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Yamareco

記録ID: 2966608
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

磐梯山♪櫛ヶ峰登頂と東尾根降下

2021年02月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:11
距離
13.2km
登り
1,237m
下り
1,221m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:35
休憩
1:36
合計
7:11
距離 13.2km 登り 1,237m 下り 1,237m
7:05
52
裏磐梯スキー場・登山者用駐車場
7:57
8:13
27
8:40
8:47
22
9:09
9:25
16
9:41
9:42
9
9:51
9:52
6
9:58
6
10:04
10:12
22
10:34
11:19
82
12:41
12:42
59
13:41
9
13:50
13:51
25
14:16
裏磐梯スキー場・登山者用駐車場
過去天気図(気象庁) 2021年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
■櫛ヶ峰・・・基本ガレ場で脆いので、雪が着いている積雪期に登りました。ただ7:3で岩と氷雪のミックス、どの季節も滑落リスクがあると言うことですね。慎重に下れば慣れている人は大丈夫だと思いますが、尾根北側は切れ落ちており、勢い余ってここから落ちたら命の保障はありません。尾根南側もしかり...
■磐梯山東尾根・・・ここもバリエーションルートです。以前、登りで使った時に、下るのはリスキーだな...と感じたのを思い出して、今回下ることにしました。斜度が強い所は、ハシゴを降りるように背中を向けて、ピッケルとアイゼンで保持しながら下りました。よほどの事がない限り、尾根の北側に落ちることはないと思いますが、南側に滑落した場合でも、止められなかったら大変なことになります。下りのアイゼンワークが試されるルートです。また後半は気温が上がり、よくアイゼンが雪ダンゴ状態になりました。際どい箇所は、その都度、アイゼンの状態をチェックしながら下る必要があります。
その他周辺情報 休暇村裏磐梯:日帰り温泉800円(露天風呂あり)
フルムーンを吾妻連峰に見送ります
2021年02月28日 05:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/28 5:56
フルムーンを吾妻連峰に見送ります
東には日輪、背後にいた鬼もいなくなったようです
2021年02月28日 06:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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東には日輪、背後にいた鬼もいなくなったようです
裏磐梯スキー場から出発
2021年02月28日 07:06撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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裏磐梯スキー場から出発
往路は無意識にゲレンデ端を歩いてしまいました...
2021年02月28日 07:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/28 7:08
往路は無意識にゲレンデ端を歩いてしまいました...
小ぶりなイエローフォール
2021年02月28日 07:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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小ぶりなイエローフォール
標高を上げると展望も広がります。西吾妻にまだスノモンはいるだろうか?
2021年02月28日 08:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/28 8:30
標高を上げると展望も広がります。西吾妻にまだスノモンはいるだろうか?
飯豊やら桧原湖やら
2021年02月28日 08:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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飯豊やら桧原湖やら
分岐点からの磐梯山
2021年02月28日 08:35撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/28 8:35
分岐点からの磐梯山
マイ未踏峰だからか、櫛ヶ峰が険しく見えます
2021年02月28日 08:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/28 8:46
マイ未踏峰だからか、櫛ヶ峰が険しく見えます
櫛ヶ峰の登り
2021年02月28日 08:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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櫛ヶ峰の登り
櫛ヶ峰には気象庁の機器があります
2021年02月28日 09:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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櫛ヶ峰には気象庁の機器があります
絶景と共に
2021年02月28日 09:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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絶景と共に
ここからの磐梯山、この景色が見たかった!
2021年02月28日 09:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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ここからの磐梯山、この景色が見たかった!
分岐点まで戻り、磐梯山への登り、ここは弘法清水です。
2021年02月28日 10:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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分岐点まで戻り、磐梯山への登り、ここは弘法清水です。
雪が締まって登りやすい
2021年02月28日 10:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/28 10:28
雪が締まって登りやすい
山頂でテレビの収録やってました
2021年02月28日 10:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/28 10:38
山頂でテレビの収録やってました
飯豊が近い
2021年02月28日 10:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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飯豊が近い
