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Yamareco

記録ID: 293945
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

皇海山(松木渓谷から庚申山縦走失敗)

2013年05月04日(土) 〜 2013年05月05日(日)
情報量の目安: S
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
15:10
距離
17.5km
登り
2,051m
下り
1,435m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
9:40銅親水公園-10:30みちくさ-12:00ウメコバ沢/休憩12:30-13:00三沢出合-15:40ニゴリ沢出合-17:30国境平
2日目
6:30国境平-9:50皇海山山頂-10:50不動沢コル-12:30皇海橋駐車場
天候 2日間晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
銅親水公園駐車場
コース状況/
危険箇所等
松木渓谷
・増水しています
・数日前に鹿が2頭、熊にやられたそうです
・落石注意

皇海山
・山頂付近まだ残雪が多いです
・国境平から登る場合は前爪のあるアイゼンとピッケルが必要です
・皇海橋から登る場合も軽アイゼン必要です
・皇海橋からは沢沿いの上部から残雪あります

鋸山
・不動沢のコル側から登る急斜面はまだ雪が沢山ついています

群馬側林道の状況
・追貝側の林道は残雪はありません
http://www.city.numata.gunma.jp/sukai/index.html

林道の状況は利根町振興局で電話で確認できます。
銅親水公園からスタートします
2013年05月04日 09:28撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
5/4 9:28
銅親水公園からスタートします
車の進入禁止ゲートを越えます
2013年05月04日 09:54撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 9:54
車の進入禁止ゲートを越えます
松木渓谷への入口
今日はいいお天気で良かった
2013年05月04日 10:05撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/4 10:05
松木渓谷への入口
今日はいいお天気で良かった
カラミ
銅などの産業廃棄物の堆積物が山となっています
2013年05月04日 10:20撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/4 10:20
カラミ
銅などの産業廃棄物の堆積物が山となっています
ここが緑豊かになることを願います
2013年05月04日 10:31撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/4 10:31
ここが緑豊かになることを願います
松木村の昔の様子
2013年05月06日 11:33撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/6 11:33
松木村の昔の様子
松木村の歴史
2013年05月06日 11:33撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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松木村の歴史
みちくさ
2013年05月04日 10:36撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 10:36
みちくさ
緑あふれる足尾山塊をみて見たいです
2013年05月04日 10:42撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
5/4 10:42
緑あふれる足尾山塊をみて見たいです
土砂崩れの上を何箇所も通ります
2013年05月04日 11:05撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/4 11:05
土砂崩れの上を何箇所も通ります
ここからは沢歩きです
2013年05月04日 12:03撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 12:03
ここからは沢歩きです
靴を履き替えるついでに休憩
2013年05月04日 12:18撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 12:18
靴を履き替えるついでに休憩
以前来たときと変わらず
あの岩は誰かが乗せたのか、それとも増水で乗ってしまったのか
2013年05月04日 12:46撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/4 12:46
以前来たときと変わらず
あの岩は誰かが乗せたのか、それとも増水で乗ってしまったのか
左岸を巻きます
2013年05月06日 11:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/6 11:47
左岸を巻きます
ロープと取っ手があります
2013年05月06日 11:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/6 11:47
ロープと取っ手があります
ようやく皇海山見えてきました
2013年05月06日 11:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/6 11:47
ようやく皇海山見えてきました
本格的な沢歩きをやってみたいです
2013年05月04日 13:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/4 13:47
本格的な沢歩きをやってみたいです
ここに来て、以前来たときよりも水位が50cm程上がっていることに気付きました
2013年05月04日 14:33撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 14:33
ここに来て、以前来たときよりも水位が50cm程上がっていることに気付きました
以前ウォータスライダーをして遊んだ場所
2013年05月06日 11:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/6 11:47
以前ウォータスライダーをして遊んだ場所
ウォータスライダーの上を行きます
2013年05月06日 11:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/6 11:47
ウォータスライダーの上を行きます
これは越えられないので左岸を巻きます
沢やさんは簡単に越えていくんでしょうね
2013年05月06日 11:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/6 11:47
これは越えられないので左岸を巻きます
沢やさんは簡単に越えていくんでしょうね
ナメ
2013年05月06日 11:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/6 11:47
ナメ
また皇海山
2013年05月04日 15:22撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/4 15:22
また皇海山
ニゴリ沢出合
2013年05月04日 15:38撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 15:38
ニゴリ沢出合
滝の左側の岩場を登りました
重いザックを背負ってると登るのが難しい
2013年05月04日 16:29撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 16:29
滝の左側の岩場を登りました
重いザックを背負ってると登るのが難しい
ここを登ったのは間違いでした
2013年05月06日 11:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/6 11:47
ここを登ったのは間違いでした
チョックストーン
2013年05月06日 11:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/6 11:47
チョックストーン
皇海山山頂まで標識はあります
2013年05月06日 11:48撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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皇海山山頂まで標識はあります
皇海山
2013年05月06日 11:48撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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皇海山
国境平
2013年05月06日 11:48撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/6 11:48
国境平
夜が明けると良いお天気
2013年05月06日 11:48撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/6 11:48
夜が明けると良いお天気
この時間が好きです
2013年05月05日 04:34撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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この時間が好きです
他には誰もいないのでゆっくり過ごせます
2013年05月06日 11:48撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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他には誰もいないのでゆっくり過ごせます
日の出
2013年05月05日 05:05撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/5 5:05
日の出
2日目
まず目指すは皇海山
2013年05月05日 06:40撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/5 6:40
2日目
まず目指すは皇海山
昨日歩いてきた松木渓谷
2013年05月05日 06:56撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/5 6:56
昨日歩いてきた松木渓谷
日光方面
2013年05月05日 06:57撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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日光方面
青空が気持ち良い
2013年05月06日 11:48撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/6 11:48
青空が気持ち良い
母が握ってくれたおにぎり
2013年05月05日 08:21撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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母が握ってくれたおにぎり
野菜も補給
2013年05月05日 08:33撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/5 8:33
野菜も補給
山頂付近
2013年05月06日 11:48撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/6 11:48
山頂付近
国境平が良く見えます
2013年05月05日 09:10撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/5 9:10
国境平が良く見えます
日光連山
2013年05月06日 11:48撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/6 11:48
日光連山
動物の足跡に着いて行くと踏み抜きます
2013年05月06日 11:48撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/6 11:48
動物の足跡に着いて行くと踏み抜きます
山頂付近
残雪は1mから2mくらいかな
2013年05月05日 09:41撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/5 9:41
山頂付近
残雪は1mから2mくらいかな
燧ケ岳
2013年05月05日 09:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/5 9:47
燧ケ岳
至仏山
2013年05月05日 09:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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至仏山
皇海山山頂にて
2013年05月06日 11:49撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/6 11:49
皇海山山頂にて
この先、鋸山から庚申山は断念
群馬側へ下山します
2013年05月06日 11:49撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/6 11:49
この先、鋸山から庚申山は断念
群馬側へ下山します
皇海橋駐車場
トイレ、登山ポストがあります
2013年05月06日 11:49撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/6 11:49
皇海橋駐車場
トイレ、登山ポストがあります
とても親切な方に出会い沼田駅まで送って頂きました
2013年05月06日 11:49撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/6 11:49
とても親切な方に出会い沼田駅まで送って頂きました
渡良瀬渓谷鉄道の間藤駅まで電車の旅です
2013年05月06日 11:49撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/6 11:49
渡良瀬渓谷鉄道の間藤駅まで電車の旅です
撮影機器:

感想

<縦走失敗に終わって>
何年か前、雑誌の記事に松木渓谷を使って皇海山を縦走するという特集が載っていました。
それを見て以来なんとか自分でも同じルートを使って縦走できないか考え、下見を行い準備をして縦走を実行しました。

最初に結論を言うと残雪期の登山を甘く見ていて、装備、技術、経験不足等で縦走を断念しエスケープルートで下山することになりました。

今回歩いたルートは山と高原地図では破線ルートになっています。
松木渓谷の沢歩き、皇海山の登り、鋸山から庚申山の稜線歩き。
工程は最低でも1泊2日、自分の体力を考えて2泊3日の計画を立てました。

沢歩きについては何度か渡渉を繰り返すもののたいしたことはありませんが、靴をどうするか悩みました。
重い縦走装備に沢靴もしくは地下足袋を追加するか、それとも踵を固定できるサンダルにするか。
色々考えた結果、ウールの靴下、30Lのゴミ袋、渓流ソックス、サンダルという変な足回りになってしまいましたが、快適に沢を歩くことが出来ました。
でもこれで沢登りは絶対に無理です。

国境平から皇海山へは思っていたより残雪が多く登るのが大変でした。
軽アイゼンとストックしか持って行かなかったので斜度が上がると足元が安定しませんでした。
前爪のあるアイゼン、ピッケルの必要性を実感させられました。
何とか皇海山山頂まで一歩ずつ足元を安定させながら登ることが出来ましたが、来た道を引き返す自信がありませんでした。

皇海山に登ると沢山の人が登ってきました。
こんな山奥でアクセスが悪く、山頂の見晴らしは良くないのに流石100名山なだけあります。
さっきまで丸一日人に会っていなかったので少しホッと出来て嬉しかったです。

皇海山から少し進むと鋸山が良く見えるポイントがあります。
これから進む鋸山の残雪の状況を見ると皇海山同様残雪が多く残っている感じでした。
しかもあそこの登りが結構キツイのは以前来たときに確認済みです。
この残雪を見て鋸山に登るのは危険と判断しました。

でも、先に進まないとするとどうするか、引き返すかエスケープルートとして考えていた群馬側に下りるかしかありません。
皇海山を上り返して来た道を引き返そうか考えましたが国境平へ下りるのも滑落する可能性が高く危険だと思いました。
結局一番使いたくなかった皇海橋へのエスケープルートで下山することになりました。

皇海橋へ下りると当然何かしらの手段を使って足尾まで戻らなくてはいけません。
皇海橋で下山してきた登山者に事情を説明し公共交通機関のあるところまで送ってもらえないか声を掛けました。

10人くらいの方に声を掛けて話を聞くと、根利側からの林道がまだ開通していないということが分かりました。
とすると林道は追貝側しかなく、追貝へ抜けるということは沼田へ行って関越に乗る人が殆どで、自分の行きたい方の桐生方面へ抜ける人は誰一人居ませんでした。
このエスケープルートは一応頭には入れていたものの使うつもりは無かったので、林道の状況を確認していませんでした。
もし林道がどちらも開通していなかったら、もし群馬側から登る登山者がいなかったら...
あの林道を一人で何時間もかけて歩いて町まで行かなければなりませんでした。

出会ったみなさんはとても親切で、沼田方面なら送ってあげるよと言ってくれます。
とても親切な人に沼田駅まで送ってもらい電車で渡良瀬渓谷鉄道の間藤駅までたどり着くことが出来ました。

送って頂いた方、無事に家に帰ることが出来ました。
ご迷惑をお掛けしました。
どうもありがとうございました。


今回は反省の多い山行となりましたが、色々と考えることが出来ました。
この縦走路いつか必ず成功させられるように改めて計画を立て直そうと思います。

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