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Yamareco

記録ID: 295996
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

恵那山 (花桃と残雪と展望の広河原ルート)

2013年05月04日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:56
距離
13.9km
登り
1,446m
下り
1,447m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

広河原臨時P 7:26−7:56 広河原登山口 −9:14 P1716付近 −11:10 P2071付近 −11:34 恵那山(三角点)11:40−11:47 避難小屋 12:37−13:00 最高点 13:08−13:12 避難小屋 13:24−13:32 恵那山(三角点) −13:52 P2071付近 14:00−15:23 P1716付近 15:33−16:40 広河原登山口 −17:10 広河原臨時P
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2013年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
広河原臨時P:園原ICより約6km。約20台駐車可。無料。簡易トイレあり。
園原ICは名古屋方面からのみ利用可のハーフインターなので注意。
コース状況/
危険箇所等
コースはよく踏まれており、保守もされている模様。
中程から残雪あり。
頂上稜線は、オオシラビソの樹林の中、全面雪上歩行。テープ多数あり。

山麓の月川温泉付近は、花桃が丁度満開を迎えており、見応えあり。
【花桃の誘惑にもめげず】
一路登山口を目指す。
3
【花桃の誘惑にもめげず】
一路登山口を目指す。
【勢揃い】
一足遅く駐車場手前の路肩に駐車する。
1
【勢揃い】
一足遅く駐車場手前の路肩に駐車する。
【標識がいっぱい】
一番左のに一票。
2
【標識がいっぱい】
一番左のに一票。
【かなり増えてる】
以前来た時は数株だけだった。
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【かなり増えてる】
以前来た時は数株だけだった。
【神坂ルートが長い】
カラマツ林の向こうに見えるのは神坂ルートだ。長そう。
3
【神坂ルートが長い】
カラマツ林の向こうに見えるのは神坂ルートだ。長そう。
【名物雪上ルート】
このルートのハイライトが見えてきた。
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【名物雪上ルート】
このルートのハイライトが見えてきた。
【まずは御嶽】
裸の木の間から、真っ白な御嶽が透けて見える。
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【まずは御嶽】
裸の木の間から、真っ白な御嶽が透けて見える。
【北には中央アルプス】
期間限定の眺望コースだ。振り返っている時間の方が長い。
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【北には中央アルプス】
期間限定の眺望コースだ。振り返っている時間の方が長い。
【東には南アルプス】
逆光気味だが、肉眼でははっきり見える。あれが塩見だな。とすると…。
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【東には南アルプス】
逆光気味だが、肉眼でははっきり見える。あれが塩見だな。とすると…。
【恵那山らしいなあ】
恵那山はオオシラビソの衣を纏った雪山だ。
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【恵那山らしいなあ】
恵那山はオオシラビソの衣を纏った雪山だ。
【手前には富士見台】
笹原の富士見台と真っ白な中アの対比か面白い。
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【手前には富士見台】
笹原の富士見台と真っ白な中アの対比か面白い。
【ハッキリしてきた】
高く上がるにつれ遠くの山がはっきり見えてきた。雲も出始めた。
2
【ハッキリしてきた】
高く上がるにつれ遠くの山がはっきり見えてきた。雲も出始めた。
【南は大川入山か】
優美な山容の気になる山だ。
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【南は大川入山か】
優美な山容の気になる山だ。
【立派なトイレの脇】
トイレの脇にあった案内図。あちこちにあった社には名前が付いていたんだ。
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【立派なトイレの脇】
トイレの脇にあった案内図。あちこちにあった社には名前が付いていたんだ。
【ここで食事だ】
避難小屋も立派だ。よく手入れされている。
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【ここで食事だ】
避難小屋も立派だ。よく手入れされている。
【雪の上の下山は快適】
アルプスは、残念ながら曇ってきてしまいハッキリしない。
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【雪の上の下山は快適】
アルプスは、残念ながら曇ってきてしまいハッキリしない。
【もうあそこまで】
滑りながら下ると雪の散歩道はあっという間だ。もう少し休もう。
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【もうあそこまで】
滑りながら下ると雪の散歩道はあっという間だ。もう少し休もう。
【味のある道標】
山頂の銘板じゃないよ。よく見ると、右側が尖っている。
2
【味のある道標】
山頂の銘板じゃないよ。よく見ると、右側が尖っている。
【カラマツすだれ】
神坂ルートの凹凸がチャートになってる。
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【カラマツすだれ】
神坂ルートの凹凸がチャートになってる。
【登山口の橋】
ぽつりぽつりと来た。何とか持ったようだ。
2
【登山口の橋】
ぽつりぽつりと来た。何とか持ったようだ。
【駐車場前のゲート】
駐車地に到着。このゲートは、いつか開くことはあるのだろうか。
2
【駐車場前のゲート】
駐車地に到着。このゲートは、いつか開くことはあるのだろうか。
【靴洗うのに丁度いい】
駐車地手前の流れ。小滝状で洗いやすい。タワシの出番だ。
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【靴洗うのに丁度いい】
駐車地手前の流れ。小滝状で洗いやすい。タワシの出番だ。
【意外と距離があった】
林道もあるしね。
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【意外と距離があった】
林道もあるしね。
【ちょっと寄り道】
月川温泉はすっぽり花桃に囲まれていた。
4
【ちょっと寄り道】
月川温泉はすっぽり花桃に囲まれていた。