山頂付近もさほど人はおらず
2021年02月28日 10:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/28 10:38
山頂付近もさほど人はおらず
これだけ視界があると猪苗代湖が狭く感じます
2021年02月28日 10:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/28 10:41
これだけ視界があると猪苗代湖が狭く感じます
セルフタイマーで笑顔を作るのは淋しいかも
2021年02月28日 11:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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セルフタイマーで笑顔を作るのは淋しいかも
さて東尾根へ向かいます
2021年02月28日 11:22撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/28 11:22
さて東尾根へ向かいます
東尾根を登ってくる人達あり
2021年02月28日 11:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/28 11:27
東尾根を登ってくる人達あり
スライドしました。最後の登りガンバって!
2021年02月28日 11:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/28 11:30
スライドしました。最後の登りガンバって!
さて本格的な下り、気をつけて行きます
2021年02月28日 11:35撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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さて本格的な下り、気をつけて行きます
こう見えてもかなり急
2021年02月28日 11:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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こう見えてもかなり急
でも猪苗代湖を望みながらの下山は気持ちいいです
2021年02月28日 11:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/28 11:53
でも猪苗代湖を望みながらの下山は気持ちいいです
振り向くとこんな感じ、トレースなかったらもっとキレイだろうな
2021年02月28日 12:00撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/28 12:00
振り向くとこんな感じ、トレースなかったらもっとキレイだろうな
沼の平と櫛ヶ峰
2021年02月28日 12:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/28 12:02
沼の平と櫛ヶ峰
沼の平に降り立って横断します
2021年02月28日 12:08撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/28 12:08
沼の平に降り立って横断します
気温があがると困るのがアイゼンの雪ダンゴ、こんな感じです
2021年02月28日 12:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/28 12:14
気温があがると困るのがアイゼンの雪ダンゴ、こんな感じです
時は流れ、ここは銅沼の上です
2021年02月28日 13:38撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/28 13:38
時は流れ、ここは銅沼の上です
銅沼の観光看板
2021年02月28日 13:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/28 13:42
銅沼の観光看板
雪がないとこんな感じです
2021年02月28日 13:43撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/28 13:43
雪がないとこんな感じです
ゲレンデトップからはゲレンデ脇の樹林帯を下ります
2021年02月28日 13:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/28 13:56
ゲレンデトップからはゲレンデ脇の樹林帯を下ります
下山完了
2021年02月28日 14:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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下山完了
桧原湖湖畔に近い休暇村裏磐梯へ
2021年02月28日 14:54撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/28 14:54
桧原湖湖畔に近い休暇村裏磐梯へ
新しくとても快適でした。露天風呂もあるし、ロビーからはこのビュー
2021年02月28日 15:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/28 15:34
新しくとても快適でした。露天風呂もあるし、ロビーからはこのビュー
磐梯山、噴火しなければこんな感じかな?少なくとも東北最高峰だったろうに
2021年02月28日 15:36撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/28 15:36
磐梯山、噴火しなければこんな感じかな?少なくとも東北最高峰だったろうに
ちょっと桧原湖へ!湖面に張っているテントは極地の雰囲気を味わえます
2021年02月28日 15:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/28 15:52
ちょっと桧原湖へ!湖面に張っているテントは極地の雰囲気を味わえます
自分の荷物はソリで運ぶ?スノーモービル頼むと高いから自力なのかな?ワカサギ釣り事情は詳しくないです
2021年02月28日 15:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/28 15:59
自分の荷物はソリで運ぶ?スノーモービル頼むと高いから自力なのかな?ワカサギ釣り事情は詳しくないです
磐梯山が近い裏磐梯、とても良い所です
2021年02月28日 16:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/28 16:10
磐梯山が近い裏磐梯、とても良い所です
復路では、満月から一日欠けたなんちゃって満月が昇ってきました。自分と向き合えた一日でした
2021年02月28日 18:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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2/28 18:55
復路では、満月から一日欠けたなんちゃって満月が昇ってきました。自分と向き合えた一日でした

