難手前事件。冷静さを取り戻せなかったら…と思うと怖いです。
とにかく無事で良かったです。
ソロということをわきまえて行動されているmakasioさんだとは思いますが、これを糧に安全さを上積みしより楽しい山行に臨まれて下さい!
tamaoさん、返信遅れました。ごめんね。
実は鹿島槍ヶ岳に行っていました。
今、帰ってきたところです。
遭難一歩手前事件から10日余り、また俺は北アに。
tamaoさんも俺も単独で、がっつりやる方なので、
お互い気をつけましょうね。
ただ、単独はあぶないと言われますが、
単独だから、慎重に冷静になれるということも
あると自分では感じています。
そうだ、北鎌先輩ですね。tamaoさん。
俺も今年こそ。(休みとれますように)
槍ヶ岳連続登頂。
それは弩МプランCでした。(笑)
無茶はいけませんね。
でも、行けると思ったから行きました。氷結の槍。
俺、槍では、なぜかいつも晴れない。
北鎌で来いということなのかな。槍の奴。
yokoさんも登頂、おめでとうございました。
最高の登頂でしたね、羨ましいよ。
遭難手前事件、この経験は忘れません。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する