感想

5月の連休になると思い出す恵那山。
園原インターを降りると見えてくる花桃。
これでもかというばかりの花桃攻撃に、眠気も吹っ飛び、しっかり目が覚める。
中、南のアルプス展望が続く残雪の斜面では、いくら休んでも飽きがこない。
晴天予報に誘われ、そんな情景をふと頭に思い浮かべたら、もうだめだ。
今年も行ってこよう。

園原ICを降り、登山口に向かう。
すぐに花桃の歓迎を受ける。
まだ車は少ない。
しかし、道端には駐禁コーンが並び、車を駐められない。
日中には、恐らく花桃以上の人と車で溢れかえるのだろう。
車をゆっくり進めながら、車中からの花桃鑑賞とする。
花桃の里を過ぎると、目的が登山だったということを思い出した。
さあ、駐車地まで急ごう。

ゲート前には、ズラリと車が勢揃いしていた。
少し戻り、路肩に駐める。
ひんやりした空気を吸って、いざ出発。

林道を30分ほど歩いていくと、登山口に着いた。
河原におり、丸太橋を渡る。
側には、徒渉するなの標識がある。
以前、ここで徒渉中に流されるという遭難があったようだ。

対岸に渡ると、ここからいきなりの急登だ。
やがて、カラマツ林が現れ、神坂ルートの尾根が見えてくる。
道が尾根上に変わり、しばらくすると、イワウチワの群落が現れた。
以前より増えていて嬉しくなる。
イワウチワを愛でながら、ここで初めての休憩を取る。

傾斜が緩やかになると、P1716らしき所に着く。
標識をうっかり見落としたようで、そまのまま休憩無しで進む。
国土地理院の25000分の一の地図にある1716標高点はどうも怪しい。
等高線からみて明らかにおかしいと思われる。

やがて、ところどころに雪が出てきた。
見晴らしのいい笹の上の残雪の上で休憩する。
天気がいいので、残雪があるとつい休憩したくなってしまう。
数人に追い着かれるが、誰も休憩しようとしない。

いよいよ残雪の尾根歩きにかかる。
今年もほどよい残り具合だ。
雪の上を登っていると、次第に遠くが見渡せるようになってきた。
こうなると、振り返り振り返り、休み休みだ。
間近には、雪の御嶽が綺麗に見える。
正面には、中央アルプスの峰々が重なっている。
右には、南アルプスが長々と続いているのが見える。
逆光気味の中、目を凝らすと、白く高い峰々が判別できた。
塩見岳を見つけ、それから左右に辿っていく。
左には、白根三山、仙丈。
右には、荒川三山、赤石、聖が大きい。
残念ながら、写真にははっきり写っていなかった。
目でははっきり確認出来たのだが。
帰りに、また、ここでのんびりすることにして、登りにかかる。

オオシラビソの樹林の中に入ると、下には雪がびっしり詰まっている。
山頂まで延々と樹林の中の雪上歩行が続く。
地面がかさ上げされているので、閉塞感はあまりない。
木々の間から、時折展望も開ける。
黒井沢ルートへの尾根の分岐を過ぎると、傾斜が緩くなる。
長い山頂の稜線を辿ると、ようやく展望台のある広場に着く。
ここが三角点のある山頂だ。
山銘板がないと、うっかり通り過ぎてしまうほど平坦な山頂だ。
三角点は雪の下だった。

避難小屋は、山頂からすぐだった。
最初に目に入るのは、小屋と見紛うほど立派なトイレだ。
小屋は、そのすぐ上にあった。
小屋の前は広場になっており、ゆっくりくつろげる。
昼食後、空身で最高点付近を散策する。
展望を楽しんだあと、小屋に戻り、下山に取りかかる。

帰りは、かの雪上展望地で心ゆくまで休憩する。
ここで、ほとんどの人に追い抜かれ、最後の人になってしまった。
やや雲行きが怪しくなってきたのを見て、下山を決意する。
登山口に着いたら、ぽつりぽつりと来た。
降るかなと思ったら、すぐに止んでしまった。
帰りは、人の少なくなった花桃の里で、じっくり花桃を見ることができた。

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