富士山 水ヶ塚公園~宝永山周回


- GPS
- 09:12
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,340m
- 下り
- 1,339m
コースタイム
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 9:12
天候 | 晴れ 6合目森林限界から上は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の降雪のため6合目付近で30cm程度の積雪 宝永山の登りは強風のためウィンドクラストをラッセルで疲れました。 雪山ハイキングの状況ではありませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
富士山は見る山、冬はとてもじゃないが春先スキー目的ならばまだしも、登る山ではないと思っていたが、今回の様に新雪直後の富士山は頂上まで行けなくても登り甲斐があった。
新雪直後なのでもっと登山者がいると思っていたが、水ケ塚の駐車場はがら空きで登山者もまばらだ。出だしは穏やかな小春日和の様相であるが、1.5合目辺りから降雪が徐々に増えだし、2.5合目からは昨日の新雪が20cm程度といったところだが先行者のトレースがあるため助かる。森林限界手前ですれ違った方からこの先森林限界を超えると強風ですとアドバイスを受け、ここでアイゼン、アウター、ゴーグル、バラクラバと完全装備で森林限界を超える。猛烈な西風に若干怯むがトレースが続いていたので耐風姿勢をとりながらとりあえず前進する。先行者は宝永火山の分岐で引き返しておりこの先はトレースがない。ここで8合目までの計画はあきらめ宝永山に行先を変更。宝永山鞍部までのトラバースがウインドスラブ気味の斜面のため慎重に下る。ここまで来たのは私の他は単独者1名+4人パーティー1組であったが、4名パーティーは鞍部で引返し、宝永山へは私を含め2名だけとなる。鞍部からは、私は稜線ルートを選び、もう一人(Aさん)は夏道(谷底部)を進が、ここはAさんルートが正解で風が弱かったよだ。稜線ルートはラッセルがないと思い選択したのだが、昨日の積雪がウインドクラストしており20cm程度埋没するために酷く体力を消耗、そして25m/S前後の強風でしばし立ち止まった。スノーシューでもなんとか対応できる斜面だとは思うが、強風下だと少し怖い気がする。(風がなければスキーでも斜行で登れる程度)体力的な事もあるが、宝永頂上にはA氏が先に到達していた。
当初下りは大砂走りを経由して戻る予定であったが、ノートレースは下りと言えどもラッセルが厳しいと思いトラバックを決めていたが、A氏が大砂走りを下り様子を見て予定を再度変更する。宝永の外輪から大砂走り側に降りると今までの強風が収まり、穏やかな小春日和の天候に激変する。宝永山の外輪山からの下り際が若干ウインドスラブ気味であり緊張する。昨日の降雪20〜30cm程度も付着が結構いい感じで雪崩のリスクも少なくそうに見えるが、誘発雪崩を起こさないように慎重にそしてA氏と十分な離隔をとって下る。
気分より大砂走りをトラバース気味に下降し、到着の目途も立った時点で休憩しよう(アイゼンを外す予定で)と足元を見ると左のアイゼンが無いことに気が付く。積雪が深い状態ではアイゼンが緩み易く注意していたのだが、まさか現実に起こるとはとガックリであったが、50m程戻った箇所で発見でき助かる。
御殿場登山口から大砂走りのコースは広大な天然スキー場の様な斜面が8合目付近まで伸びているが、この日はスキー登山者もほとんどいなかった。上部はかなり急傾斜となるが、見た目には雪崩の危険性も少なく見える。(上越の山とちがいデブリはない)吉田口、富士宮口から登り頂上から過去に一度ずつ滑走したが、今度は是非御殿場口からのスキー滑走をしたいが連続した斜面を期待するならば3月が限度かと思うが、その場合滑り出しは8合目が限度だ。(それより上部はアイスバーンの状況次第)
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