感想

久しぶりにキッチリと活動日記(レコ)を書きます。今日はソロ、誰も疑わない快晴予報の日、往路でマイバースディフルムーンを吾妻連峰に見送って、道の駅つちゆで御来光を拝みました。裏磐梯に抜けると、道路の温度表示がマイナス17℃、なかなか冷えてます。

裏磐梯スキー場から登り始めると、駐車場で隣だった女性が少し前を歩いてました。どのタイミングで抜こうかと考えていたら、ペースがほぼ同じ、いや向こうが速いかも?彼女が休憩するタイミングで道を譲って貰いました。かなり慣れてそうだったので、櫛ヶ峰に登った事があるか訊いたら、櫛ヶ峰経験者でした。今日一番の不安材料である櫛ヶ峰ルートの情報を生で聴くことができました。その後、彼女とはイエローフォール、櫛ヶ峰分岐、磐梯山山頂と4度会うことになります。

やや小さめのイエローフォールに立ち寄り、櫛ヶ峰分岐から櫛ヶ峰を目指します。雪があまり着いてない!これなら無積雪期に登るのとあまり変わりません。登り続けると程なく山頂に到着、気象庁の機器が設置されており、ここからの磐梯山ビューは圧巻でした。この風景が見たかったんです。さて課題の櫛ヶ峰下山、間違っても勢い余って尾根北側に落ちないように注意を払い、無事分岐まで戻りました。スキル的に難しくありません。ただ滑落した時は生死にかかわります。

弘法清水経由で磐梯山山頂へ!雪が締まって登りやすく、櫛ヶ峰分岐からすぐに着きます。なんかテレビ局の収録やってます。何やら4/26放送らしいのですが、どこの局かはわかりません。カップ麺を食べながら、山頂からの360°ビューをずっと楽しみました。関西系東京人の2人連れにカメラを頼まれて、東京人3人連れにもカメラを頼まれて、楽しい会話ができました。

今日のチャレンジ2、東尾根の降下です。山頂直下の斜度もキツく、うっかり滑落、3メートルくらいで止められました。前向き下山で突然雪面がクラストしており、アイゼンが刺さらず...。油断してました。ここからは一歩一歩確認しながら下山、ピッケルとアイゼンワークの実地練習です。東尾根では登って来る数人とスライド、皆ヘルメットを被っていました。近年、日本アルプスに限らず、以前ヘルメットを被らないようなルートでも、被るようになってます。そんな変化に追尾することも必要かもしれません。

東尾根を終えて、沼の平を横断です。この絶景、誰もいません。多少沈みますが、それほどでもないので、今日はオールアイゼンで歩きました。櫛ヶ峰分岐に戻ると、さっきのテレビ取材班がドローンを飛ばしていました。ここからの下りは締まった雪、アイゼンを効かすために強い着地をずっと続けたので、ちょっと膝に違和感、それからはスピードを抑えました。イエローフォールから銅沼へはルートファインディングの練習、グダクダです。遠回りしてしまい、最短ルートからほど遠い!まだまだ地形を読めてません。でもこの辺はあまり高低差がないから難しいな...言い訳です。ゲレンデトップからはゲレンデ脇の樹林帯を通って下山完了、ここのスキー場は、登山者がゲレンデを歩くのを強く禁止しています。

朝は低温だったのに、昼は無風で気温が上がり汗だく、休暇村裏磐梯で汗を流しました。人も少なく露天風呂は貸切状態、ロビーからは磐梯山が見事に望めます。まだ明るいので、ちょっと桧原湖のワカサギ釣りを見学、氷上に張ったテント群を見ていると、極地のような雰囲気を味わえます。山中とはまた違った非日常感です。帰路では、朝に見送った満月が、少し欠けて昇って来ました。当たり前だけど、自分がいてもいなくても、宇宙は法則通りに動いているんだなー!遠く文明が発達した星へ行けば、人間の存在理由を教えてくれるだろうか?そんな自分と向き合った一日でした。



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